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[339] 障害は、一生のうちにほとんどの人に起こりうる miyamokko 12/11(土) 12:26
  今年のATECのプリカンファレンスで、中邑賢龍先生の講座に一日参加しました。

痛いのは参加費が大変、高いこと。

でも、中邑賢龍先生ですからね、そこは我慢。

実際に障害者として認知されておられる成人の方4名とのコミュニケーションを体験するワークでした。

軽度知的障害、視覚障害の方、重度肢体不自由の方、アスペルがー症候群の方が順番にでてきてくださり、中邑先生との談話と進行で、
会場の私たちも随所でコミュニケーションしていきました。

中でも視覚障害の方は、とても頭の良い方で、私たちの下手な説明を聞いて、映像など見たこともないはずなのに、
正確にとらえておられるのには、びっくり仰天でした。
見えない分、言葉の理解や操作、イメージ力が大変、すぐれておられるのかと思いましたが、
この方のこれまでの努力は相当だったんじゃないかと思いました。

面白しろかったのは、お弁当おかずの位置をお知らせするときに時計で教えてもらうとわかる、ということでした。

つまり、ご飯は、7時の方向に、揚げ物は4時のところに、といったぐあいです。

でも、時計なんて、どうしてわかるのですか?

と、思いました。

多分、触って理解されていおるのだと思いますが、
見えなくても空間認知ってつかむことができるということですよね?

ということは、触感が影響しているだけではなく、生活の経験値も関係しているというですね。

この点については、講座の中で確かめられなくて疑問のままです。

しかし、経験値ということに限ると、どの障がいにも言えることで、

自閉症スペクトラムの方々の人との距離感の把握の弱さも、経験値がかなり理解をささえるのだと、アスペルガーの方のやり取りでわかりました。

いくら「こういうときは、こうする」、という社会性の決まりを伝えても、
他者の立場に立つことに躓いている彼女には、理解できないことのようです。
そういうものかと知っても、納得いかない、きっと経験がないからだというのです。
彼女の言い分をきいていて、
言葉の操作もすぐれているのに、肝心の対人関係を良好に保つスキルが身につかないために、
誤解されて、孤立してい行く姿がはっきりと見え、会場の空気はすっかり固まってしまいました。

その空気を読まれたのか、自己嫌悪で、「参加費を返せといわれないか」と心配しています。

ますます、会場の私たちは、
胸がいっぱいになってしまいました。

 
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[340] miyamokko 12/11(土) 12:38
  会場では、重度の知的障害の方は来ておられなかったのですが、
中邑先生が出された問題にだれも答えることができませんでした。

部屋にいる重度の言葉の理解の弱い子に、食堂に連れていくには、どうすればよいか、

スプーンを使わない子に使わせてたべさせるにはどうしたらよいか、


また、カウンセリングマインドを使って相手の話を受けて言葉の裏にある気持ちをさっして返すスキルもすこししました。

これは、ワークとしては簡単だったのですが、

なかなか素直に言えません。

恥じらいの文化が邪魔をするようです。

このときおもしろかったのは、、中邑先生が示されたお手本に、すぐに「そんなはしょる言い方はわからない!」と突っ込んでおられる方が数人いたことです。

言外の意味を捉える事が苦手なタイプには、確かにわけがわからないスキルだったみたいです。

とまあ、講師の立場や、場の空気を察しておとなしくきいているふりをするのは多くの方が得意なわけですが、
今日の講演会は、いつもと様子が違います。

それがまた、とても他の人も発言しやすい空気をつくっていて、

居心地がよい。少なくとも私には。。。

中邑先生もおっしゃっていましたが、KYも悪くない。むしろKYが世の中を変えるのだと、私も思います。

いろいろなタイプの人がいて、いろいろなコミュニケーションがあってよいのだと思えてきます。

中邑先生が伝えたいこともそのようなことではないかと思いました。

みんながお利口になったら、世の中は面白くない。
 
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[341] miyamokko 12/11(土) 12:44
  さて、表題の本論に。

日本では療育手帳や身体手帳などの福祉手帳があると、その障害の等級によって一律の割引があるのですが、

西欧では施設の利用と照らし合わせてあるのだそうです。

たとえば、車いすの人が遊園地を訪れるときは、車いすで乗れない遊具の割合で割引率がきまるというのです。

誰もが納得できる割引の概念ですが、これに異議を唱えたのが、妊婦だったそうです。

つまり、妊婦の方が遊園地で制限を受けることが多い。

だから、割引制度を作るべきだというのだそうです。

なるほど、障害というのが環境と相互作用だということがすごくわかる話でした。

この話はまた続けます。
 
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[342] 平等という名の差別 miyamokko 12/14(火) 01:12
  北の帝国大学で、今年の3月に肢体不自由で筆記用具を使えない方が、パソコンでの筆記を希望して却下されたということを聞きました。
理由は、パソコンだと漢字変換ができるら不平等だという理由でした。

再三の要求に、大学が許可した方法は、お絵かき先生での筆記だったそうです。

でも、それも負荷が多く、結局不合格だったそうです。

大変、頭の良い方だったようですが。

このことは、何を意味しているのでしょう。

形上の平等という概念にとらわれ、平等にチャンスを与えることを閉ざしているということであり、これは差別だともいえるのだと思います。

手先の不自由に対してもいまだにこのような対応しかなされないようでは、

見えない読み書き障害に理解を求めることも同じようにパソコンなどのIT機器の利用や、別室受験、時間延長など理解しがたい支援なのでしょう。

しかし、これも差別であり、見方によれば人権侵害にもなることでしょう。

ある高校の先生は、読み書きの弱い生徒のために、テストには振り仮名をつけてくれました。

おかげでその生徒は、はじめて赤点をとらずに済みました。

赤点ではないといってもすれすれの合格点。

でも、彼はとても、とてもうれしかったのです。

そのテストの隅に、赤で

「もっと漢字を勉強しよう」と、先生のコメントがありました。

先生の応援する気持ちでしょう。

でも、その何気ない言葉は、漢字が読めない、書けない生徒に次のメッセージを伝えていることに先生は気付くべきでした。

つまり、「ふりがなをつけないといけないのは君が怠けているからだよ」

・・・・・・・・・・・・・・・・・

 
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