★のびのびキッズ掲示板★
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[171] | 10月先生学習会の案内 | miyamokko 09/26(土) 19:45 |
日時:10月7日 水曜日の夜6時半から8時半です。 場所:ふらっとねやがらの研修室です。 参加費:先生会員500円 会員外先生は1000円 事例に出てくださる学校の先生方は何人でも無料です。 今回の事例は、予定していた事例ではありません。 支援の緊急性が高い事例ということなので、予定していた事例は次回に実施します。 今回の事例の子は、認知特性にアンバランスはなく、知能も平均で安定した力を持っています。 ところが、課題に向かう意欲の喚起や集中の持続が困難で、指示に従うことに過敏な抵抗が著しく、ほとんど教室での学習ができない状態が続いています。 学校としては、基礎学力をつけるために、 また徐々に集団生活に適応できるように個別指導体制も視野に支援をしたいのですが、 知能に遅れもなく、認知にアンバランスもないことから、家庭との意見があいません。 実は、家庭と学校では様子が違うからです。 前回は、その反対のケースで、家庭での困り感が強いケースでした。 家庭と学校との様子が違うと、なかなか子どもの状態像の共通理解がしにくく、何が大きな躓きの原因なのか、絞りきれないことがよくあります。 そういうとき、適切な連携ができずに歯がゆい思いを関係者は感じます。 私は 疲れ果てたような投げやりな状態の子どもにも時々出会います。 好奇心とやんちゃなあどけなさが一杯のはずの低学年の子供たちが、 なぜ、こんなに疲れ果てて、投げやりな言動なのか。 それはとりもなおなさず、大人への強い警戒心の表れとして見えることがよくあります。 早くからそのような状態の子どもに出会うと、とてもやるせない気持ちになります。 今回は、そのような事例のようです。 ずっとボタンの賭け間違いを繰りかえしてきた結果なんでしょうか? いつも思うんですが、一回くらいの事例検討会でみんなで検討したからといって、いきなり支援が広がるわけでも、お悩み解決出来るわけでもないと思っています。 [もちろん、事態が大きく前進した事例も多いですよ] ただ、大切なのは、関係者が困難な事案に向き合って逃げないこと。 自分達が出来ることをそれぞれの立場で 考え実行していくこと。 その姿勢が、未来を開くと信じています。 その場を提供しているのが、のびのびキッズの先生学習会だと思っています。 もちろん、さまざまな事例を通して、私も得がたい学びの場になっていることを感謝します。 今回は、ドクターも出来るだけ早く参加してくださるということです。 またまた密度の濃い検討会になりそうで、楽しみです。 なお、当日、8月に出版された伊丹昌一先生が書かれたアセスメントの本を販売します。 本の中から、解決のヒントをさぐれたら、と思います。 当日は、20冊のみ用意させていただきました。 追加は次回の学習会に用意させていただきますが、本のフォローアップ講座も予定しています。 編著は現在、寝屋川支援学校長であられる須田正信先生、共著は現在、大阪大谷大学教育福祉学部准教授の小田浩伸先生、他、私は存じ上げないのですが、鳴門教育大学大学院学校教育研究か准教授の大谷博俊先生です。 しかし、伊丹先生は、これまでも数冊の本を出されているんですね。。。知らなかったです。失礼しました! |
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コメント | ||
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[179] | 報告 | miyamokko 10/08(木) 10:23 |
台風が接近していた昨晩の学習会。 いつもの半数の参加者でしたが、効率よく検討を進めることができました。 これまでも同じようなケースが検討されてきましたが、今回は、特に保護者支援の必要と困難さが、課題となりました。 方策はすぐに示されましたが、問題は、人材。 外の関係部署につながるまでには、どうしても学校内での支援体制が必要。 しかし、担任の先生や校内の先生だけでは困難。 スペシャリストの配置がどうしても必要。 先生方に求められる力量には、相当な力が必要だなあと、思いました。 絵に描いた餅になっては残念。 でも、理解に苦しむ親子の行動に隠れた思いをみんなで語り合えたことでも、きっと確かな支援につながるはず。 「福祉」とは、「ふ つうの、く らしを し つらえていくこと」 という説明をする人がいるらしいです。 なるほど、いきてゆく上で足りないことを施すのが「福祉」ではないんだ、ということにガッテン。 |
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[180] | miyamokko 10/08(木) 10:31 | |
「普通の暮らし」って。。。。 それがどんなに素敵なことで、幸せなことか、それができることに、人はどれだけ感謝できるかも、試されている、と、事例から外れて頭の中でつぶやいていました。 今回は、応用行動分析だけでは解決できない事例でした。 なお、伊丹先生の本の中に、先生がwiscとk−abcから分析し、長期目標と短期目標を定めて実行された事例がのっていますが、学校が困っている状態像には振り回されず、保護者の困り感に寄り添い、あわせて其の子の認知状態に合わせて、指導を絞られ、結果、学校での対人関係の問題行動がおさまるというのがありました。 ここまで、心理検査結果を活用できたらすごいなあと思いました。 |
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[183] | 本紹介 | miyamokko 10/12(月) 19:16 |
虐待関係の支援の手がかりを書いた本を探していましたが、 「子どもの親と精神科」金井剛著 2400円 が、よかったです。 現場での役立つ支援の視点がわかりやすかったです。 |
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