更新しました。
[433]鈴森水香
[ Mail ] [ HOME ]
2006年11月05日 (日) 21時35分
はじめまして、鈴森水香と申します。 当サイト『辺境のラクエン』はオリジナル小説中心サイトです。 基本傾向はファンタジーでコメディ。しかし、偶に路線を外れることも……。
11/5 我ら、真なるものと戦うぞ組合 第二部 第十四話 『現れる王子様と傍観者』 更新しました。
********** 首につけられた傷が熱くなる。脈が速くなって、どくどくという感触が、嫌というほど伝わってきた。ぬるついた嫌な感触が鎖骨のほうに流れていく。 首だったせいか、結構な量が流れていた。神様助けて、などと思った。 が、その時。 神様は、ぼく達のことを見捨てなかった! 「遅刻、これで何回目かなぁ。勇夜君、君はトシよりも手が付けられない人だねぇ」 背筋が凍るような、澄みすぎた声音。 それが響いた途端、ぼくを拘束していた人の周りに、黒い霧がかかる。 (本文より) **********
お暇でしたら、是非お越しください。
|
|