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ヒッピーの末裔の宴その2
[635] Fairy2004年11月07日 (日) 07時41分[ Mail ] [ HOME ]

スウェーデンのチーズ食べたいですんにゃ〜。ヨーロッパは物価が高くて食べ物がアジアに比べると乏しいイメージがあるのですが、サンドイッチがありましたか!私も幸せになりたいです。しかし北欧は物価が高すぎるぞっ!私の経験したヨーロッパでの食の真髄の一つはギリシャのオレンジです。アテネにあるごく一般的なサンドイッチスタンドで飲んだオレンジジュースの味は一生忘れられない。その場でオレンジを絞ってくれるのですが、あんなに美味しいオレンジは生まれて初めて。あのオレンジジュースが毎日飲めたら私は幸せです。あと酒を飲まないので、中東なんかも好きですにゃん。
さて、日本の天国にしてはちょっと寒い礼文島の話の続きです(^_^;)。礼文島はハイシーズンには新聞を見ても毎週のように旅行会社の格安ツアーが出ています。夏場には観光バスが交通渋滞起こしています(これは知床も同じかな?)。観光のウリは高地でもないのに緯度が高いのでレブンウスユキソウ(エーデルワイスの一種)をはじめとする高山植物が見られるのです。サロベツ原野とかそういうところでも少し見ることが出来ます。
桃岩荘の名物の一つに8時間コースというのがあります。島を縦断するツアーです。宿泊客同士が集まってグループを作り8時間かけて島の端から端まで歩きます。観光バスなどで行かないような山の中や海岸を歩いたりするので参加する価値はありそうです。私が参加したときは途中の海岸にあるみやげ物屋にてジュースの見ながら昆布をしゃぶったりしたので12時間ぐらいかかったように記憶しています。行ったのが9月だったので、レブンウスユキソウはドライフラワーのようになっていました。このツアーに参加して彼女が出来るとも思いませんが、全く年もバックボーンも異なる友達は出来るようで帰ってきた後も同行者と何度か集まって飲みに行きました。
さて、いよいよタイトルにつけたヒッピーが登場です。ここまで随分引き伸ばしたなあ。私は桃岩荘でヒッピーの末裔を見ました。ヒッピーというと1960年代から70年代にかけて世界中を放浪して、禅だとか宗教の探究をして愛と平和を主張し、イビザみたいなところへ行って麻薬やって集団生活していた人たちです。それこそ(私にとっ読む気も起こらない)村上龍や中島らもの小説でも読めば出てきます。日本のヒッピーは最後に与論島に集まってコロニーを作って生活していたという話を聞いていたのですが、礼文島にもいたとは知らなんだ(←これって大阪弁?)。礼文島のヒッピーは麻薬やっているかどうか分かりませんが、きっと日本中を旅して北へ向かった長期旅行者が最後に辿り着いた楽園なのでしょう。南へ向かった旅行者は波照間島のキャンプ場にテント暮らししているようです。この礼文島のヒッピーたちは桃岩荘を住処にしていて、夏場の営業している4ヶ月間を桃岩荘に長期連泊しているようです。桃岩荘の食事は値段が高くて美味しくないので、外の浜へ出て皆で食料を持ち寄って「浜鍋」をします。あと天気のいい日にはハイキングに出かけたり、港に出かけて行き交う船にお見送りをしに行ったりということをしているようです。あまり長く続けると呆けてしまいそうな生活ですが、離島で非生産的な集団生活をしているところが非常にヒッピーっぽいのです。しかし桃岩荘的ヒッピー生活は早寝早起きで健康的な感じです。結局、旅というものは生産的な活動ではなく、唯一何かを生むとすれば紀行文学をはじめ、才能ある人たちが種々の芸術作品に昇華する事ぐらいにしか効用はないのかもしれません。そういうところから奥の細道が生まれたわけですが。礼文島に所縁があるその手の人はさとう宗幸ぐらいしか知らないのです(さとう宗幸は有名?しかも仙台の地方タレントだし)。やはり創作活動に結びつかないのでしょうか。
桃岩荘は泊まっている常連はかなり癖があるので、嫌いな人も多いのです。そういう人は島の反対側にある「とほ宿」と呼ばれる「星観荘」という民宿に泊まるようです。「とほ宿」というのは、「とほ」という相部屋民宿が載っている雑誌があるのですが、そこに掲載されている宿のことです。星観荘と桃岩荘とで決定的に違うのは昼飯の弁当です。桃岩荘には圧縮弁当という弁当があって、弁当箱の中にご飯がカチカチに硬くなるほどなるほど圧縮されて敷き詰められています。ご飯に箸を刺すと箸が折れそうです。おかずは昆布の佃煮ぐらいしか入っていません。大食漢ではないのでありがたくないです。一方、星観荘から来た人の弁当を見たらおかずが入っていてとても豪華に見えました。星観荘はとても綺麗なので、行くときがあれば今度はそっちに泊まりたいと思っています。星がよく見えるのかどうかは知りません。
最後に、礼文島で食べ損ねた「ほっけのチャンチャン焼き」についてお話します。チャンチャン焼きは普通は鮭ですが、礼文島では地元で取れたほっけを使います。たまたま桃岩荘に泊まっていた埼玉かどこかの雇われ猟師の話を聞いたのですが、獲ったばかりの冷凍していないほっけがいかに美味いのか、一度食べると東京で売っているほっけは食べられない、いくら食べても飽きが来ない、脂ののり方が違うなどという話をさんざん聞かされたので、食べ損なってしまったのを後悔しています。後悔しても後悔しきれません。いつか食べたいです。
こういうネタは探偵ナイトスクープのパラダイス宛てにでも送ればいいのでしょうが、有名すぎるのできっと誰でも知っているのでしょう。ここまで私の駄文を読んで下さった方はお付き合いくださりありがとうございます。礼文島に咲く高山植物のガイドでも見て目の保養をしてくださいにゃ〜。では、バイチャ。http://www.dosanko.co.jp/rebun/hanazukan/index.html





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