【広告】楽天市場にて 母の日向けギフト値引きクーポン配布中

★のびのびキッズ掲示板★

ホームページへ戻る

記事
[307] ゲームのノウハウを生かした小学校教科書 miyamokko 07/22(木) 09:55
  ゲームのノウハウ満載。
バンダイナムコ制作の小学校教科書


 子供たちをくぎ付けにする教科書が誕生か。大手ゲーム会社のバンダイナムコゲームス(以下バンダイナムコ)が、教科書出版の老舗・学校図書と手を組み、教科書制作に乗り出した。2011年度から使用される学校図書の小学校向け教科書28冊(理科、算数、国語)は、同社のゲーム作りのノウハウが盛り込まれたユニークな構成となっている。

 きっかけとなったのは、社会貢献活動の一環として行ってきた同社の出張授業。その中で独自の3D画像技術を応用した授業を行ったところ、学校の先生たちが驚くほど子供たちが集中したという。
「その反応を見て、当社がつちかってきたノウハウを教育分野に生かせるのではないかと考え、学校図書さんに話を持ちかけました。目指したのは、授業時間以外にも開きたくなるような教科書です」(社長室新規事業部ゼネラルマネージャーの一木裕佳氏)。一方の学校図書も、子供の興味や関心をかきたてる、新しい教科書づくりを模索していた。

 ゲーム会社ならではの技が最も顕著に表れたのは、理科と算数の教科書だろう。たとえば理科の教科書の目次ページに置かれた、粘土細工のツリーハウスのイラスト。地球、生命、エネルギー、物質の四つのカテゴリーに分かれた部屋の中に、磁石やヒマワリの鉢植えなど、学ぶ内容をシンボル化した楽しいミニチュアが見出し文付きで並ぶ。
 その学年で学ぶことを視覚的に把握できるのはもちろん、3年生から6年生までの4年分の教科書のイラストを縦につなぐと大きな1本の木になって、小学校の理科で学んだ内容の全体像が一望できる仕掛けまで凝らしている。「理科の学習では過去を振り返ることも重要。学習した後も捨てずに取っておきたくなる教科書になったのではないか」と、学校図書で小学校理科教科書の編集作業を率いる矢野高広氏は言う。
 算数の教科書には、ロールプレイングゲームのノウハウが活用された。1年生向けから6年生向けまで共通の5人の子供キャラクターが、算数の冒険を繰り広げる仲間として登場。学年が上がるにつれ、キャラクターの見た目も少しずつ成長していく。巻末には問題を解いて鍵の破片を探し当てる「算数アドベンチャー」と題したページが設けられ、6学年分すべての問題を解き終わると、宝箱を開ける鍵が完成する。

 教科書採択の結果が判明するのは8月末だが、反応は悪くない。「一般の方から『教科書を買いたい』という問い合わせが多数入ったのには驚きました。今回はテストケース的な意味合いが強かったのですが、うまく受け入れられれば今後は他の教科にも広げていきたい」(学校図書の執行役員・芹沢克明氏)
 現場の先生の評価はどうか。「(ゲーム制作者という)子供のニーズに敏感なスタッフが入ることで、重要な視点を提供してくれるのでは」と言うのは、筑波大附属小学校の森田和良先生。「理科の教科書では単元と単元の関係が見えるので、他の学習とのつながりを意識しながら多面的に学習できる。算数の教科書での、宝箱に向かって進んでいくというストーリー性も効果的な手法だと感じます。こうした『遊び感覚』を敏感に感じ取れる大人が、教師の中にも増えていってほしいですね」
 ともすれば勉強の邪魔になると目の敵にされてきたビデオゲーム。その魅力が、今後はわが子の成績アップに役立ってくれるかも。

前の記事 エクセルですぐにできる「乱数百ます計算」作戦 次の記事 僕が職業意識をもった瞬間 もくじ: 2010年9月号 おすすめコンテンツ
 
Pass


このレスは下記の投稿への返信になります。内容が異なる場合はブラウザのバックにて戻ってください。
投稿フォーム
名前:
メール:
タイトル:
コメント:
画像:

URL:
削除キー: Cookie:
Number
Pass

ThinkPadを買おう!
レンタカーの回送ドライバー
【広告】楽天市場にて 母の日向けギフト値引きクーポン配布中
無料で掲示板を作ろう   情報の外部送信について
このページを通報する 管理人へ連絡
SYSTEM BY せっかく掲示板