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[831] | 大人のADHD講演会報告 | 宮本 04/12(日) 09:43 |
記憶に残ったお話からご報告します。 ●発達障害は、ハンディキャップではなく、上手くできない状態。やり方が違うだけ。 ●できることはいっぱいあるので、そこに注目してほしい。 大人になって一番困るのは、片付け。子供の頃だと、プリント類の管理や翌日の準備など、苦手。 それは、大人になっても影響する。大事な書類を置いて、その上に別のを置く。すると、下の書類は無くなったのも一緒。記憶の中からは消えてしまう。だから、締め切りが早いのがいつまでも、終わらない。 だから、小さい頃は、手をかけて一緒に整理整頓の手助けはしてほしい。わかりやすく管理しやすい方法で。決して叱りつけたり、責めずに根気よく。 大人になってしまった人は、できないことは他の人にやってもらうのが一番。😅 ●ADHDは、注意力散漫な一方、人が気づかないことや他の人が見ていないことも見ていたりする。 だから、ひらめきが素晴らしくて世の中に貢献する人は多い。 ADHDだからこそ、成功する人には、きっちり事務をしたり、スケジュール管理をしてくれたり、発想を実現するための段取りをできる人材がいる。 そういう人がいないと、ひらめきや行動力だけではなかなか成功しない。 ●苦手を追い込むと、時には嘘をついてその場かぎりを取り繕う癖を身につけることも多い。 宿題やった?やった。 それが嘘の始まり。そこで、一緒に宿題を確認する。叱らずに、根気よく。 ●相手の思いや都合よりも、自分が優先。 先を見越して行動するよりも、目の前の事に反応しがち。 相手が自分になぜ怒っているのかわからないことも多い。ぱっと頭に浮かんだ事を、そのときの文脈に関係なくしてしまうからだ。 周囲は、失敬な人だと思うが、なぜ気分がわるいか、わかるように説明しておいた方がよい。 アイメッセージの方がベター。あなたメッセージは責められていると感じるから、つたわりにくい。 しかし、褒めて育てば、通常よりも遅れるが、脳波発達して30代には飛躍的に伸びる人も多い。 ●ADHDを一言で言うと、「待てない」事。 対処は、待つ時間は最小限か、待つ間に他の事をする。だから、ADHDは、荷物が多い。 大事な物を忘れないようにするには、持ち歩くカバンは一つが望ましい。 上着も脱がないほうが無難。😖 ●ADHDの脳の特徴から、感情のコントロールが効きにくい事があげられる。 思った通りにやりたいし、注意や急かされる声かけ、マイナスな上から目線な言い方をされると、腹をたてやすい。 どんなにしんせつからの言葉であろうと、言い方で強い反発心を覚えて、食ってかかったり、暴言をはいたり、する。 周囲の人間はよく傷つくが、気にしないでほしい。 ADHDは根に持たないし、しばらくすれば忘れていることがひほとんど。 かといって、ほうっておくと、やるべき事にとりかからず、後で大後悔しているのがADHDでもある。 だから、どうか腹を立てないように、約束を取り交わしてほしい。 声かけをしてほしいか、選択させて本人に決めさせる。お願いと言えば、約束通りに手助けしてやる。 そのほうが素直にADHDのタイプには3つある。 ●ADHDには3つのタイプがいる。中でも、枠組みを作り、正義感を振りかざし、やかましやのタイプ。 このタイプは頑張りすぎる傾向が強い。キャパ以上の事に取り掛かるので、オーバーわーくしたりすると、破綻しやすい。 また、自分はちゃんとしていないのに、相手には厳しい事も多いタイプだ。聞く。 |
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コメント | ||
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[832] | mari-mori 04/12(日) 19:05 | |
とっても分かりやすく、思わず子どもの行動と合致してうなづきまくりでした(^.^) 特にカバンの中に、勉強しないのにするかも?しれないから、そして他にもいるかも?と結局カバンはたくさんになるって所が「そうそう!絶対に勉強しないのに!」って(^.^) 久し振りにお会いした安原doctorでしたが、昔守口の保健所で発達診断されてたときの優しいお顔になられていて懐かしい気持ちでお話し聞いていました(*^^*) ありがとうございました(^o^) |
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