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[326] | 不登校についての講座と相談会報告 | miyamokko 10/25(月) 00:11 |
会場の都合で、今回は会員限定でこじんまりと行いました。 うれしいことに申し込みをされていた方で欠席はほとんどありませんでした。 皆様のニーズの高さを思い知りました。 講座のあとの相談もたくさんありました。 それらにひとつひとつはっきりとアドバイスをいただきました。 どの質問も、親がよく心配したり、悩んだりすることばかりでしたが、 いつもながら伊丹先生の明快なアドバイスにガッテン。 以下に、それぞれの質問を一般的な内容に修正して書きとめておきたいと思います。 *しるしのあとの文章は、miyamokkoの独り言です。 Q:片づける習慣をどうしてもつけることができない。 A:片づいている完成型をしらない可能性がある。完成するまでの手順も必要とあれば、視覚的に提示する。 **ちなみに、今回は、会場を設営するときに各部屋から椅子をおかりしました。 その際、借りる前の部屋を写真にとってから椅子を借り、もとの部屋に椅子を返しました。!(^^)! Q:ゲーム依存です。約束の2時間を守ることができません。 A:ゲーム依存症の子には2時間はすくないですよ、。2時間たったら休憩というのはよいですけど。飽和といって、飽きるまでさせるとその行為をしなくなるという方法はありますが、ゲームにはまりやすい子は、もっとはまりますから、健康を害さないように時間は話し合うことが大事です。 *ゲームをさせる時間の相談は多いです。 約束を守れず、ゲームでの親子バトルも多いようです。 2時間でもすくない、というのは、あくまでも依存症になってる場合だと判断します。 なんでもそうでしょうが、たとえば、6時間してしまう子に、2時間では確かにまもりにくい。 子どもが達成できそうな目標を見極めたり、当然、どれくらいなら約束がまもれるかと相談しながら、約束はしたい。 そうしないと、いつも親が勝手に押し付けてくる決まりごとは、それがどんなに子どものためのものでも、子どもには、守ろうという気持ちがわきにくい。 約束というなら、親も子どもと約束したことは守らないといけない。 一般的なゲームの時間に話を戻すと、30分と2時間では子どもの様子に明らかに違いがある。 おそらく小学生低学年の場合だろうが、、30分間で休憩をいれてまた30分継続してもよいと約束をすると指示に従いやすい。 ところが2時間を超えるとなかなかやめようとしない。 やめないどころか、イライラして不機嫌で反抗的になりやすい。 2時間というのは、一番、ゲームが面白くなる時間帯かもしれない。 やめるタイミングが一番まずい時期かもしれない。 以前、 友達がきて半日もの長い時間、ゲームをしたのに、友達が帰った後、ゲームをするというのが気になったことがあった。 でも、言い分を聞くと、友達に譲ってばかりで自分がたっぷり出来なかったからというものだった。 イライラしていたのはそのせいかとも思う。 でも、そのために夕食が遅れたりするのは困るので、よく話し合った時期もあったなあ。。。と、思い出す。 ゲームを強化子にして、やるべきことをしたら、ご褒美にゲームをすることを許していったら依存症はなくなったという小学低学年の子の事例はあった。 |
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[327] | つづき | miyamokko 10/25(月) 14:13 |
Q:高学年になって仲のよかった友達が離れて行った。学校では友達はいないらしく、さみしそうだ。 A:ふたつの課題がある。 状況を確認すること。 教室は一番の居場所になるように、少しでも達成感が持てるような機会をふやしてあげてほしい。 また、自己理解を深めることが思春期課題。 診断名ではなく、特性を具体的に伝える。 ただし、課題ばかりを言うのではなく、本人そのものをほめることがもっとも大事。 相手の立場を考えてコミュニケーションのスキルをすぐに求めるのではなく、まずは、自分を知ることが今の課題。 例:自分が話題にしたいことがお友達も聞きたいとは限らないことをわかってほしいなって思うことはある。 でも、興味をもったらとことん納得いくまで深めるあんたはすごい探究心があると思うよ。 例:お友達と仲良くするのが苦手な君やけど、お母ちゃんにはかわいい息子や。 Q:理解や支援をする気のない中学。 不登校児童にも最悪の対処をして平気な学校。 研修会もなんどもひらいているのに変わらない学校の意識。 どうやって、学校をかえたらよいのか。 A:学校をかえようとは思わなくてもよい。無理。 学校にも達成感を積ますこと。 つまり、お子さんの特性をベースにしてやってほしい支援を具体的に要望して実施してもらうことをあきらめないで要求し続けること。 *よりよい法律も制度も正当に要求し続けないと効力ははっきしない。 Q:些細なことで感情を爆発させて物をなげたり、人にあたる。 A:感情を言語化を促すことが大事。 状況を言って、次に本人の気持ちを代弁する。 「○○やから、腹がたったんやね」 Q:今の様子では、中学にいったらどうなるか心配。 A:起こってもいないことを今から心配しない。 親の気持ちは言わなくても子どもに伝わる。 何かあったときはそのときに考える。 A: |
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[328] | つづき | miyamokko 10/25(月) 14:27 |
Q:思い通りにならずに物を壊した場合は、あとの片づけは誰がするべき? A:本人にさせるのはあたりまえ。 暴れているときは、下手におさえたり、なだめない。刺激は与えないのがコツ。 パニックになっているようなものだから。 落ち着いたら、 「片づけようか、一緒に手伝ってやるわ。 今月のお小遣い、減らしとくから」 と、穏やかに言うこと。 理由はどうあれ、やってはいけないことには責任をとらすことを毅然と教えることが大事。 くれぐれも感情的に対処しないように。 Q:不登校が長くつづくと出口がないトンネルにいるような気持ちになって親はつらい。 A:子どもが一番、つらいのです。 不登校は学校と家庭でとるスタンスは違う。 家庭では不登校であることを悔やまない。 気にしないでほしい。 でんと構えることがお子さんには安心感をあたえる。 自分のしんどさを親はわかってくれていると、思う。それがまずは大事。 そのうえで、傾聴。受容する。 不登校の原因になっていることを明らかにした方が解決につながりやすいこともある。 解決できることは行う。 学校は、登校刺激を促す努力を子どものニーズや状態に合わせておこなう。 登校を促すタイミングは必ずくるが、そのとき家庭からではなく学校が、引き出す方がうまくいく。 保護者と学校は連携するべき。 |
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[329] | つづき | miyamokko 10/25(月) 18:46 |
Q:他人の目が気になる。教室にはいれない。 A:視線が嫌悪刺激になっている。嫌な刺激は取り除く。すぐにトイレにいきなさい、とか、保健室ににげろとか、人の目を遮断できる場や方法を教える。 嫌なことに共感することで、結果的に嫌なことに立ち向かう勇気をもつ。 Q:学校に行くときにおなかが痛いとか熱がでる。 病気のときもあるのだが、原因がつかめないときもある。 A:医療機関を受診して病気でなければ心因性の可能性が高い。 だからといって、安易に休ませていると、回避行動として微熱や腹痛をおこしやすい。 無理に登校刺激をあたえるのはよくないが、傾聴して原因となることを突き止めるアプローチは試みたい。 Q:どうしたら、感情をコントロールできるだろう。 A:感情の言語化を促すのは、先に述べた。 他に、リラックスしているときにストレスマネージメントを教えたい。 体は緊張しているので、自分でほぐすことを教える。 肩に手を置き、ぐっと力をこめて肩をあげさせる。それから、ゆっくり肩を下げていかせて、最後のときに手にぐっと力を入れる。 そのようなことを日常でお互いにして、感情が高ぶっていくなあとおもったときに、ストレスマネージメントを促す。 *これ、むずかしいなあ。。。。 手足を宙にあげてぶらぶら体操するのもよいらしいです。 しかし、人によっては、肩を滑らかに落とせない人もいて、 原因はやはり長年、緊張が続いているせいだとか。 またボディトークでは、体にその人の悩みもでてくるそうで、心と体は一体なんですね。 それにしても、昨日から頭がいたい。 どうも目の疲れから肩こりがきているようです。 しきりに運動していますが、なおらない。 薬を飲んでもなおらない。 困った。 |
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