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[172] | 子育てブログ | miyamokko 09/28(月) 07:35 |
■移動能力を鍛える。一人で帰れた! 日曜ごとのお稽古で、いつもの練習のあとに、午後は別の場所への移動を個人的に言われた。 時々しか使わない電車を乗り継ぎ、指定された場所に一人でいきなりはいけない。 そこで、行きはヘルパーさんに頼み、帰りは、自分で帰宅させてみた。 阪急電車から御堂筋線の地下鉄の電車を乗り継がないといけない。 帰りは御堂筋線と京阪。 ヘルパーさんは、「道、ぜんぜんわかっていないですよ」と心配そう。 まして、漢字が充分に読めないので、行き先を自分で確認して乗車するホームを選べるかも怪しい。 メモを書いてみたが、必要に応じて見ることができるかも怪しい。 携帯メールを送っても、これまた怪しい。 もちろん、視覚空間認知障害がきつい息子には、地図の活用などありえない。 残るは、携帯で私が声ナビをすること。 しかし、左右をよく混乱する息子に道を音声で教えるのも不安ではある。 少なくとも、京阪の淀屋橋まで一人で到着してほしい。 不安がる息子に道に迷えば、すぐに駆けつけられるところにいるからと行って背中を押す。 ヘルパーさんと交代した私は、淀屋橋でひたすら待つ。 そろそろお稽古が終る時間を見計らい、gpsで位置確認。 あれ?! gpsが示す位置がおかしい!!! 電話をかけるが、出ない!! 30分間、イライラ・・・・・・パニック!! ようやく電話にでた。 「まだレッスン中やってんで!」・・・・・すまん。 では、gpsの示した位置は??? なんだったの? これだから機械はあてにならん。 というわけで、音声ナビを開始することができた。 無事、淀屋橋の階段を上ってくる姿をみて、ホッとする。 つくづくドコモに感謝。 家族無料通話やgps機能のおかげです!!! それから、地図を詳細にプリントアウトしたから、音声ナビできるんですね。 まてよ、携帯で、音声ナビつきのはあったのでは? 車以外に使えないのかな? さらに移動手段を鍛えるスキルには、人に聞くことができること。 そのためには、人を選ぶこと、聞くタイミングをはかること、簡潔に知りたいことを言えること、ありがとうと、感謝の言葉がいえること。。。くらいでしょうか。 ひとまず、成功。やれやれ。さぞ、息子も初めての経験で緊張したことでしょう。お疲れ!! 高校への自主通学は、はじめに付き添って徐々に離して行ったので容易にできたが、応用が利かない。学校も時々電車で色々なところに連れて行くが、高校生なので、帰りは、自分で帰らないといけないことが多い。付き添って下さるわけではない。 友達ができて誘われても自由に遊びに出かけられない。 一人でぶらりと外出したくても移動能力が不十分だといけない。 外にでれば、誘惑も危険もいっぱい。 でも、それは自由にはつき物。 |
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[174] | 読み書き支援の成果 | miyamokko 09/28(月) 10:21 |
読み書き支援がないと、とてもじゃないけど、登校は無理な息子君。 これまでは、親が一生懸命先生たちに訴えて、充分ではないですが配慮をしてもらってきました。 でも、ずっと親が彼の代わりに配慮を訴える事はできません。 高校に入ってからは、本人の口から配慮を頼めるようになってほしいと願っていたし、本人にもそのように諭していました。 幸い、高校では半数の先生が配慮をしてくださるのですが、2学期からある教科の先生が代わり、新任の先生が赴任。 不安や不満を口にしていた息子でした。 その日、彼は、「今日は、言うわ!」と、決意を述べて登校。 帰宅後、「言うたで」と、満足げな表情で報告してくれました。 「へえ、いえたん! えらいなあ、 なんていうたん?」と、聞くと、 「漢字、読まれへんねん!!って怒鳴ったった。」と、(~o~)えらそうな言い方でした。 でも、とっても満足そう。言い方は好ましくはないですが、自分でいえたことが確かな自信につながっているようです。 先生は、「そうやったな!」と言って、あわてて漢字に振り仮名をうってくれそうです。 他の事でも、強い子には、なかなか思うことがいえずに悶々としていた彼。 その彼が、形は「はき捨てるような言い方」とはいえ、配慮を自ら求められたことは嬉しい成長です。 それもこれも、一学期のトラブルのとき、担任の先生と息子の課題の共通認識をもてたのが今に至っていると思います。 それは、「自分の思いや願いを相手にいえること」でした。 課題が見出せても、日常の中にそのことを自然に育てる意識がないとなかなか成長を促すことは難しいと思います。家では好きなことを言いまくる子でも、集団、特に学校ではなかなか言いたいことが言えない子は、多いはず。 でも、担任の先生は、職員室でもぞもぞとして息子が他の先生に何か伝える時も、背後でそっと付き添って下さっていたことを息子の話で私は気付いていました。 また、高校で、ある資格試験の問題文に振り仮名をうってくださり、見事一回で合格したことも彼が堂々と「漢字はよめないんや」と言えた大きな支えだと思います。 実は、通常の授業のテストでは振り仮名を打ってもらえば点数はいくらかは取れますが、いつも赤点です。それが、自分がどうしてもとりたい資格試験の問題だったので、必死に授業を聞いていたというのです。76点。我が家には奇跡のような結果でした。 今朝は週の後半。そろそろ疲れもたまっているはずですが、スムーズに登校の準備を済ませて、いつもよりも30分早く家を出て行く息子でした。\(^o^)/ |
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[175] | 躓く理由はほかにもある。言えないわけ | miyamokko 09/28(月) 10:49 |
174のような絵に描いたような状態像もありながらも、安心したのもつかの間、すぐにドスン! 今朝は、早朝からおきてきたのに、いざ登校の時間になると、登校しぶりがはじまります。 心の不調はすぐに身体に表れます。 いつもその理由は、同じ。読み書きへの配慮。 確かに、充分ではないと思いますが、ほんとに理由はそれだけ? と、いつもいぶかしがっている私もいます。 なかなか行こうとしない。 一緒に駅まで自転車で送りました。 ゆっくり、ゆっくり、です。 鈍亀です。 あああ、こんな傷つきやすい息子君に企業就労なんて、ありえない高い壁、壁、どうする!! と、頭の中で嘆く母。 元気なときは、超スピードで自転車を乗りこなしていますのに。。。 なんとか、駅の構内に入っていきました。 結局、自転車で20分で往復できるのですが、帰宅してみると1時間たっていました。 学校に電話をかけてみると、こんなことがあったという担任の先生のお話。 連休明けにどうもいじめに近いいたずらをされたらしい。 でも息子は相手の子をかばい、笑顔でしらをきり、嘘をつく。 先生は、そのとき、思い出したというのです。 私が、子どもは困ったときによく笑ってごまかす。と言ったことを。 それで、先生によると初めてだったらしいのですが、大声で目線は息子にあてながら、みんなに言ったそうです。 「だれや、こんなことしたん! こんなんすぐわかるぞ! みんな見てたはずや、なんなら一人一人聞こうか!! いじめやからかいはみんなでふせいで行かんとあかんやろ!」 って、指導しました、ってことでした。 先生によると、誰がしたかは、生徒達の表情を見てたら、すぐわかるんだそうです。 でも、現場を押さえているのではないので、そこまで。 すごいですねえ。さすがですねえ。 やはり、いき渋りの理由は一つではないということですね。 息子の言葉に「クラスでいるのは限界かも」というのがありましたが、対人関係でも決して順調なわけではないことを感じたエピソードでした。 ただ、対人関係が不調なわけでもないのです。 さて、8時すぎには電車にのったはずなんですが、学校に到着したのは10時半ごろのようです。 どうか、帰りは少しはすっきりして帰れますように。 明日は、明日の風がふくから。 |
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[181] | 普通の暮らしを願うこと | miyamokko 10/08(木) 10:54 |
「普通」・・・・・ 「福祉」とは、ふ つうの く らしを し ていくこと。 という文章を見つけたとき、 福祉とはなんて、あらためて考えたことがなく、施しだとなんとなくとらえていたことにはっとしました。 「普通」という言葉には、良い意味でも悪い意味でも、それぞれの思いがあるはず。 思えば、息子の進路で、夫と意見が衝突したとき、結果的に夫の思いを優先したのは、「普通に考えよう」ということでした。 小学校を校区に決めたときも、目の前に小学校があるじゃないか、ということが大きかったのです。 「高校の資格をとらせたい」!!! その思いは親なら、みんな普通に思っていること。 そのことを大切にする事は、自然だと思いました。 結果は? 決して楽な道ではないし、子どももそうですが、親の苦労は絶えないです。 でも、普通を訴えていくことで、当事者だけではなくみんなが、「普通」であるための配慮や工夫を見出していくのだと思えました。 軽度の知的障害をもち子育てをする中で自立していく姿を描く「だいすき」のマンガも10刊がでました。 テレビ放映もされましたね。 其の中でも主人公の柚子は、障碍の有無に関係なく普通の暮らしを望んで前向きに生きてゆきます。 一人の人間が自立して生きてゆくのを支える多くの人々の人生や葛藤や気付きなどがとても自然な形で描かれていて、余計なものを取り去ってくれるような気さえします。 思い切って、10刊まとめて買ってよかったです!! とってもお勧めな漫画です。 さて、これから、アスペルガーの夫を配偶者にしながらも、明るくコミカルに生きている主婦物語のマンガを書店にとりにいきます。 「だいすき」と一緒に買ったのに、ちゃっかり本屋においてきてしまったのです。(/_;) |
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[182] | 自己選択、自己決定 | miyamokko 10/08(木) 15:07 |
10月は運動会ばやり。 4日も孫の運動会。愉しみにしていたのは息子も同じ。 でも、彼にはお稽古の練習日。 いつもの我が家なら、お稽古は休ませて家族の行事優先ですが、お稽古を休むと他の方に迷惑がかかります。 いろいろとはずせない理由もあり、お稽古を優先するように話してありました。 しかし、出かけに、やはり、気持ちがきりかわらず、身体が動きません。 文句もいっぱいいいだします。 迎えに来てくれたヘルパーさんは、あっさり「行けないなら、帰ってもいいですよ」 夫は、「お休みしたらいいやん。かわいそうやろ、泣いてるんで」 なんで、みなそう甘いんの!!?? そりゃ、たかがお稽古よ。 家族を思う気持ちを大事にしてあげたいわよ。 だけどねえ、ここは譲りたくはないです。 このお稽古は、自分で決めたことなんです。 いつもそうでしょう! 泣けば思うようになると、思わせたくはないんですよ! もうでっかい高校生ですしねえ! お兄さんですよ、お兄さん! ちょっとー、お父さんに見せてやんなさいよ! 僕はもう子どもじゃない、自分が決めたことをちゃんとやりきることができるお兄ちゃんだよ、って見せてやりな!! 文句言いながら、逡巡しながら少しづつ動きが前に進みます。 其の様子をしっかり掴みながら、今日は、いけるぞー、と私はがんと要求を受け付けません。 一度は、ヘルパーさんと行きかけた彼でしたが、もどってくると、 「どんだけ、我慢しているかわかるか!!」 と、大きな声で私に迫ります。 両手で彼の顔をしっかりはさみ、目をこちらに向けさせ、 「わかっているよ!! いってらっしゃい!」 と、言いました。 のろのろとですが、ヘルパーさんと自転車で出かけていきました。 30分ほどして、メールがとどきます。 「○○に運動会、頑張るように言ってな」 あとで、ヘルパーさんに聞くと、はじめは暗い雰囲気でしたが、京橋あたりで、「よし!」と自分で掛け声をかけるといつもの彼にモードをきりかえたそうです。 やれやれ、なかなかやけど、私も頑張ったな、なんて自分ほめをしていたのですが・・・・・・ その様子を傍でみていた長女は、「わがままやナあ、お母さんら、甘えさして育てたから」 と、一言ですわ。 こういうとき、がっくりきます。 長女だって、超個性的でどんだけフォローしてきたと思ってんの?! 忘れたんか?! どうせ、覚えてもおらんし、親の苦労なんて誰にもわからんわなあ。。。 |
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[184] | お勧め大阪のお宿。 | miyamokko 10/17(土) 18:24 |
子育てとはまったく関係ないのですが。。。。 大阪にある温泉宿に田舎の両親を連れて行きました。親孝行です。これでも、一応。 伏尾にある有名なお宿だそうで、確かに、施設は古めですが大きかったです。 露天風呂つきの和室を頼みたかったですが、家族5名が泊まると、、、、、金額が痛いので、ちょっとケチりました。 一人17000円〜22000円くらいみたいだしし。。。。 色々、ネットで調べていると、あることに気付きました。 朝食つきの一泊で、5人一部屋だと7500/人。 ということは、夕食は宿屋のレストランでとれば懐石ぽいのは2000円から3000円です。 2食付一泊だと夕食は6500円から11000円までになるようです。 というわけで、一人10000強で、おさめることができました。 お料理はとっても美味しくて、身体に優しいです。 露天風呂のお湯も水道水じゃないのがよくわかる優しい水。 館内は、高齢者に配慮して、長い廊下には手すりがあちこちにつけてあり、お部屋もゆったりして、窓は大きく、景色もよかったです。 市内から20分前後と、高速を降りるとそこは、田舎風景。 他府県に旅行しにきた感じです。 ビジネスホテルのベッドは眠れませんが、このお宿では、夫の高いびきにもだれも気にせず、ぐっすり眠れました。 「不死王閣」。同窓会とかにもお勧めなお宿でした。 |
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[188] | 問題行動満載なとき。 | miyamokko 10/24(土) 07:58 |
問題行動を改善したいときは、何も子どもだけとは限らない。 大人も暴走をはじめると、止めるのは至難の業だ。 つい、怒りや悔しさ、焦りが頭の司令塔を混乱に陥れ、衝動性を発揮しようとする。 まてまて、こういうときこそ、わずかでも残っている好ましい行動をみつけるのだ。 冷静さをたもて! 朝は必ずやってくる! |
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[194] | 文化祭 | miyamokko 11/03(火) 21:16 |
高校の文化祭に、家族で参加。 ならんだんな・・・・焼きそばとたこせん。 長い時間だったけど、文句は言えない。 生徒達は一生懸命ですから。 短気な次女は、たこ焼きのできあがりに業をにやしながら、、「きっと、これは、自分達でする意味があるんだろう、これも教育的一環なんだから・・・」 と、自分に言い聞かせて、「私やるわ!!」というのを一生懸命我慢していたらしい。 午後のエンターテーメントの舞台の出し物はといえば、・・・・ 一言でいえば、ガッツで、ファンキー、シュール、でした。 心優しい先生たちが、思いきり場を盛り上げてくれて、裏方いっぱいしてくれて、この生徒達をよくここまで引っ張ってくれているよな、って思いました。 ほんと、大変です。 色々、細かいこと、頭の中でこっそりチェックしていましたが。 みんなお疲れ! |
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[195] | miyamokko 11/03(火) 21:21 | |
校内にはいるや、いきなり嬌声をあげて腕を思い切りつかまれました。 興奮しているのでしょうね。 通り過ぎようとして、またギューと二の腕を痛いほどつかまれ・・・・ 3度目はつかまれてなるものかと、先手必勝。 伸びてきた手を素早く握り返し、「こんにちわ!」と言いながら握手しました。 |
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[196] | 文化祭で出会った生徒達 | miyamokko 11/03(火) 21:24 |
顔見知りのa君にあったので、「○○君、こんいちわ」と挨拶すると、急に表情が困惑。目をそらされてしまいました。 あれ、覚えていないかな、それともどうしたらよいのか、わからないのかな・・・・ |
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[197] | 文化祭で出会った生徒達 | miyamokko 11/03(火) 21:30 |
先生が心配げにお見せしている生徒たちをサポートしています。 そこへ、卒業生があらわれて、先生に話しかけているのは良いのだけど。 いきなり自分の興味の話題をはじめるんだなあ。 先生、おどろきもせず、「ふん、ふん、そうか、」って、聞いていて、「お前、どこ就職したんや」ときかれます。すると、彼はちゃんと答えるんですね。就職予定の日程を。 そのあとは、一方的な話題はなかったです。 別の子。 大好きな先生のところにやってきた女子の一群。 「私の彼氏、鶴山やで。」と、嬉しそうに報告しています。 それを受ける先生は、「あそうか、鶴山かあ」と、にこにこ。 この先生のお名前は、鶴川 先生なんです。 周りの生徒たちも、このやり取りで、がはははって、和やかに楽しそうに笑っている・・・ へえ、これで笑えるんだ。。。。 |
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[198] | 文化さいで出会った生徒たち。 | miyamokko 11/03(火) 21:36 |
舞台で一人でとある楽器演奏をした勇気ある生徒B君。 演奏後、感想をたづねられると、「頑張れば、出来るということです」 ・・・・・・・・・ 心の中で、代弁してみる。 「そうですね、はじめは音を出すのは難しかったでしょうね。でも、練習を重ねて、吹けるようになったのですね。努力の賜物でしたね」 |
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[220] | なんとかなることと、ならないことがある。過保護といわれようが、この子の苦手は親が一番、よく知っている。 | miyamokko 12/23(水) 00:30 |
大後悔。 心配は、あたってしまった。 行きたいと言われて、その気持ちも嬉しく、学校の根拠のない「大丈夫」に、だしてしまったスキー合宿。 結果は、大怪我。 あのとき、なぜ、もっと支援に付き添うとおしきらなかったのか、自分でも最後の詰めが甘いことは、承知しているのだけど、ほんと自分が歯がゆい。 経験だと、なんとかなることと、ならないことがある。 そのことを一番、よくわかっているはずなのに、、、、、 みなさん、過保護と言われようが、守るべきとは、周りの目など気にしないで突き進みましょう。 |
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[221] | miyamokko 12/27(日) 19:38 | |
窓際のとっとちゃんを、久々に何十年ぶりに怪我で寝ている退屈している息子のために音読した。 面白い。 ADHDの特性が随所にでてくる。今なら、よくわかる。 トモエ学園の校長先生は、とっとちゃんにいつもこう言ったという。 「君は本当は良い子です」 とっとちゃんは、そのまま当時は受け止めて自分は良い子だと信じ、その後、辛いことやなにか困難に出会うたびに、「自分は良い子」だと言い聞かせてきたとありました。 大人が読めば「本当は」に含まれるさまざまな思いに気がつくのだけど、当時のとっとちゃんは言外の意味には幸い、気がつかなkったらしい。 夜回り先生も訴える。 「我が子に毎日、愛しているというメッセージを伝えていますか?」 大人が気になる欠点ばかりを言いたてて、我が子を大切に思っている言葉や態度を見せていないとしたら、大人は大反省すべきだ。 それにしても「君は良い子です」「君は本当は優しい子です」「君はかっこいいお兄さんです」「君は本当は勇気がある子です」「君が居ると賑やかで、良いねえ」「君は本当は、気が効く子です」 そんな言葉をいつもかけてくれると子どもはそういうふうになろうと思うのだろう。 私たち、大人は説教よりもそんな心からの信頼の言葉をかけていきたいものだ。 それにしても、「窓際のとっとちゃん」の文体は不思議と、早口でも詰まることなく、音読できる。 こんなに早口で読んでも、息子には聞き取れるようだ。 つぼでしっかり笑っているし、次を読んでほしがる。 ひょっとして、文章がすごく上手いのかも知れない。 こんなに音読しやすい文章は最近、出会ったことがないかも。 |
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[222] | トラブルになるまえに。 | miyamokko 01/01(金) 22:39 |
子ども達の様子を見ていると、思いを伝えるときに、適切に伝えるのではなく、いきなり相手を否定するような、挑むような言い方をする姿に出会うことがあります。 特に兄弟間ではそういうことがよくあるかも知れないですね。 攻撃的な言い方ばかりに反応ぜず、子どもは本当は何を求めているのか、何を言いたいのかを見きわめて適切な要望の出し方や交渉のスキルを冷静に教える必要があるんだと思います。 事例1 先に5歳児がゲームをしていてやめるといいだし、今時のゲームはまり症の2年生兄にバトンタッチ。 兄が結構ながくやっていると、弟の5歳児が 「にいに、長いことやってるやん。ずるい」 兄「お前は、やらないっていったやろ」 弟「ずるい! いつまでもやってたらあかんやろ」 れれれ、怪しげな雲行きだわ・・・・ 介入ーー「○○ちゃん、ゲームしたくなったときは、なんていえばよかったのか? 代わって、って一度言ってごらん。 お兄ちゃんもあと30分で交代出来るね。 じゃ、タイマーセットしておくからね」 30分後、様子を見にいくと、二人で機嫌よくやっています。 弟「対戦してるから」 介入「そうか、○○ちゃんは、お兄ちゃんと一緒ならゲームできるから、本当はおにいちゃんとしたかったんやね。じゃ、対戦30分後にゲーム遊びは一端おわりね」 事例2 お年玉袋 弟「お兄ちゃん、ずるい! シイサーの袋もってる!」 お年玉袋のイラストが違う絵柄であることを「ずるい!」といきなり憤慨しています。 兄はポカンです。 袋を渡したのは私。イラストのことなど、何も考えずに渡したのですが。 介入-- [シーサーの絵のがほしかったんやな。そういうときは、一度、頼んでごらん。換えてって。でも、お兄ちゃんがイヤだって言ったらあきらめてね。どうかな、お兄ちゃん?」 兄「袋にかいてある文章読ませてくれたら換えてもいいよ」 めでたし、めでたし。 しかし、それにしても、「ずるい」ねええ。。。。。 |
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