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[486] | 働きたい意欲はあるのに、働けないレイブル支援の動き | miyamokko 05/11(金) 14:30 |
ニートに代わる名称「レイブル」 大阪府が提唱 2012年1月11日 働く意思を持って行動を起こしているにもかかわらず、仕事に就けていないニート状態の若者を「レイブル」と呼び、応援する機運を高めようという試みが大阪で進められている。レイブルは「レイトブルーマー」の略で「遅咲き」の意味。マイナスイメージの強いニートに代わる新たな呼称として発信し、就労を後押ししていく構えだ。 レイブル就労モデルをめぐり、当事者らが意見交換した「大阪ニート100人会議」の様子=昨年11月、大阪市北区 ■前向きな名称 新呼称の提案は、大阪府が若者の雇用機会創出を目指す事業の一環で実施。事業の受託団体で、人材育成などを行うNPO法人「トイボックス」(大阪市西区)と、社会的課題の解決に取り組むNPO法人「スマイルスタイル」(同)が考えた。 「就労も通学もしない怠け者」といったイメージに偏りがちな「ニート」という言葉。就労意欲があっても一緒くたにされているのが現状だ。働こうと行動している若者を前向きな名称で呼び、支援に役立てるのが狙い。 トイボックスの栗田拓事務局長は、社会の偏見を取り除くとともに、「当事者にとっても、自分はもっとやれるという自己肯定感の向上につながる」と指摘する。 ■見守る文化を 名称の選定について、スマイルスタイルの田川香絵さんは「米国などの海外では、卒業後すぐに就職せず、さまざまな経験を積む若者を見守る文化がある」点に着目。「いつか必ず花が咲く、希望のある言葉」として「レイブル」を掲げ、「寛容な社会によって生きにくさのある若者が減っていけば」と願う。 栗田事務局長は、特に求職活動で「ニート状態の期間があると履歴書の時点で落とされてしまい、その間に成長があっても考慮されない」と苦言を呈する。 ニート状態に至る経緯には、コミュニケーション力不足などさまざまな理由があるものの、それぞれの個性に応じた対応方法があり、「本人の得意分野とそれを生かせる場のマッチングも重要」と強調する。 ■当事者の意見重視 受託事業ではレイブル就労モデルの検討も展開。昨年11月には、ニート状態の経験者や当事者ら約100人が大阪市内で集まり、働き方の理想像をめぐって意見交換した。 その意見を踏まえ、支援団体約10団体がモデルケースを検討。支援団体らがレイブルと企業との仲立ちになる「保証人制度」など6種類を考案した。 今月には、支援団体と企業がさらに内容を吟味し、準備が整い次第、企業での就労訓練に入る予定。成果が見込まれる支援方法について府は来年度の事業化を視野に入れる。 ニート支援の分野で100人規模の当事者たちの意見を集約し、行政の支援事業につなげる手法は「極めて珍しい」(府担当者)という。 ニート状態の若者は全国で約63万人、大阪府には約5万5千人(2007年就業構造基本調査)いるとされ、栗田事務局長は「雇用枠が多様化し、いろんな人が働ける企業文化を広めていきたい」と意欲を示す。 |
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