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[130] | 8月先生学習会案内 | miyamokko 07/03(金) 10:32 |
テーマ「ミスターブレイン、安原昭博医師が語る、脳の神経伝達物質と行動の因果関係、行動障碍と薬物治療最前線情報」 日時:8月5日水曜日6時半から8時半 受付:6時から。 参加費:先生会員500円 会員外先生1000円 申込みうけつけ:不要。定員80名前後。 7月の事例ではドクターはコメンテーターとして久々にご参加いただき、 事例に絡んで興味深い脳の神経伝達物質働きの面からみた問題行動などの原因や対応のお話をおききできました。 たとえば、脳の神経伝達物質の働きからみた盗癖をやめにくい原因などを、ドクターの自虐的ネタを織り交ぜ、刺激的に、かつ楽しくお聴きすることができました。 そういうお話を聞くと、ドクターが聴衆にとても気を使っておられるのがわかりますし、心理面からの分析とはまったく違うので、 一般的な道徳的な対応では役にたたないことがわかり、問題行動への理解を深め、対応のヒントもいただけます。 また姿勢の保持の原因や対応を感覚統合訓練からではなく、 セロトニンの働きからも説明してくださいました。 姿勢の崩れをなおすのに、椅子に深く腰掛けるのはブー!だともおっしゃていました。 作業療法士さんたちとは、まったく違う視点からプチ解説してくださり、興味深かったです。 でも低反発のクッションは効果ありとドクターの見解です。 もっとも本当はバランスボールがお勧めです。足がついているバランスボールもあるらしく より実用化しやすいように検討されているのですね。 さらに、アメリカではコンサータよりも効果が期待でき、副作用の少ない新薬もでているそうで、ほんのさわりだけですが、お聴きすることができました。 さて、翌日の8月6日も寝屋川で脳と発達障害のお話が聞けるみたいです。 こちらは和歌山大学の先生が講師で、主催は北河内支援教育事業です。 詳しくは別コーナーで紹介しておきます。 脳のお話は花盛りですね。 テーマは同じ「脳」でもきっと違う内容であることは間違いないです。 連日、脳と発達障害のお話を聞けるのも夏休みだからこそですね。 |
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[144] | miyamokko 08/05(水) 16:32 | |
今夜、6時半から始まります。 すでにレジメも出来ているとか。。。。。 スタッフは全員、サマーバケーションしてきて今日の午後帰宅。 かなり疲れていまして、眠らないで聞いていられるか、私はちょっと自信ない。 もし、居眠りしていたら、それは気疲れのためです。 |
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[145] | 報告 | miyamokko 08/06(木) 18:42 |
5日の安原ドクターの脳の講座内容報告 深夜まで診療がつづく外来を連日こなしての水曜日の講座でした。 ドクターのお疲れの表情が気になりましたが、。。。。。いつもありがとうございます! 内容は、神経伝達物質や薬を中心にしたお話でしたが、きっとドクターが伝えたかった事は、10年記念講演でも訴えておられましたが、「誰もが、生まれてきて幸せだと思える人生を送るために薬物治療を役立てたい。子どもが大人の言うことを聞いて大人しくさせたり、勉強が出来るためだけに使うものではないはずだ」という事と、「これまで性格や心理面からの問題だと信じられやすかった事が、実は、神経の問題から来ており、治療が可能な領域が多い」 ということだと思います。 前半はともかく、後半の薬に関しては、医療関係者向けではないかと思うほど、私には専門的でした。もちろん、ドクターは出来るだけわかりやすくお話してくださったと思います。 細かな薬の効用の違いは記憶にはありませんが、コンサータが一番使いやすく効果も大きいということ、それぞれの子ども達の特性や行動の症状に応じて、ほんとに細やかに薬の処方をされているんだなって、あらためて感じ入りました。なお、ストラテラはアトモキセチンのことでした。いずれにせよ、さすがこれまで診察してこられた発達障がいの子ども達の数が半端じゃない経験とひらめき、そして子どもたちへの寄り添い感の賜物だということはしっかりガッテンしました。 特に、有名な神経伝達物質の中でも、今回、スポットがあたっていのは「セロトニン」でしたが、 セロトニンの働き、セロトニンが弱まると、どんな心身の状態になりやすいか、大事なセロトニンを鍛えるにはどんなことが日常でできるかなど、健康や思考、行動に及ぼすセロトニンの活躍ぶりにびっくりでした。 たとえば、子どもの発達で当たり前のことがセロトニンを育てているとか、便利な子育てが、実は、セロトニン生成を阻害しているとか。役立つ情報が満載でしたよ。 たとえば、ガムはセロトニンが活躍するのに、よいとか。 孫が、テレビゲームで負けると超ハイテンションで怒りまくるので、ガムをすぐに口に放り込んでやりました。それより、私はテレビゲームでの様子をみてびっくりしたので、時間を断固制限しはじめていますが。。。。。。 便秘にもセロトニンが関係しているとは!!! 道理で、ドクターが処方してくれる便秘対応のお薬は意外性が大きいかったわけです。 こうしてお薬のことをわからないながら聞いていると、お医者様も投薬のひらめきがないといけない、ある意味創造力と芸術の世界に通じるものがあるようだ、と思いました。 それから、今回は、やっとセロトニン・ノルアドレナリン・ドパミンの役割が頭に入ったように思います。この三つは、「心の三原色」と銘々されているのですね。 こういうふうにネーミングして説明してくださると、わかりやすかったです。 薬系の知識が、すんなり入る人と、私のようになかなか入力されないタイプがいると思いますが、今回は自信があります。 今度から、ちょっと不安があるときは、「ノルアドレナリンが、再確認・再点検を提案してきてるわ」 ワクワクしてきたら、「そのご褒美があれば、ドパミン元気百倍、早々と仕事は終らせそう」 腹がたつのを抑えることができたら、「最近、生活リズムが整っているから、セロトニンがよく効いているわ」 と、言うことにしようか。。。。 |
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