[138] - 投稿者:攝津之守立派の助
投稿者:摂津守立派之助 (再録)
拙者は今まで何杯のラーメンを食して来たのか、想像も出来ないが、その中で一番美味かったラーメンの思い出を今日は記そう。 もう三十年ほど前の話だが、福井県のJR敦賀駅(当時国鉄)に夜だけ出る屋台のラーメン屋があった。 拙者は友人と4人で小浜線にある美浜と言うところで3泊4日のキャンプに行っていたが、 ラジオで台風が来るとのニュースがあり、急遽、夜にテントを引き払い帰宅する事になった。キャンプのことで2日間ほど美味い物も 食していなかった上、晩飯も食していなかった。小浜線に乗り敦賀駅に着いた処、駅前に 屋号も分からぬ屋台のラーメン屋があったので4人で、その屋台のラーメンを食した処、その美味なる事は最高であった。今でも4人が集まるとその時のラーメンの話が出るくらいである。 結局本当に美味いラーメンとは、粗食を続け 腹ぺこの時に食物を食したときこそ、美味なるラーメンとなると言う事なのだろう。 アフガニスタンでは飢餓に苦しむ人々があふれているとのこと、我々は飽食になれ美味なるラーメンを求め贅沢な事を言ってはいるが 一杯のラーメンでもをアフガニスタンの人々に食べさせて上げることが出来たら、どんなに喜ばれるだろうか。 何年か前に敦賀駅に立ち寄ったが屋台どころか、駅前の風景は昔日の面影は全くなく、 新しい敦賀駅に生まれ変わっていた。 立派之助
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2013年05月08日 (水) 22時08分 )
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