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[859] | 限局性学習障害と情緒の不安定さから不適応行動が多い小6男子。 | 宮本 03/12(月) 08:29 |
●2018年度3月の事例検討会報告 中学進学を控えた6年生男子 今回のケースでは、学習障害だけではなく、愛着障害からきていると思われる行動の荒れや情緒的な不安定さが大きな課題です。 中学からの支援級在籍は抵抗感が強いのと、検査結果からも、実態把握の結果からも、環境からも中学で学習の遅れを改善することは期待できません。 だとしても、中学でできる支援を我慢強くお願いしていくことが必須な事例でした。とてもとても難しい事例です。 結論から言うと、伊丹先生から次のようなコメントをいただきました。 基本的にGAI〉CPI の傾向が強く、中でも ワーキングメモリーの強みからは、機械的な記憶や記銘は強いけれども、ちょっと複雑な指示や説明はわかりにくい特徴があるので、刺さる言葉が効果的。さらに、愛着障害からくる影響を考えると、非言語メッセージ(焼きつく絵)で褒めるのが良いというのが印象的でした。 まとめておきます。 @キーパーソンを決める。 若い同性のボランティア学生などが適任。友達感覚でよい。 1対1の関係から信頼関係を築く。 A感情の言語化 肯定的な内容で感情の公式を使う。 B主導権をとる。 難しいことではない。例えば、トイレに行きたそうにしていたら、「トイレに行きなさいlと言う。 C役割付与支援 次回は、5月10日です。 |
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