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[844] | 宮本 07/09(土) 10:43 | |
2016年度の総会と講演会@報告 ⭐活動予定 学習会 は、応用行動分析二回シリーズ 親交流会や思春期以降の子どもや青年たちの相談会や交流 進路関連、就労情報など。 ⭐講座の内容一部報告 伊丹昌一先生のいつもながら、わかりやすく、はっとキュウのエッセンス満載でした。 前半は、今年から施行されている「障害者差別解消法」のお話。 合理的配慮を堂々と求める事が法律を盾にできるようになったわけですが、合理的配慮の意味などをおさらいしました。 合理的配慮を提供されないと、障害により平等な機会を与えられない差別になること。 しかし、学校等が限度を超えた負担にならない範囲で、個別の状況に応じて配慮や調整を行うこと。 加えて、合理的配慮を行えるように、基礎的環境整備をするために、国や都道府県、市町村は必要な財源を確保することが求められる。 基本は、子どもが困らないようにすること、 子供の意見や意思を尊重する。 できるだけ、ユニバーサルな視点の配慮や支援が望ましい。 などなど、具体的な例を出してお話くださいました。 国の取り組みとしての詳細は、以下のサイトを検索してください。 「インクルーシブ教育システム構築支援データベース」の公表 http://inclusive.nise.go.jp 文部科学省所管事業分野における障害を理由とする差別の解消の推進に関する対応指針 http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/tokubetu/material/13642725.htm なお、この法律の実施義務は、公立の学校。 私立は、努力義務。 そのためにも、学校とは穏やかに前向きに連携する。 ⭐では、本題のきょうだいケンカの時の対応 きょうだいが抱きやすい悩みを事例をもとに詳しくお話いただきました。 きょうだいケンカは、表の事象にとらわれず、行動の意味を推測することで、本当の思いを受け止めて、よい行動を増やすことをご指導くださいました。 行動の意味には 1 物や活動要求 2 注目行動 3 感覚刺激 4 回避・逃避行動 きょうだい支援の大事さも指摘され、きょうだいのための心理的支援プログラムのSibshopの取り組みも紹介していただきました。 講座の後は、質問コーナーで、テキパキと返していただきました。 熊本にご親戚がおられて、とても気がかりな中で、講座をしていただき、伊丹先生には本当に感謝でした。 次回は、きょうだいとしての悩みに翻弄されながらも、 前向きに捉えて日々家族支援の起業を模索する福島有二さんに お話を伺います。 まだお若いですが、とっても成熟されていてお話もお上手で、とっても、聴きやすいです。テレビにも出演されて、家族支援 の大切さを訴えておられます。 |
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