しばらく前突如、鯛アラ煮が食べたくなり、鯛アラ探して三千里。近辺のスーパーさがし回ったけれど、時間的タイミングがずれてた模様でありつけませんでした。本日、某スーパーにて「そういや前、魚のアラがでるのは、今位の時間だって聞いたな」と思い出し、魚コーナーへ一目散。無事、鯛アラを発見。帰宅して早速、シッカリと煮させて頂きましたがアナタ、鱗取りがターイヘン。丸ごと1匹なら、鱗取り器を使いますが、アラですから。分断されてますから。パーツパーツに。鱗取り器を使うのも中途半端な面積で。食事用ナイフなんかも使ってみたが、手で剥がす方が勝手良く。たかが切り身の数片だし、手での鱗剥がしに精を出してみました。作業中は実際、それを済まさんと調理に入れん事も解っているし、以前、鱗をとらないまま煮込んですこぶる食すに都合が悪かった、ニッガ〜イ想い出があるものだから、コツコツと鱗を剥がさせて頂きました。ついでに春雨ぶち込んで、鯛のほお肉だとか、顎肉だとか、エラ辺り肉だとか(専門用語でこんな呼び方してないと思う、笑)と一緒にウマウマいただき、一息つけば。右人さし指爪、ほんのり痛いです。鱗剥がしで大活躍しましたから、右人さし指爪。シクシクシク。
美味いものが人の口に入るには。
栗の外皮剥きしかり、コツコツ、地道な作業を黙々こなす、食材に感謝すべき行程が含まれておるのですなぁ。