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[157] | 感情のコントロール「自分の気持ち、相手の気持ち」 | miyamokko 09/10(木) 13:33 |
「これまでずっと悲しい時も怒りで表現している自分がいる。悲しいときにどんなふうに表現したらよいかわからない」 うっすらと涙をうかべて打ち明けてくれた人がいました。 他者感情に気付くには、まずは自分の気持ちに気付くことが大事なんでしょうが、通常でも、日常生活の中で、自分の感情の変化を正確にとらえるには、自分自身の内面に注意を意識的にむけなければ難しいと思います。 精神的なストレスからくるあらゆる身体症状の変調も自分の感情に気付くことから治療は始まると経験上、強く思います。 よく感情のコントロールというと、怒りを抑える方法が頭に浮かぶし、あまたあるソーシャルスキルもネガティブな感情に注目しがちかも知れません。 でも、もっとも大切なことは、「うれしい」「楽しい」「ありがたい」といったポジティブな感情の気づきを促すことではないかと思います。 子どもが嬉しいそうに生き生きと何かを報告してくれる時、あるいは実に楽しそうにおしゃべりをしているとき、ちゃんと大人は関心を持って耳を傾けているでしょうか? 問題の多いわが子が、他所の家に遊びに言ったと聞いて、開口一番「え?おもちゃ片付けたんか?くつそろえたか?そこの家の人、おったんか?」と、新たな問題の火種を心配している反応を返してはいないでしょうか? 先ずは、子どもの表情から嬉しい気持ちを汲み取って、「お友達と楽しく遊べたんやね、よかったね。お母さんも嬉しいな」と返してあげてほしいと思います。 |
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コメント | ||
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[223] | miyamokko 01/08(金) 11:08 | |
感情のコントロールが弱い。怒りを適切な他の方法で伝えるスキルをつけるように指導することを長期目標にした、ということを一人の会員の方から、報告をうけました。 感情のコントロールをつけることは、発達障害のある子には、人生をかけた再重要課題です。 これまでも当会の講座の中で、安原先生や伊丹先生が繰り返し、その極意を口すっぱく伝えてくださってきました。 しかし、どうしても私達は、表面的な事象にとらわれがちで、困っていることは? と、聞かれると、「感情のコントロールが効き難く、対人トラブルが多い」 という訴えになりやすい。 当たり前なんですが、なぜ、感情のコントロールができないのだろう、 感情を爆発させることで、何を訴え、何を得ているのだろう、 どういう状況の中で、よりマイナスの感情は爆発するのだろう、 それは、先行条件を操作すれば結果は修正できるのだろうか、 さらに、知的な理解力は言語性・非言語性とどの程度の発達段階にあるのだろう、 得意な認知を上手に使えば、思考のゆがみの修正は可能だろうか、 ターゲット行動<怒りを不適切に爆発させない>の修正にいきなり向かわず、修正可能な行動をより好ましい行動に変えることで、自然とターゲット行動の緩和に結びつかないか、つまり、外堀を埋める作戦ですね。 「将を射んとすれば、馬を射よ、」かな? 応用行動療法というのは、兵法にも通じるのですね。 昨日、テレビでお笑い系の恋愛講座の番組をぼけと見ていたら、ここにも出ていました。 「あなたにふられたら、私は死んでしまう」 では、重い。 「あなたのお陰で、生きてゆける」 ははははあああ〜〜〜〜〜 これ、いつもペアトレで言っているプラスの言い方じゃん! もっとも、恋愛にかんしては、通じない相手も多いですけどね。きっと。 うーん、真剣にかこうと思ったのですが、下世話なことに気が散ったので、また書きなおします。 次は、決定権の誤解について。 以上の視点を冷静に観察して得ることが、必要だと思うわけです。 |
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