『不思議の国のアリス』作者、ルイス・キャロルの時代って、気が遠くなる程に昔の事だと感じてたのに。ウィリアム・モリスの友人の写真がルイス・キャロル撮影で残っているのよぉう!!ウィリアム・モリスに関しては、スタイリッシュなデザインを確立させた御仁としての認識であり、そりゃぁ昔の人だけど『今につながる時代のまとまりの最初のあたり』・・・ってイメージ。(「時代のまとまり感覚、大雑把やね」ってツッコミ入れてくれた人。お友達になって下さい。)そりゃぁ改めて年号を意識すりゃあ、同時代だってわかるんだけどさぁ。よくよく考えてみりゃぁ、ルイス・キャロルは現存する記録写真の作者として名前が残っている最初のあたりの人で・・・と、言う事はやっぱ、『今につながる時代のまとまりの最初のあたり』の人・・・。ふ〜む。なんかさ、デザインが意識的になされてて、それが職業的になりたっているってすっごく現代的じゃない?ウィリアム・モリスって、約200年(商業的活動で区切れば、170年位昔。30年違えば、結構違うんだろうけど・・・このあたりが時代のまとまり感覚・大雑把、って事で。笑)も前の人なのに感覚というか、その意識がすんごく現代的。それがとがって訳じゃないのに、『今』を行く最先端な感じ。ルイス・キャロルは・・・彼が生きてる時代の最先端って感じかなぁ。今、古い感じがする訳じゃないんだけど・・・。でも『今』な感じではなくって・・・。写真といえば、もちろん、ジョージア・オキーフのショッキングな写真を撮影したアルフレッド・スティーグリッツ。アルフレッド・スティーグリッツも『今につながる時代のまとまりの最初のあたり』・・・って感じ。ルイス・キャロルに対する感覚を改めなくては。『不思議の国のアリス』のお話自体は『今につながる時代のまとまりの最初のあたり』的感覚なんですけどね。作家と作者はキチンと認識されているのに、それぞれに対するイメージに時代誤差があるなんて。イメージって不思議。
そういえば。ふと『不思議の国のアリス』ごっこ、と、思い付きましたが・・・結構、複雑なごっこ遊びかも。ウサギ役の方に、時計を貰わなくちゃ。『不思議の国のアリス』劇をするとなると大変だろうね(笑)。
ともあれ。
偉大なる先人方に敬意を表して。プライバシーと表現に伴い派生する切り分けられた各種概念に対する認識を持って。