★のびのびキッズ掲示板★
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[465] | 2月18日の定例会案内 | miyamokko 02/13(月) 21:07 |
2月18日は、3時から開催します。 テーマは「支援って何?」 講師は、佐藤豊先生です。 現在、兵庫県の三木市で小中の巡回のようなお仕事をされています。 いつも現場感覚を大切にされて、目の前の子どもの内面をみて支援をされている先生です。 相談会もかねています。 会員外の方は、参加費1000円いただきます。 申し込みはnobinobi-kouza-uketsuke7@ezweb.ne.jp |
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[466] | 報告 | miyamokko 02/19(日) 09:48 |
当日は、講師の佐藤先生は、滋賀での講座を終えられて雪が吹きすさぶ中を車を走らせて来てくださいました。 お疲れの中での当会での講義でしたが、日ごろの支援への思いを具体的なエピソードをもとに語っていただきました。 事例のお子さんの様子が手にとるようにわかりました。 と同時に、佐藤先生がとことんお子さんとかかわわれている様子は、参加された方々にはうらやましい限りだったことでしょう。 もし、講座を聴かれて「佐藤先生のような方が子どもの担任なら・・・」とか、「地域が違うから」とか、「我が家には、関係ない事例だ」とかいうふうに受け取られている方がいるとしたら、それは、違います。 昨日の先生のお話の中には、特別支援教育が展開されていく中で見落としがちな大事な子どもの見方や寄り添い方の基本的な観点がちりばめられていたからです。 それを私はお伝えしたかったのです。 これまで、当会で多くの会員さんたちから予想を超えた子育てのお話を聞いてきました。 わが子の育ちの中でも同じようなことを経験してきました。 数々の子育てのエピソードから、「何が大事なのか」、「子の思いに寄り添うとはどういうことか」、「マイナスに見えることが本当にマイナスなのか」、「子を守るための戦いが、子の自立を阻むことになっていないか」など、発達障がいの特性や認知の結果に縛られて、表面上、予測されることに縛られて、チャンレンジする中で得られる成長を逃すのは避けたいと思うようになっています。 もちろん、検査結果や特性理解はとても大事です。 でも、それは、佐藤先生の言葉をかりれば、ほんの「さけの切り身」なわけです。 尾頭付きの海を泳ぐ生きた鮭の全体像を見ていなければ、せっかくの心理検査の結果も特性理解も生かされないでしょう。 ここ、難しいところだと思います。 ところで、なぜ、佐藤先生は、たとえに「鮭」を選ばれたのでしょう。 「出世魚のぶり」では、まずかったのでしょうか? たしか鮭は、成長したあとに急流を遡り、生まれた川へと帰ってくる魚でしたよね? 正月には、「荒巻さけ」が家庭で食される風習もありますね。 一生懸命育てた子どもが、成長して世間の荒波にもまれても 、しっかり自分の足で立っている子に育ててやりたいという思いが「鮭」の急流のぼりに重ねておられたのかもしれないですね。 ぶりは、成長とともにその名を変えるし、「出世魚」という象徴的イメージが、子育てにはそぐわないし、誰もが一番になれないし、なんだか、「出世」っていう言葉のイメージは荷が重い。 月並みではありますが、 「ナンバーワンではなく、オンリーワン」ということになるでしょうか。 |
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[467] | 追記 | miyamokko 02/19(日) 10:03 |
また、子育てで大事にしないといけないことは、「実感」を伴った経験をさせているか? ということだと思います。 佐藤先生は、こちらでいうと、「通級担当」の役割の先生ですが、 担当されている子の主訴は、攻撃的で対人トラブルが絶えない、ということでした。 そこで、先生が取り組まれたのは、電車好きで、友達と一緒に電車の旅をしたいという担当の子に休みの日もその準備でつきあわれたことです。 それも偶然の成り行きからで、仕組んだわけではないようです。 担当する子の強い願いや、柔軟ではないこだわりに振り回されていると周囲からはみえたかもしれないですね。 電車旅行は数々の壁をのりこえ、見事、自閉症の中学生男子二人の一泊旅は成功しました。 その後、足の長い事例生徒が廊下を走るとき、足の裏が軽やかに腰辺りまで上がる姿があったそうです。 いつしか、攻撃的な姿は影をひそめていたそうです。 |
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