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[312] | 9月の先生学習会 | miyamokko 08/22(日) 19:19 |
日時は、9月8日 午後6時半から8時半 場所は、ふらっとねやがわ研修室 テーマは、事例発表。事例児童は5年生男子。知的水準はとても高い子ですが、認知のアンバランスが大きい子です。 とくに、社会的文脈での言語的推理が苦手なタイプです。 いろいろと集団でのトラブルが大きかったようですが、5年生になり、トラブル軽減。 担任の先生は特性に応じて支援。 なぜ支援がうまくいったかのか、みんなで考えていきたいと思います。 |
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[314] | 報告 | miyamokko 09/08(水) 23:51 |
今日は素晴らしい成功例をきかせていただくことができました。 一言でいうなら、非常に的確で、特性に即した「ユニバーサル支援」の数々でした。 思春期特有のプライド配慮したほめ方や叱り方はうなりました。 注意したいときに、好ましくない行動をやめざるおえないような環境を変えるスキル。 興味関心を最大限に生かして、苦手なことに挑戦させてできるようにし、自信をつけていくスキル。 見通しをもって授業に参加できるスキル。 スキル、スキル、と続けてかいてまるでハウツウものの事例かと思われるかもしれませんが、 本によく書いていることを、ここまでたった一人で実践されてきたこと、 4年で二次障害に陥り対応が困難になっていた子を、短期間で症状を一気に軽減できた背景には、決してスキルだけの活用で出来たわけではないことを痛切に感じました。 そこには、子供の行動をよく観察し、思春期である子どものやわらかで繊細なこころの襞に寄り添っておられるからこそ、数々のスキルは成功しているとわかります。 しかも、個人に焦点をあてた指導は、決して本人もほかの子供たちにも気付かれない。 それは、ユニバーサル支援を心がけておられるからだろうと思いました。 参加された先生方は、すぐに活用できる具体的スキルが満載でしたが、 誰もがこの先生のよううまくいくはずはないでしょう。 ただ、どの先生も得意分野はおありですので、 そこを大事にしていただければなあと思いました。 講座をききながら、私は次女が5年生のときの担任の先生を思い出していました。 残念ながらすでに他界されているのですが、 はじめはこの転勤されてきたF先生は前評判が悪くて、次女も文句ばかりを言って登校しブリがありました。 そこで、はじめの懇談会で先生にやめてほしい行動を具体的におねがいしました。 すると、素直に改めてくださり、話してみると、とてもお人柄の良さが伝わる先生でした。 前評判のいい加減さを思い知りました。 やがて、文句を言っていた次女は積極的な学習意欲をみせはじめ、本当によく勉強し始めました。 でも、授業参観をみても、とくにF先生が授業の腕前が上手だとは思えず、勉強がわからない子に教えたり、思春期の子供 心に配慮しているデリケートさも感じられず、なぜ、うちの子供がコンなに勉強するのかよくわからないでいました。 次女に聞いていると、原因は自主宿題のやり方にありました。 基本的な宿題はどのクラスとも変わらないのですが、自分が選んだ宿題を推奨されていました。 で、やってきた宿題には必ず、先生からのコメントがあったそうです。 次女はそのコメントをよむと、自分をちゃんと見てくれている、頑張りを先生はちゃんとみてくれている、 それに、先生は嘘はつかない、 先生は、建て前と本音を身勝手に使いわける先生ではない、 と、わかったそうです。 この先生は、信頼できる。 と、思ったときに次女は先生に認めてもらいたいと思ったようです。 「だから、頑張った、あのときは、勉強が楽しかった」、 と、言いました。 今、先生方は世代交代が起きていて、50代の先生が一校に数人で、あとは20代の先生がいっぱいだと聞きます。 実際に、私もそういう学校にお邪魔したことがあって、不安を覚えました。 でも、今日の先生も20代ではなかったですが、とてもお若い先生でコンなに素敵な実践をされているとわかり、とてもうれしくなりました。 |
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コメント | ||
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[315] | miyamokko 09/10(金) 09:27 | |
それから、事例の子がうまく適応しはじめた要因に医療の役割も大きかったこともわかりました。 保護者の方も特性を理解して対応を変えていかれたこともあります。 医療と教育、家庭のトライアングルの連携が見事に実を結んだ事例だったといってよいでしょう。 |
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