基本的に犬は癒してくれるモノですが。
帰宅時、たまに合う犬と相性が良いみたい。初めて合った時から不思議で。あご下をなでていると、空気の固まりのようなものを身体の内部に感じたかと思うと、それが「ふわぁ」と身体に広がり身体が軽くなるような感覚があった。
今日で会ったのは3回目。
3回目の今日は彼の犬はご機嫌斜めっぽく、愛想は良くなかったけど、それでも私はその犬と見つめ合った目をそらせなかった。直に立ち去ったのだが、ちょっと歩くとまるで締付けられていたかのような身体中の細胞が少しやんわりとゆるんでいく感覚に気付き、まだもう少し彼の犬と対面したいという想いが再び足を現場に戻した。かといって彼の犬は機嫌が戻っている訳でもなく、ただジッとお互いに見つめ合うばかり。飼い主のおじさんに「この子どこ生まれ?すっごく気になる」なんて尋ねてしまうほどの、彼の犬からの私の癒され様ときたら。いや、アタシは生命の縁をやたら感じるタイプですが、現実生活に於いてそういう感覚を盲信した行動をとっていたら、ロクな事にならないと判断できる程度には理性的。そうして実際のところは最近、常に今現在を一番信用している。それでも。彼の犬と会うと、アタシの中にはアタシに語りかける誰かがいたり、もしくは前世や未来世というモノがあるののかもなどと・・・・・・そうして。
アンタ、誰?
================
からまれ癖のあるアタシ。
なんでわざわざ電話してくんですか?本当に謎。マジ、勘弁して下さい。