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[317] デジタルな子供たちとの会話 miyamokko 09/17(金) 08:25
  ■以前に、よく嘘をつく子の相談があった。

彼は、他のクラスメートが休みに家族で外国で過ごしたと聞くと、うらやましいのと周りの子供たちの反応に自分も注目してほしいとおもったのだろうか、
つい、「俺はイタリアにいった」と平然と嘘をついた。

「どうして、そんなすぐに嘘とわかることをいうのか、不思議だ」と、担任の先生は日ごろの彼のすぐばれる嘘の数々を嘆いた。


そのとき、安原ドクターは、「先生はフランスに言ったといえば、いいんだ。」
と、当たり前のように回答された。

あのときの会場の爆笑は今でも快感だ。


■昔、大好きな先生をとりあっていがみ合いを繰り返していた子たちがいた。

対人トラブルやパニックが絶えないアスペルガーのA君に、休み時間、学校はトラブル回避にアルバイトの先生をつけた。

そのことがアルバイトの先生と仲良しだったB君には、先生を独占しているA君を許せない。

自分も先生と遊びたい。

だが、周りの先生たちは、それを阻止する。
先生たちは、Bには理解できない理由を繰り返し、Bに我慢するように言う。

AとBのいがみ合いは日常茶飯事になっていった。
前年度までは自分によくかかわってくれた先生が、今年は、ぜんぜんかかわってくれない。
そのことがさみしくてつらく、落ち込んでいった。

あるとき、AはBの母親にばったり会うと、「B君は僕の親友をとるんだ!」と抗議した。

先生のことを親友というAの言葉に母親は彼の困難さを察した。

「それはごめんね。でも、去年はBの親友だったの」と、返した。

Aの表情が変わり、

「そうか、そうだったんだ。わるいことをしたな。。」と、つぶやいた。


翌日、AはBのところに行くと、

「今、先生あいてるよ。貸してあげる」といった。

■Cは広汎性発達障がいと診断されていた。

そのせいかどうかわからないが、彼との会話は長くはつづかない。

まるで、彼には思考する機能がないのかと思うほど、質問に対する反応が素早すぎる。
わかることは、知識の引き出しをさっとあげて答えるが、わからないときは一時の思考もなく「しらない」という。

あるとき、

差し出された椅子に座るのを嫌がったという。
その理由は、まったくつじつまのあわない理由だったらしい。

のちに、算数の問題をだしたとき、彼は例によって「できない」とすぐに反応した。

そこで、先生は、倫理的ではない彼のいつもの言い草を使った。

「好きな食べ物は何?そう、それなら、この問題はできるよ」と、当たり前のように言い切った。

考えようとしないと思われたCが素直に問題に取り組んだ。





 
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コメント
[319] miyamokko 09/17(金) 11:04
  自閉症圏の子供たちの多くは、知識はあるが、適切に言葉を使っていない、あるいは、使い方がとても独特だと感じることがよくある。

上記のエピソードのA君はその典型だろう。


だが、C君の場合はどうだろう。

よく文脈を読み解くと、背景に大きな不安があるといえないだろうか。

はじめてのところ、はじめての人、はじめての取り組み、経験のない、見通しのない場面での不安が突飛なことをいわせているかもしれない。

専門かは、こんなとき、気持ちを察して代弁することをすすめるかもしれない。

いや、他にもいろいろな対応があるだろう。


不安を察して「今日はよく来てくれたね。ありがとう」という言葉が安心させるかもしれない。

「今日は、特別の椅子を君のために用意してあります。」

と、いうと、どんな椅子だろうと興味をもつかもしれない。

それにしても、先生が問題と何の関係もない質問をして、論理性のない理屈でこの問題はできる!」と言い切るセンスに脱帽する。

このやりとりには大阪的つっこみさえ感じる。

言葉を文字どおりに使うことだけがコミュニケーションではないということだろう。
 
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