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[537] | 発達障害の成人の悩み急増 | miyamokko 09/19(水) 07:52 |
相手の気持ちを察せずに一方的に話したり、感情のコントロールができなかったりする「発達障害」に悩む成人の相談が急増している。福岡市発達障がい者支援センターに寄せられた19歳以上の相談者数は、2011年度に680人となり、3年前に比べて倍増。全体の6割を占めた。通常は低年齢で発症するが、就職活動や仕事を通じて障害に気付く人が増えており、市社会福祉事業団は今夏、相談から就労まで継続的に個別支援する事業に乗り出した。 発達障害は衝動的な行動をとる注意欠陥多動性障害(ADHD)や、自閉症、アスペルガー症候群、学習障害(LD)などの総称。脳機能障害が原因とされる。他人の気持ちを表情や言葉から読み取れなかったり、読み書きが苦手だったり、さまざまな症状がある。 子どもの障害として理解が広がる一方で、障害に気付かずに失敗を重ねて症状が重くなる「大人の発達障害」が社会問題化。同センターへの19歳以上の相談者数は08年度の290人が、11年度は680人に増えた。 11年度の19歳以上の内訳は、20代が232人で最多。30代の119人、40代の64人と「働き盛り」世代が続いた。「入社試験に受からない」「人間関係がうまくいかない」など、就職や職場環境に関する相談が多い。 このため、市立障害者支援施設を複数運営する市社会福祉事業団は8月、相談から就労までの支援を継続的に行うコーディネーター2人を配置。集団活動が苦手な相談者に配慮し、個別対応を原則としている。職場体験などで段階的に仕事に慣れてもらい、就職に結び付ける。現在20代の3人が支援を受けている。 同センターによると、仕事の悩みを抱えて相談に訪れる発達障害者の多くは、環境の変化が不得手なために、職場体験ができる別の支援施設を世話することがこれまでは難しかったという。同センターの緒方よしみ所長は「信頼関係を築いたコーディネーターとともに成功体験を重ね、自信を回復し、就労意欲を高めることが必要だ」と話している。 =2012/09/18付 西日本新聞朝刊= |
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