★のびのびキッズ掲示板★
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[588] | 脳の講座案内 | 宮本 04/11(木) 12:51 |
4月18日は安原先生が脳のお話をしてくださいます。 安原こどもクリニックのYCCの多目的室で開催。 午後7時から9時です。 どなたでもご参加いただけます。 ただし、先生学習会主催ですので、会員は500円、非会員は1000円の参加費をいただきます。 脳の機能障害が部位の違いで、どのような学習障害が現れるかもきっとお話くださると思います。 話がでなければ、どうぞご質問ください。 申し込みは要りません。当日、お越しください。 |
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コメント | ||
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[600] | 残念ながら | りんりん 04/17(水) 00:01 |
出席できないか調整してみたのですが、今回は残念ながら。 学習障害があると言われている子の母なので、非常に残念です。レポート心待ちにしております。なにとぞよろしくお願いします。(20日の算数障害は必ず...!) |
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[601] | 宮本 04/17(水) 11:06 | |
夜ですからね、それに今回は外部からの参加が多そうです。 レポートは、できるか自信ないです。すみません。 |
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[602] | 出席できるようになりました! | りんりん 04/18(木) 09:09 |
粘り強い交渉の末、今日参加できるようになりました。よろしくお願いします! | ||
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[604] | ざっくりレポート | りんりん 04/19(金) 00:20 |
今回残念ながら参加できなかった方のご参考まで、私の主観満載のものになりますが、レポートします。 配付レジュメにないスライドも何点かありましたので、多少聞き間違い・写し間違いもあろうかと思いますが、あらかじめご容赦ください。 (ご指摘いただきましたら幸いです) タイトル「学習障害と脳機能障害〜てんかん性脳波異常と薬物療法〜」 最初に発達障害全体 次に学習障害の各論 最後に発達性ゲルストマン症候群 の順に進めながら、その中で脳波異常(てんかん性)が認められる場合の薬物治療とその効果、発達検査との相関性などの紹介が全体の流れでした。 ************ 学習障害は認知障害であり、ASDやAD/HDと並ぶ発達障害の一つです。AD/HDとLDは90%合併するとも言われ、早い段階で診断することで不適応を防ぎ、専門分野に秀でる人材に育てることも可能だそうです。 LDは100人中10人くらいの程度で出現するとも言われています。 周囲から適切な対応をとられなかった子どもの中にはDBD(破壊的障害行動)マーチを引き起こす子どももいるので、早い段階での診断や周囲の受容が大切です。 (ちなみにAD/HDでは40%、LDでは50%、ASDでは85%の確率でてんかん性などの脳波異常が認められるそうです。脳波を見ることができる医師は現在少なくなっているそうです) 今回は学習障害の認められる116名の症例から、脳波異常を伴うLD児の各ケースについて薬物治療と効果、発達検査との相関関係についての考察などを講演されました。 てんかんの専門医はたくさんいるけれど、てんかん性脳波異常と学習障害の関連性に着目している医師は世界中見ても少ないそうです。 *全身痙攣を伴うてんかん発作がないからといって脳波異常を放置しておくと、せっかく学習したことを忘れてしまうし、発作派で脳細胞が死滅していく恐れもあるし、脳の発達期(12歳)を越えてしまうことも懸念されます。 *発達検査(WISC-V)との相関性 書字障害:処理速度と符号の落ち込む傾向が顕著 算数障害:棘派の有無に関わらず、下位検査で「算数」が低い傾向が顕著 発達性ゲルストマン症候群:算数と符号が低くなる傾向が顕著 など、LDはWISC-Vの下位検査の結果との相関が認められました。 *事例紹介 脳波に棘派(きょくは。スパイク)頻発する10歳男児にVPA(抗てんかん薬)を投与することで、1年後FIQが77から90に、16歳でFIQ92に上昇。治療が「成功」したケースと言えます。 てんかん性脳波異常のあるLD児にてんかんの薬を投与することでてんかん波が改善されると、発達検査も改善が見られ学習障害がよくなるケースがたくさんありました。 安原先生のたくさんの症例を長年に渡って診療に当たられた実績から導かれた説明は大変説得力がありました。 薬に全てを期待することはできないし、副作用の心配もありますが、薬の副作用よりもLD(及び他の発達障害)が自尊心をさげてしまう副作用のほうが深刻で、薬を過度に怖がらずに適切に使用するほうがメリットが大きいと考えられます。 --------- 脳波異常が認められる場合には抗てんかん薬が有効。 認められない場合には抗てんかん薬以外の薬や、ABAや教育的アプローチが有効だそうです。 質疑応答の時に出た、ASDにはセロトニンを下げる薬で症状を緩和できることがあるともおっしゃっていました。 書き足らないところもありますが、あしからずご了承ください。 |
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