のんびり〜お話でも、どうぞ。
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◆小説談義しませんか?情景配分の考察についてひさしぶりに、小説談義お題です。皆さんの中に情景を書くのは難しいと考えている方が多いと思います。批評で『情景を入れたほうがいい』と言われる場合もあったり。だけど、何故?情景を入れなければならないのか?その『何故?』を考えてみましょう。◆皆さんの、小説の中の情景に対する意識や配分構成など、こそっと教えてくださいね♪情景、風景、背景は、ただ“必要なものだから”と漠然と考えるのではなく、私の場合は『意味を持たせる』ことにしています。小説セオリーだからと受け入れるのではなく“自分なりの意味を考える”自分なりの情景を描き方を意識してみましょう。>すけっちの場合情景に登場人物の今の気持ちを重ね合わせながら描くことが多いです。例えば“季節”で考えると、『桜の蕾が膨らむ姿を見せながら→未来へと続く道を感じさせる構成』情景を描くことによって小説に空間(世界の広がり)ができます。文字という2Dから3Dになり文字面から景色が広がって見えてきます。絵もまた同じように、空間から風や想いが、人物画の場合は生活、性格すらすべてが絵から流れだすかのような作品もありますよね。でも、情景を重要視しなくてもいいのです。人それぞれの表現があります。『会話』で語るタイプもいれば、『情景』で迫るタイプもあり、たくさんの本を読むことも映画を見る事も大事ですが、まずはいろんなものに興味を持つこと、それは些細なことにでも♪って思います。皆さんのご意見ご感想お待ちしております。
メールへのお返事がわりに、こっそり参加させて頂こうかと書きこみに伺いました。へへへ(*^^*;ゞ 小説って。 4次元ですよね(笑) 心理描写だけで物語を進めることができる、これってある意味では異次元かと。「読む」ものではあるけど、そのストーリーや風景は脳裏に思い描くものであって、まして文字から広がる「想像」は形を持たず、4次元みたいなものだよな〜……と、上の記事を拝読していて思ったことが、まず一つでした。 ってーか、のっけから情景描写が全然関係ないネタになってしまいました。 よっこらしょ。 自分が書く方はアテにならないので、既読の本で考察すると──。描写のすべては「何を伝えたいか」なのかなと思います。 そして「情景描写」というのは、読者に「臨場感」を伝えるためのものかと私は、思いました。 晴れた朝と書いてあれば自然と清々しい気持ちになるし、じっとりと濡れていると書かれていればイヤンな気分になってくる。春の草原が描写してあれば、軽やかに走りたくなる気持ちになれるけど、寒くて枯葉が舞っているという文を読んだら、肩を竦めたくなる。 他にも、推理小説なら当然、そこに書いてある記述がすべて「怪しい」と思えるでしょうし、長ったらしく丁寧に描写してあれば「この部分が以後、何かに関係するに違いない」と思えるし。 私小説なんかだったら、情景描写のすべては登場人物に深く感情移入するための布石になるのかも知れません。心模様と空の色がリンクしてあったりなんかして。 偉そうな言い方をすると「どんな文にも理由あり」かな、と(笑) ライトに書くのか、じっくり読ませるのかという違いは、出るでしょうけど……。
客観的な情景描写と主観的な情景描写があるんですよね。ドキュメンタリー番組とか見てたら分かるんですが、同じ真っ赤な夕日でも、扱うテーマによって大きく違ってきます。戦争モノならそれは血の赤を表すこともあるし、なんか不気味な感じをもたせます。かたや「大モンゴル・草原を行く」なんてテーマならそれは自然の雄大さとか、暖かさを示してしまいます。もっとも、こんなものは映像ディレクターの腹一つなんですが演出として意図的に挿入するんですよねぇ・・・全てを文章で表現する小説ならさらに顕著になりまして、普通に説明として描写することもあれば、何気ないもの一つ一つに何らかの意味を投影することもある。キャラの心情を間接的に表現するのにこれほど便利なものはないけれど、やりすぎるとあざとくなってしまう微妙なものかな、なんて思ってます。裏を返せば、作者が意図しなくても意味を持ってしまう場合がある、なんて難しい側面もあります。
すけっちさん、こんにちは。鈴子さん、太秦の怪人さん、はじめまして。新参者ですが、宜しく御願いします。私は情景描写は非常に苦手です。語彙が少ないというのが一番の理由なので、もっと勉強しなければならないのですが(汗)ということもあり、情景描写の優れている作品は素晴らしいと感じてしまいます。それは、繊細な表現である場合もありますが、単純で率直な言葉であっても胸に届くことがあります。だからこそ難しいと感じてしまいます。また、私なんかが想像のつかないような単語で、表現されていたりしてもドキリとしてしまいますね。そのような感動があちらこちらにあるからこそ、読書はやめられません。すみません、なにやら話がそれてしまいました。
◆鈴子さん書き込みありがとうございます。『四次元』ナイス!おぉぉぉっでしたよ。・心理描写だけで物語を進めることができる、これってある意味では異次元かと。こういうのもありますね。なるほど。>「情景描写」というのは、読者に「臨場感」>描写のすべては「何を伝えたいか」なのかななっとく、棒線ひっぱりたいとこばかりですよ。>推理小説の場合ミスリードとしての描写もありますし、読み手をだまくらかす。関係するように見せかけて、実はってのは多いですからね。普通の小説でも『伏線』張りますし(^^ゞ推理小説の場合は、計算があるから難しそうです。しかし、内田康夫は行き当たりばったりらしい(笑)書いていくうちに伏線になったりも良しかな。◆太秦の怪人さんドキュメンタリーは製作者の意図によって映像の意味が変わりますものね。映像以外にも『発言』の使い方によって、導き出す答えは変わってくるし、でも意図を感じさせすぎるに、自分も同感です。みえみえすぎるからね。感じさせないくらいの(……って滲みでる程度は感じさせなきゃならんんだけど)いぶし銀なくらいが調度いいのかも。>裏を返せば、作者が意図しなくても意味を持ってしまう>場合がある、なんて難しい側面もあります。経験あります(汗)そこまで考えてないよ〜ってことが多し。◆tamakiさんどうもです。話しそれてもいいですよ〜語っていくと見えてくるものもあるし♪(ちょいお待ちくださいね♪し込み準備中:謎)語彙は自分も少ないですよ。難しい言い回しがないし、ひらがなが多い(笑)読めても書けない漢字が多いですから。私は素直な文章が好きです。その人らしい飾らない文章で表現してるのがいいな〜。読み手側として沢山の本と出会いたいですわ。tamakiさんの書き込みを読んでいると本が読みたくなってきましたよ。◆気軽にご参加お待ちしております。会員以外の方も、面白そうだと思ったら、飛び入りしてみませんか?創作には答えはありません。自分らしい方法を見つけることのお手伝いができればいいな〜と思います。『合いの手』入れてってワイワイガヤガヤお話ししてきましょうやっ。
すけっちさん、こちらではお久しぶりです。書き込みも久しぶりですが。私は執筆する時はほぼ衝動で書き始めるので、あまり深くは考えたことないのですが、私なりに考えてみたことを書いてみたいと思います。まず、なんとなく「情景描写」という言葉自体がなんだかあやふやな感じがします。どういうのを書いていれば「情景」なのか。本人は情景を書いているつもりでも、批評などで「情景描写が足りない」と言われる場合もあります。結局は本人の執筆スタイル(技法?)次第なんじゃないでしょうか。だから、情景を多く書く人にとっては、ある人の情景は「足りない」と感じたり、逆に「多すぎ」と感じたり。なので、上で言ってらっしゃる方もいますが、私も必要だとは思いません。こういうのは必要、不必要という問題ではないような気がするからです。私の場合は、自分の頭にある映像をより鮮明に伝えたいがために、セリフや心情では足りないと思う時は情景描写を使います。時には昔の文豪のような気分に飲まれて、つらつらと情景を書いてしまうこともあるんですが(笑)情景をどう書くか、というところに作者なりの技法などを感じるのは私だけかもしれませんが、たまに読者をしていると情景の韻の踏み方が素敵な作家さんもいます。情景というより、言葉のリズム感を描きたいのかな、と思わせる作家さんもいます。セリフや心情描写と同じで、情景描写も作者の伝えたいものを伝える手段の一つだと思います。だから、必要性とかそういう問題とは思えないんです。順番とかむちゃくちゃですし、うまく言えているかはわかりませんが、私が思ったことを書き連ねてみました。……何について語ってるんだか、なところもありますが、私としては情景について語ってるつもりでもあります(笑)そんなわけで、お邪魔いたしました。
◆水月さん。>必要性とかそういう問題とは思えないそれも、うむ。正しいな〜(正論だわ〜)先ず、何を伝えたいかが小説の根本ですね。『情景描写』は枝葉そういうことだよね〜水月さん。>「情景描写」という言葉自体がなんだかあやふやな感じがします。>結局は本人の執筆スタイル(技法?)次第なんじゃないでしょうか。『情景描写が足りない』って言われ方を書評で見かけると、水月さんと一緒で「あやふやな言い方だよなぁ……」ってずっと思ってたんですよ。具体的にどう書けばいいのか?そもそも『情景』とは?そういうところ無しで『情景描写が足りない』だと、絶対、悩むと思うんです。どうしたらいいの?私(涙)って。他の人がどう考えて作るのか?って創作のヒントになるかと思いお題にしてみました。皆さんの問いや独自の答えを読むと『オッ!そうくるか』となりますし。談義は皆さんに向けてもありますが、これをロムしてる方にも向けています。この中に自分に合った方法があるかもしれないし、自分は違うぞ!も良し。『情景描写』もう捨てちゃって、『心理描写』が得意ならまい進するも良し。選ぶのは、自分ですから。人それぞれの感じ方、表現方法があります。って、水月さんのも棒線ひっぱる場所多いですよ。『自分の頭のなかにある映像を鮮明に伝えたいがために〜』時には文豪(って、やっぱ夏目漱石先生っしょ?)ほかほかほか。談義ログ集に〜しばらくしてから追加しますので♪>言葉のリズム感ここは、自分も気をつけていることです。『小説は音楽だ』って内心思ってますし(創作は音楽だ〜)リズムが良いと読むのもはずみがついてきますもんね〜。
こんばんわ。みなさんの書かれているのを読んでいると、いろいろ勉強になりますね♪えっと、情景描写、私の場合は情景がよく(容易に)浮かぶような小説を書きたいと思っているので、自分のには必要だと思っています。情景描写で心理描写以外にも、情景描写が上手く書ければ臨場感も増すと思うので、よりその話に引きこまれれやすくなるのではないかと思います。そうじゃない方法でも話しに入り込める手法はあると思いますが、私は情景描写で出来るといいなぁと考えています。なかなか難しいですが(苦笑)自分の書いた以前のモノは基本的に情景を描写しているところ自体が少なかったので(そういうご意見も頂いたので)、改稿したんです(^^)
◆流那雅俊さん改稿したんですね〜時間がまとまれば、こそっと読みにうかがいます。楽しみです。(もうしばらくかかると思うのですが:汗)>情景が浮かぶ小説自分の場合なので〜そりゃないだろうかも(汗)『いかに読み手の想像力を刺激できるか?』描写、背景情報の絞り込みをしています。ぎりぎり伝わればいいかな〜っと(^^;ゞしかし、ボリュームはもっとあってもいいかも〜と言われることもありまして(ダメじゃん:笑)自分の気の短さが小説にも災いしております。>話しに入り込める手法情景描写は、手法にもなりますね。最初に会話を持ってくるって手もあります。読者に謎かけのような文章ってのもいいな〜。ここはどこだろう?ってのをあとで明かすのもあり。自分に合う方法を探したり、自分はこうだと決めるよりも、いろいろチャレンジするのもまた楽し。>情景描写が上手く書ければ臨場感も増す臨場感。うむ。ドキドキしたいですよね〜書いているほうも読み手さんたちにも♪