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中学3年の夏休み。受験のため、がむしゃらに勉強をしていたサキはふと自分の将来が不安になった。自分の進む道はランク付けされて、選択肢なんてほとんどなくなっていた。今頑張らなきゃ、負ける。ここでやらなきゃ、落とされる。 だけど、それじゃあ俺の進みたい夢ってなに? 勉強してたら何が手に入る? この道であってるって誰が言える? 漠然とした不安がぬぐえない。みんな同じだってわかってる。 そんな時、サキは天使に出会った。――――だけど。「この空が僕らを生んで、この空が……僕らを殺すんだ」 飛べない翼を抱えてたった一人で、彼女はぽろぽろと涙をこぼしていた。-------------------------------------------------オリジナル小説・イラストサイト。小説は恋愛小説『恋物語』児童書風FT『リンの手紙』など。イラストはオリジナル『YASHA』のイメージイラストを中心。少年絵多め。読みきり現代FT『翼を持つもの』UPしました。▼作品直行URLhttp://hakusi.my-sv.net/ht/novel/novel.htm#tubasa
*******誓った再帰――それを果たそうとしている今の自分は、あのときほど強い心でいるだろうか。紅蓮の炎にやつした負の感情が自分をじりじりと焼いていく。どうすればいいのだ。闇の世界で続く問答。導(しるべ)を切に求める声を自らの内に放ったそのとき――清涼な乙女の声が耳に届いた。*******オリジナルFT『TOEARTH SAGA』第二話第5章の1−1UP。
HPのリニューアルにともない、novelも更新いたしました。お題小説を1つと、Legend of Messiah 10.王都ディオネを更新。――――――エルフィンの言葉に、時の扉の番人は大きく頷くと、カウンターの外へ出る。そして時の龍を象った杖を片手に、店のドアの前に立つと杖の先端をドアノブに掲げた。「時の神クロノスよ。流れゆく時空の狭間に、我らを導き給え。扉の番人・シャムロックが乞い願う。Heure Mouvement(ウール ムーヴマン)!」 水晶で出来ている龍の眼が輝くと、建物ごと宙に浮いた感覚が身体を包み込む。窓の外の景色は目まぐるしく変化し、異世界へと移動しているのがわかる。数分後、宙に浮いた感覚はなくなり、窓の外の景色も先程とは全く違う町並みになっていた。(本文より)――――――ご感想はbbsへどうぞ♪
『辺境のラクエン』はオリジナル小説中心サイトです。基本傾向はファンタジーでコメディ。しかし、偶に路線を外れることも……。11/12我ら、真なるものと戦うぞ組合 第二部第十五話 『夢の中の独白』 更新しました。**********「うわあああああ?!」 そこで、『ぼく』は跳ね起きた。その拍子に、顔から滴っていた汗が散る。 それを腕でふき取りながら、うまく働かない思考回路で探ってみた。 ぼくは一体、何を見たんだ? 思い出せないのだ。何か大変な夢を見た気がする。でも、その夢の内容が思い出せない。 そして、ふと、思い出す。 こんな感じを、前にもしたような気がする。(本文より)**********お題配布なんかも始めちゃいました。お暇でしたら、是非お越しください。
現在『ナナシノハナシ』という連続短編童話を定期更新中です。定住する村も国も、家族も親もいない。それを探す旅をしている。旅人の出会いの物語。****** 昔々、それはまだナナシが旅に出る前の話です。 ナナシの居た場所に―――それが自分の家かどうかもわかりませんが―――一人の旅人がふらりと訪れて、ナナシを一目見るとニコリと笑って言ったのです。「君には名前も何もないそうだけど、不思議に思ったことはあるかい?」 小さなナナシは首をかしげて、それから縦に振りました。【受け継ぐより】******現在13話までアップいたしました。(毎月第2・4土曜日)
オリジナルライトファンタジー作品の紹介ページを設置しました。よろしければ来てくださると嬉しいです♪♪
オリジナルダークファンタジー小説、イラストで運営しております『皮肉な梟』の奏欺水鵺です。オリジナルダークファンタジー小説『Revelation of the deities』第三十八話をUPしました。トダさん、キュノリア、ユウェナさんのそれぞれの夜の出来事です。次話あたりでトダさんの過去やレートの出生の秘密が明らかになると思われます。わりと初めての方には連載(しかも長編)ものは読むのも、追いつくのも辟易してしまうかもしれませんが、一話分をある程度区切り小分けにして読みやすい様にしてあるので、よろしければ冒頭だけでも読んでみてくださいませ。ダークと行ってもギャグ満載なので、今のところは暗すぎませんし残酷な表現の場所は印もつけてあります。
剣が振り下ろされる。反射的にそう感じる。だから叫ぶ。それ以上に何故ミカエルが間にいるのかが分からない。驚きのあまり瞠目し、硬直したままのイスカは動くことが出来なかった。一つ一つの動作が酷くゆっくり見える。まるでこの世の終わりを見せつけるかのように、剣先がミカエルの皮膚を裂く瞬間ようやく悲鳴を上げる。あってほしくない。見たくない光景。「―――――――っミカエルさまあぁぁぁあっ!!!」赤色が空を飛ぶ。第105話 更新