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更新情報
[578]雪本 歩 [ M ] [ H ] 2008年04月29日 (火) 01時34分
創作FT・童話風の小説メイン、児童文学・YA小説・童話好きな方に。
4/29更新 【ナナシノハナシ】 第2クール 「恨み」
スペース,ね09b 「N書房」(文章スペース)

5月5日 東京ビックサイトにて行われる「コミティア84」に参加いたします。
主にサイト掲載の【ナナシノハナシ】シリーズ(未公開作品・書き下ろし)を発売
新刊に読み切り創作アラビアンナイト「アスラーンと海のバラ(仮)」を予定しております
ご興味がありましたら是非お越しくださいませ

+++++++++++
 お葬式をしています。式場はずっと雨で、ただでさえ暗い気持ちがますます暗くなるように感じられます。皆誰にも聞かれないように――誰に聞かれるのかはわかりませんが、固まって、声を潜めて話しておりました。
 そこへ一人の旅人がやってきて――旅人は10歳くらいの子供のようで、緑色の帽子を被っていました。旅人に名前はありません。周りに居た人々は旅人の事を、「ナナシの旅人」とこっそり耳打ちしあっていたかも知れません。私はその輪には入っていませんでした。ナナシさんは、参列していた人にこう尋ねました。
「誰のお葬式をやっているんですか?」
 その言葉に、誰かが小さく呟きました。
「便利屋さ」

【恨み】より



小説を更新しました
[577]橘高 有紀 [ M ] [ H ] 2008年04月27日 (日) 18時57分
 少年は旅に出る。たった一人、遠い異界の地へと――

「どうして? ラッカは仲間じゃないのか!? 具合が悪いんだ、お願いだからラッカだけでも、だれか!」
 なぜ、どうして、とエドが訴えてもトリビトは聞いてくれなかった。あの赤い目をたぎらせ、トリビトの持つ鉤爪や悲鳴、石やバリケードでもって拒絶する。支柱から出てきたものはすべて敵だと思っているのか。リンの存在がそんなにも彼らを脅かしたと言うのか。
 彼らの目は狂気が渦巻いているように見えた。これが、本当にトリビトだろうか。まったく別の種族ではないかと、疑いたくなる。列車の窓から覗き込んだあの穏やかさは、微塵もここにはない。
「だれか、ラッカを助けて! だれか――」
 エドの叫びが空しく、白の街(オーバールウ)にこだました。立ち上がれないラッカをかばったエドの額になにかが当たる。戦慄した。どうして? ラッカも一緒にいるのに。じわり、とエドの額から広がる赤い色と痛み。今もなお止むことのない罵声と集中する投擲。ラッカは白の種でトリビトなのに! どうして彼らはそれがわからない。
(ラッカは仲間じゃないのか?)
 同じ問いかけが、今度は猜疑心とともにエドを打った。敵意が全身にたたきつけられる。エドは異端視された少年へ覆いかぶさるようにして、唇をかんだ。ラッカを守らなければ、ととっさに思ったのだ。そこに今度は別の煌きが飛んでくる。身を盾にしたエドの足に灼熱が走った。
「……っ!」
 悲鳴は、あげなかった。エドのズボンが赤く染まっていく。身体の芯が凍えた。鋭い刃はラッカを狙っていたのだ。同じ仲間であるはずのラッカに。ぎゅ、とラッカをかばう腕に力をこめて、エドが大きく息を吸ったときだ。
「エド、もういいよ……」
 静かな、小さなラッカの声を、エドの耳が拾った。か細いそれが聞こえたのは、きっとエトムントただ一人だけ。ハッとなって腕の中の少年を見下ろせば、彼は青白い顔のまま少しだけ微笑んだ。
「もういい、から……。ありがとな……」
 その瞬間、エドの中のなにかが崩壊した。必になってこらえてきた何かが、強い感情となって少年を動かす。エドの縦長の虹彩は細くなり、金色に光った。怒りで眩暈さえしそうだ。
「仲間が倒れてるんだぞ。お前ら、ほんとうにトリビトか。ラッカが一体何をしたって言うんだ!」
(3章 白と黒の王国16話より)

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児童書風ファンタジー小説『リンのてがみ』。3章 白と黒の王国17話UP。
それは、リンが気を失っている間のできごと――

『リンのてがみ』直行URL ⇒ http://hakushi.chips.jp/ht/tabi/Lin.htm



更新しました。
[576]朝倉みこ [ M ] [ H ] 2008年04月20日 (日) 16時10分
「行くよ、アッシュくん」

【洗礼を受けた銀】でできた一振りの剣を手に、ティアラは眼前にシェトラグラーゼを見据えて、一息ついた。後ろにいるアッシュに一つ注意を与えるかのように、彼女は一言放った。

「生きて帰るんだからね」
「解ってるよ、ティアらん」

強く、剣を握り締めて、ティアラは前へ、前へと駆けてゆく。
その姿に昔の勇者伝承に出てくる者たちの影を重ね合わせながら、アッシュもティアラの後を追う。

そんな彼女たちに気づいたのか、シェトラグラーゼの周りにいた異界の住人たちが彼女たちに襲い掛かる。

「邪魔!」

そう叫び、ティアラは剣を横に薙ぐ。
放たれる光の剣筋が住人たちを捕らえ、光の中へと還していく。
その様子をまるで何か綺麗なものでも見ているかのような表情で、アッシュは見ていた。
さしずめ、ティアラは戦乙女といったところだろうか。と、思いながら。

*****

中編ファンタジー「ASH GRAPH」Score07,08更新しました。よろしければどうぞ。



更新です
[575]夜桜光 [ M ] [ H ] 2008年04月19日 (土) 11時59分
「BIGINLAST」本編第53話更新しました。
BIGINALSTの世界はこんなかんじです。

◇◆◇

『神槌』が下され1000年の時が過ぎた。
人々は『神槌』のことを意識の蚊帳に追い去り、ただ静かに平和とはいえないが穏やかな時間を過ごしていた。


舞台は天界で幕が上がる。
下級天使の少女・リルは100億分の1しか生まれない『金の瞳』を持っていた。それ故に他の天使から嫉妬を買い、「異端」とは言われ周囲から避けられていたが彼女はあくまでも笑顔で学友と同じ時を過ごしていた。
そして、天使教育学校で年に一度行われる『卒業試験』に見事合格し、ひとときのあいだ人間界に降りることが許可される。
それが仕組まれたことなど誰も知らずに・・・

◇◆◇

興味のある方は足を運んでくださったら嬉しいです。



リニューアルしました。
[573]奏欺 水鵺 [ M ] [ H ] 2008年04月05日 (土) 03時49分
大変ご無沙汰しております。
皮肉な梟 改め DISORDER の奏欺水鵺です。
この度は、約一年半のオリジナルサイト休止から漸くリニューアルオープンいたしましたので、その宣伝に参りました。

オリジナルダークファンタジー小説、イラストサイトで小説も以前と変わらぬものをUPしておりますが、一から書き直し中ですので、まだ二、三話程しかありませんが、宜しければ遊びに来てください。



宣伝させて貰います。
[572]kana [ M ] [ H ] 2008年03月28日 (金) 20時20分
『現世逢瀬』16説追加。
国を捨てた王子と親友の魔術師。
吟遊詩人を名乗る音痴なエルフ。
王子の婚約者の姫。
一族を滅ぼせられた鬼の長。
そして、記憶を無くした少女。
彼らが国を支配する魔女に戦いを挑む。
その先にあるものは何か・・・?

静かに歯車は音を立てて動き出した・・・。
ギシギシと、彼らの心のようにゆっくりと。

記憶を無くし、怯える少女に差し出す手は・・・?
好きなのに伝わらない気持ち。
とても、歯がゆくて。



スペースお借りします
[571]みっきー [ M ] [ H ] 2008年03月04日 (火) 00時35分
オリジナル異世界ファンタジー小説(長編)を書いています。

話は割とありきたりな感じがしなくもないですが、
不思議な雰囲気を出せるように頑張っています。

短編は恋愛系など書いてます。
こっちも不思議な雰囲気を目指してます。

よかったら覗きに来てやって下さい☆



フリー絵配布中!
[570]拓平 [ M ] [ H ] 2008年02月15日 (金) 00時07分
バレンタイン用の絵をフリー配布しております。

イラスト、小説中心の創作サイトです。
よろしければお立ち寄り下さい^^







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