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[154] 9月先生学習会案内 miyamokko 08/27(木) 00:25
  日時:9月2日水曜日  午後6時半から8時半
場所:ふらっとねやがわ
コメンテータ:伊丹昌一先生。
        安原昭博先生は診療の状態によって参加してくださると思います。
参加対象:学校関係・心理職・民間教育関係者
参加費:会員先生500円   会員外先生1000円

今回の事例は、学校ではにこにこ、元気そう、なのに、登校渋りや
帰宅後の機嫌のわるさ、またその日、とても楽しいことがあっても
ちょっとした不快なことや失敗があると、其の日は全部ブルーでグレーな
気分。いったい学校で何が不満なの?あるいはどんな不安があるの?
と、お母さんはいつも首を傾げています。
家では彼に振り回されている気分なんでしょうね。

実は、こういう学校と家との状態が真逆なタイプも結構いてはります。
なので、なかなかこの子のしんどさに共感してもらいにくいケースでもあります。
保育所時代から、状態像はあまり変わらないようで、
今度こそ、なんとか理解と対応を深めたいという親御さんからの申し出です。
今回、担任の先生も参加してくださり、学校での様子を聞かせてくださいます。
またとっとクラブでの様子や成長もお聴きできます。
心理検査の結果は気分の状態に左右されていると思われます。
毎回、結果が大きく変化しているからです。

今回はそんな小学校3年生の男子の事例です。

うちの子と似ている!!

と思われた方、どうぞ担任の先生や支援学級の先生にご紹介ください。
 
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コメント
[155] 報告 miyamokko 09/07(月) 14:10
  今回の事例は、家での登校しぶりが保育園時代からあり、
引っ込み思案な性格だという親御さんからの訴えとは裏腹な
集団での様子で、そのギャップの大きさから事例の子のしんどさを
議論し、保護者支援の方向性を探るのがテーマでした。
また、幼児期から3度にわたった心理検査の毎回のデータの大きな変化の分析も課題となっていました。

グループワークの結果、さまざまな支援策が出され、さまざまな立場の支援者が集まることの意味を、私は、回を重ねるごとに再認識しています。

今回は、診療を早めに切り上げてくださり、早くから参加して下さっていた安原ドクターが締めのコメントをしてくださいました。

ドクターは、まず、「僕は、怒っている。みんなを叱り飛ばしたい。勘違いをしてはいけない!」と、物騒な発言とオーラで始まりました。

なあああ、何が飛び出す?!

司会をしていた伊丹先生の表情が大きく動きます。

@心理検査の結果の大きな変化の背景に
投薬治療の成果が大きく働いてること、
だから、見かけに比べて、決して力がある子ではなく、
A認知のアンバランスによる得意と不得意との絡みで予測される相反する困り感の理解を充分にして支援する必要があること、
特性も絡み、実は、学校ではとても我慢をして過ごしていること、
Bその彼が、登校渋りをすることは当然であること、
だから、一番必要な事は、充分にその頑張りを「ねぎらう」必要があること、
Cまた、親が学校に支援を頼むときは、とても勇気がいること、
親の訴えを心配しすぎだとか、不安症だと片付ける事なく、
親の訴えに十分耳を傾け、気持ちを受け止めるだけで、問題の半分は解決する。
Dもし、この子の支援が具体的に上手くいかなかければ、この子は間違いなく不登校になり、家庭でも扱いが難しくなるだろう。

「僕は、こういう子はたくさん見てきた!」

と、静かながら、確信に満ちた語りで締めくくられました。

会場が静まりかえっているのが、気になられたのか、「どう?僕怒らずに静かにいえただろ?」と、いつもながら場を和ますサービス精神も忘れずに。。。。

たくさんの親子に診察室で日々向き合ってきたドクターだからこそ、
小さい頃から診てこられたドクターだからこそ、
本当に親子の味方に徹しておられるからこそいえる言霊に脱帽でした。

それでも、「本当に、そんなに我慢をしているのかな?」と、とっとくらぶで楽しく生き生きとしている彼の姿を見た私は内心懐疑的でもありました。(とっとくらぶにくるときも行き渋りをするときがあるというので)

また、怪我をして堂々と休めるときに、そんなときに限って「学校に行く」と言い張ったということも、「学校は行くものだとしばられているから」というドクターの指摘に首を傾げていました。


その数日後、色々な刺激に対応するのがとてもしんどいという外と家では発話に大きな差がある高機能の高校2年男子が
頼りにしているお母さん相手に思い切り不満や不安を怒りの言葉で
ぶつけまくっている姿を目にしました。

母は、それが身につけた対処であるかのように
何も反論せず、彼が静まるのをひたすら待っておられました。
そのままの状態が随分続いていました。

帰り際、すれ違いざまに見た母の表情は悲しげにゆがみ、目には涙が溢れていました。


私にも程度の差こそあれ、同じような経験は多いのに、
ふと忘れてしまう、こういうときのなんともやるせない思い。

何かしなければならない。と思った私は彼女にメールを打つことにしました。

でも、つい対処法を書いている自分に気付いて、消しては書き直していました。

今の彼女に、対処法なんて、無意味。濃い特性をもつ高機能の息子と17年間付き合ってきたのです。色々な壁に向き合い、それなりに成長も支えてきたのです。
色々な専門家にもアドバイスを求めてこられたのです。
本当に、彼女は母親としてよく頑張ってきています。
その彼女に、
中途半端な知識の押し付けや、やすっぽい気休めなんて慰めにもならないんです。

私が確実に彼らに出来る事は?

私も学べる事は?

そんな思いでメールを打ち込んでは書き直していました。

それもこれも、あの事例があったからこそ。。。。

保護者支援の原点。あらためてドクターに教えられたような気がしました。
 
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