のんびり〜お話でも、どうぞ。
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ネットは体調がパッとしないのでお休みします。その前に、ちょっとお遊び置いていきます。よかったら、皆さんも考えてみてくださいね〜。>小説の遊び◆例題2◆その花は美しかった。『美しい』というのはよくある表現ですよね〜。この『美しい』との言葉を使わずに『花(はな)』の『美しさ』を表現してみようって遊びです。っで、「その花は美しかった」で、好き勝手にシチュエーションを作ってみませんか?例えば『花弁と葉に露が朝の光に反射し小さな虹を映し出す。その露の中の小さな煌きが、私の目に映った』(たぶん、現代物のような〜)『その花の名はスペース・ラフレシア・ブルー。銀河系の小さな星に咲く美しすぎる花。だが、その星を生め尽くす。デカすぎだ。(オイ?)』(スペースオペラコメディ?)いろいろイメージが、「その花(ハナ)は美しかった」から浮かんできます。頭ひねって遊んでみてくださいね♪ではでは、また。
その花の色を、私は口に出すことが出来なかった。いや、色の名などこの際どうでも良い。きっと、私の目にしか映らないその色は、彼の人には全く違う色となって映るであろうから。いずれにせよ、その花を見て彼の人は、深く静かな溜息をつくのだろう。美しい、その花を見て。-------------------------・・・なんかこっぱずかしい文章が浮かんでしまいました。(笑)現代恋愛物、でしょうか。雰囲気としては。花一輪の描写って、結構気を遣うものなんですね。目の前にある花を誉めるのは容易いけれど、文章だけで伝えようとするとてんてこ舞です。でも、ちょいと面白かったです。ではでは。
花瓶に飾られた花束も、いつかはその若々しさを失い、色あせ、散っていくのは自然の摂理と言える。カウンターに置かれた花瓶の中に、若々しい花に囲まれ、ただ一本だけ色あせたそのカーネーションを見つけた時、僕は思わずじっと見入ってしまった。そんな僕の姿を見つけたのか、彼女は仕事の手を止め、僕の傍らにやってきた。「あら、このカーネーション変な色になってるわね」「元はオレンジだったんだろうけどね。一本だけくすんで変な色になってる」「捨てようか。枯れかけた花を飾っていたら、お客様の目にもつくし・・・」そっと手を伸ばした彼女を、僕はやんわりと制止した。「いや、僕が持って帰るよ。散ってしまうまで生けておくのもいいんじゃない?」彼女は「そう?」と一言言うと、自分の机に戻っていった。色あせても、しおれても、最期まで生きようとしているその花を、僕は捨てる気にはなれなかった。その姿も「花」のあるべき姿だと思ったからだ。-------------------------------------------「美しさ」とは若干違った表現になってしまったかもしれませんが、まあ「美しさは一時をもって論ずるにあらず」といったところで。実はこのエピソードは今日実際に職場であった出来事です。ただし「このカーネーション変な色になってる」という先輩の言葉に返した私のセリフは「これはこういう種類なんです。ドドメ色のカーネーションの花言葉は「滅亡」だそうですよ」などというセリフを返した、というところが真相であったりするのですが(笑)
◆卯の花兎さんいえいえ、素敵な文章ですよ。現代恋愛ものだけど、悲恋かも、もしや違う人を愛する男性を好きに…相手は年上?それとも、なんていろいろ想像たくましくなってしまいました。どうもありがとうございます。『花一輪』から物語がはじまっていくそんな感じが伝わってきます。うー、良いですよ♪卯の花兎さんっの(T▽T◆太秦の怪人大笑い。お腹が筋肉痛になったらどうするんですか!(笑)笑いが止まらないっス。「ドドメ色…滅亡が花言葉…」覚えといて、いつか、使おうっと(オイ)本文のほう「花の一生」が見えていいですね〜。おぉこういうふうにも見えるよね。なるほど…(@_@!良い掌編になっていますよ〜っ。『僕』さんが素敵です。素敵なのおふたりともありがとうございました♪(ペコリ)みなさんも、オモシロそうな企画ありましたら、お題どうぞよろしく。
練習問題〜は、まだまだ募集中。本好きのプロフィールの方も気がねなくどうぞ♪他にもふらりと興味あるかたもいるかしら?ぜひ、気軽に参加してくださいね。
イメージ作りの練習問題ですが、『文章に制約を持たすということ』を考えてるの。なんでも自由に書いてもいいのですが、書かない言葉を設定することによって、『どうやったらいいっか?』て考えるしょ♪頭の体操にもなりますが、それ以上に表現が広がること繋がると思うんですよ〜。そういえば、星新一の話しに『言葉を質に入れる売れない小説家』の話しがあった(たぶん、星新一)のを思い出しました。それで売れてくんじゃなかったかな(笑)ということで、皆さんのご参加お待ちしております。
長編書いてると時々痛感するんですが、同じ感情表現が必ず出てくるんですよね。で、そこで同じ表現をしてしまうと、読者がデジャヴに陥るんですよね。あれあれ? この言い回しどこかで読んだぞ? って。作中で誰かが笑うことは一度きりではないし、泣くのも一度きりじゃない。そう考えると、違う表現を探すのは大切であり、かつものすごく難しいことなんですよねぇ・・・マンガで描けば表情一発で終わるのに、とよく思います(逆にややこしい背景描写などは「文章で書けば3行もかからないのに」と思ったりしてます(笑))
蛇口から落ちる細い水の糸が、クリスタルの一輪ざしに吸い込まれていく。彼女は蛇口を締め、花瓶の首を持って流し台の窓辺に置いた。どんよりとした空が広がっている。水滴が、ゆっくりとクリスタルの曲線をなぞっているのが見えた。「大丈夫よ」白い手が、目の前にやんわりと差しのべられた。私は握り締めていた一本の黄色いばらを、テーブルごしに渡した。何枚もの花びらが細い茎の上で沸き立っている。彼女がそっと触れると、音もなくひとひらが落ち、テーブルの木目の上に鮮やかな影を落とした。彼女は剪定用のはさみで茎を少し切り、切り口をガスコンロで炙り始めた。「葉に黒い斑点ができて枯れてしまった。もう全部、最後のひと株も。せっかく咲き始めたのに」手のひらに、むしりとった葉と棘のちくちくとした感触が残っていて、両手でこすっても消えない。「大丈夫よ」火を止め、切り口をちょっと見てから花瓶にさした。「大丈夫だから」そんなに何度も言わなくていい。何度言われても事態は変わらない。何も変わらない。大丈夫なものか。間もなく枯れてしまう運命なんだ。せっかく咲かせた花だというのに。「病気だなんて嘘みたい。こんなに鮮やかな、濃い黄色は初めて見たわ。」「君が、黄色が好きだと言うから」彼女は、しばらくだまったまま花を見つめた。そしてゆっくりと振りかえり、一度瞬きをしてから、一言ずつ確かめるように言った。「わたしのために、作ってくれたの?」「でももう、全部枯れてしまった。それが最初で、最後の花なんだ」落ちた花びらを拾おうとテーブルに指を這わせると、彼女の細い指先がそれを止めた。「大丈夫よ」「何が大丈夫なんだ。全部枯れてしまったんだぞ」「ずっと覚えてるから。私の大好きな色だもの、忘れないわ」花びらが、震える指先に触れた。外は相変わらず灰色の雲に覆われていたが、花瓶の縁で虹が小さくきらめいていた。微かな日を浴びて、黄色いばらが微笑んでいる。--------------------------------------面白そうだったので参加させて頂きました。ちょっと長くなってしまいましたー(汗)最初、もっとこう毒々しく「滴るような赤い花弁がテーブルクロスの上に散(略)」とか考えていたんですがヤメました(笑)園芸家夫妻を設定してシチュエーション作ってみました。花の美しさ、なかなか難しいですね。
スカーレットさん。「美しい花」お題参加、ありがとうっ♪じんわりときます。短編の形として前後が読みたいですよ〜。>こっからは、すけっち的妄想世界(オイ)園芸家夫妻、ふたりの関係を想像( ̄_ ̄;妄想ともいう)奥さんは、もう治らない病気を抱えており、旦那さんは彼女のために、数年かけて新品種交配していた花を、急ぎ見せたかった。だけど、失敗した。彼女には病気のことは告知していない。でも、彼女はうすうすと自分の命は短いことを感じとっている……花の美しさと悲しさ。彼女が亡くなったあとに、きっと新品種の花を旦那さんは咲かせるんじゃないかな〜「何が大丈夫なんだ。全部枯れてしまったんだぞ」って、少し声が荒げてしまったんじゃないだろうか?(妄想っ中)『震える指先』って文章が生きてる。(……妄想暴発)……スカーレットさん、すいません。妄想です。1本の悲しくて美しい短編が生まれでるような、そんな予感のする文章だったので。この前後で、本当に読んでみたいですよ!!!!丹念なとこもいいし、人の悲しみを感じさせますよう〜。のちほど、ログに追加しますので♪お題も、お待ちしておりますよ〜っ(^▽^!
漫画ネタのほうは、上にお題でUPしました。長編の場合は、難しく書かないほうがいいかもしれないのかな?「 」と、いい笑った。「 」そう、言った。シンプルだけど。でもでも、文芸春秋だかの文芸月刊誌を立ち読みしたときに、西村○太郎の十○川警部シリーズ読んだら、台詞シーンで「 」と十津○は言った。「 」と○○は言った。「 」と○津川は言った。「 」と△▽は言った。って、永遠に続くような台詞を読んだときには、ぶっ飛びました。単行本収録になるときに、直すんだろうけど……作家もこういうパターンもあるということで♪勇気百倍(オイ)(って、西○京太郎物読んでないので文体についてしらない)
>すけっちさん素敵な深読みありがとうございます(笑)旦那さんが「品種交配で花を作っている」事が伝わっていて「よっしゃ!」と思わずガッツポーズです。文中で明確に書くか、ちょっと悩んだので。どんよりとした空気の中に濃い黄色って鮮やかだなー(=「美しい」イメージにならないか?)と思って作った文なので、ストレートに「美しさ」を形容するという事から逃げていますが(汗)>「 」と○○は言った。職業作家さんは原稿用紙の一行で○百円とか○千円になったりするので、行数稼ぎに「と言った。」を連発する方が時々いらっしゃる、と聞いた事が(笑)「と○○が言った。」という表現が文章上で必要になる事ってあんまり多くないかと思うのですがどうでしょうか。実際台詞ごとに「と言った」をつけるとかなり愉快な感じになるようですし(笑)「」がついている時点で喋った台詞なのだから「と言った。」は不必要、と書いた人がどこかにいたような(うろ覚え)。同じような理由で、一人称小説で「私は」を連発する必要も無いだとかなんとか。言われてみれば納得ですが実際書いてるとあんまり考えが及ばなかったり。場面に出ているのが2人なら、「○○が〜」といちいち名前を書かなくても誰が言った台詞なのか混乱する事は稀かと思います。同時に4、5人〜大人数が喋るシーンだと(あんまりなさそうですが)誰の台詞か区別するのちょっと大変そうですね〜。
平日の数日ちょい旅人していたりと、買い物いったりと、すっかりおPCする時間が奪われておりました。お返事遅れてごめんなさい。スカーレットさん。やっとこ、掲示板お返事に辿りつきましたっ。◆スカーレットさん。深読みしすぎかっ(妄想ドーパミンが!!:笑)品種交配って何年もかかるし大変ですもんね〜っ。>どんよりした空気濃密な感じ伝わりましたよ。文章が艶っぽいというか、3.40代の夫婦?黄色の花びらが床に広がる赤ではない色気というか。自分、こういう文章好きです。>職業作家さんは原稿用紙の一行で○百円とか○千円になったりするので、>行数稼ぎに「と言った。」を連発する方が時々いらっしゃる、と聞いた事が(笑)ははは(笑)実益だったのですね!!「西村京○郎」十○川警部もの。本当に、ずっと会話シーンで「と言った。」連発でしたよ……(^^;ゞ>台詞なのだから「と言った。」は不必要>同じような理由で、一人称小説で「私は」を連発する必要も無いあっ!なるほど〜。>同時に4、5人〜大人数が喋るシーンだと>(あんまりなさそうですが)誰の台詞か区別するのちょっと大変そうですね〜同じ年齢層でなければ、言葉使いって案外、特徴があるものだから。女性と男性で、でも女性でも男っぽい言葉使いの人もいるし(悩む)ゲイやニューハーフがからむとどうなるかな〜(^^ゞ方言使うって手もあるか。言葉のクセなんかつくるといいかも。「〜よね」なんて断定的に言うタイプ。「俺」「僕」「私」「自分」「ワシ」「わい」「わしゃ」「おいら」「おいどん」(笑)固めの言葉使う/ジャンキー/早口/軽い言葉/重みのある言葉/学歴の上下/男女差『言葉』って精神か形作るものだから、登場人物の性質などで喋り言葉って決まってくると思いますよん。って自分が上手くいってるかは定かではない(オイ)