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No.795 作品について |
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NAME:Jasmin |
またお邪魔いたします。
この素敵なサイトで丘先生の懐かしい作品を読ませていただくうちに、少女時代に読んだ作品の記憶が蘇りました。
一つは『週刊マーガレット』の読み切りだったと思うのですが野球ものです。高校の野球部の熱血漢とその友人、ガールフレンドの登場するとてもさわやかでズシンと読み応えのある作品でした。記憶に間違いなければ、当時の丘先生が野球に熱中されている、という編集後記を読んだように思います。
もう一つ、やはり題名は忘れてしまいましたが「医療もの」。大病院の令嬢で美人だが足の不自由な清楚なお嬢様と、復讐のためにその令嬢に近づいて結婚する医師の物語です。これは『セブンティーン』などやや高い年齢層向けの雑誌に掲載されていたと記憶しております。
もしこれらの作品についてご存じの方がいらっしゃいましたら、お教えいただければ幸いです。
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No.796 とりあえずお知らせ |
NAME:ふふふふふ |
野球ものはたぶん「愛の大逆転」でしょう。魚屋の息子でくじらという男子が、女子マネをキャプテンとはりあって転校までして対決します。試合には負けてしまいますが、彼女の愛は大逆転でゲットできるお話です。 週マの70年20号の巻末読切りでした。最初のページの柱に「大すきな野球ととりくんだ」という編集部のひき句がありますが、これがたぶんおっしゃる「編集後記」ではないでしょうか。こんなことまで覚えていらっしゃるのですから、素晴らしい記憶力です。 丘先生には「これが青春」という女子自身が野球で大活躍する単行本もあって、これがまた素晴らしいんです。
セブンティーンはあまり読んでないので医療ものの方はすぐに浮かびません。いつ頃とか登場人物とかもう少し記憶をたぐっていただければ、何かわかる可能性が上がるでしょう。
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No.797 ありがとうございます! |
NAME:Jasmin |
ふふふふふさま
ご教示いただきまして本当にありがとうございました。 『愛の大逆転』、1970年に週マに発表されたのですね。「くじら」という実に熱い主人公でしたね。記憶力を褒めて頂いて恐縮ですが、なぜか丘先生の作品に関しては、それほど頭の良くない私でもはっきりと覚えている箇所があるのです。女性が活躍する素晴らしい野球物もあるということでそれもいつか目にすることができれば嬉しいです。
「医療もの」に関しては美しい主人公がお風呂場の鏡に裸身を映すシーンなどありドキドキした覚えがあります。野心家の医師の方は美しいヒロインに心惹かれながらも肉体関係を持とうとしない…というシチュエーションで、これはやはりやや高い年齢層向けの雑誌に掲載されたと思われます。ちなみにこの医師の外見は「黒い鷹」に少し似ていました。ですが友人のお姉さんの雑誌を借りて読んだだけなので全体のストーリーはあまり覚えていないのです。すみません。発表されたのは1970年前後だと思います。
ご親切に情報をお寄せいただいたことに、心より感謝申し上げます!
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檜原まり子さま
嬉しいお言葉有難うございます!
この作品、断片的に読んだだけなのですが「丘マジック」という言葉がぴったりの迫力あふれる内容だったと記憶しております。また何か思い出しましたら、こちらに書き込ませていただきますね!
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No.800 申し訳ございません! |
NAME:Jasmin |
先日、ここに書き込ませて頂いた作品のお問い合わせについて、私が大きな勘違いをしていたことがわかりました。
「青年医師と大病院の令嬢」の物語などと思い込んでいた作品は本サイトにも掲載されている『いつわりの十字路』で、「大学教授の令嬢と青年検事の物語」の間違いでした。1966年、「セヴンティーン」に発表されたのですね。どうやら頭のなかで勝手に「検事→医師」と脳内変換していたようです。合っていたのは「足の不自由なお嬢様」という設定だけで、私の記憶力のお粗末さと粗雑さゆえに皆様にご迷惑をかけてしまい、まことに申し訳ございません。
いろいろとヒントをくださったふふふふふ様、温かい言葉をお寄せ下さった檜原まり子様、先生や管理人様にも心よりお詫び申し上げます。
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No.801 自己解決、おめでとうございます |
NAME:ふふふふふ |
Jasminさま、良かったですね、疑問がとけて。しかもご自分で。 そのくらいの記憶違いはあっても当然でしょう。たいていもっとうんと違えてるものですから。
私もさっそくアップされてる作品を読んでみましたが、あんまりSTに載った作品らしくないなと思いました。もっと大人向けの週刊誌の匂いが… ちょっと菊地寛の小説でも読んでる気分で、子どもにはむつかしそー。よく憶えておられたなと、やはり感心させられました。
年代はJasminさまの記憶されてる1970年頃が正しいのではないでしょうか。サイトに書かれている1966年にはSTはまだ創刊されてませんし、絵柄も66年頃のものではないです。だからやはりJasminさまのご記憶通り70年前後のような気がしますが、どんなものでしょうか。
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No.802 『いつわりの十字路』 |
NAME:Jasmin |
ふふふふふ様
たびたび温かいお言葉を頂戴しありがとうございます!私のおバカさのせいでお騒がせしてしまい、本当に申し訳ありませんでした。『いつわりの十字路』、苦学生が検事になる社会派の物語で、したたかな女性とお嬢様の対比など、おっしゃる通り菊池寛テイストかもしれませんね。大衆文学の王道のような……
当時の私が『セヴンティーン』を読むことができたのはひとえに友人のお姉さんがいたからですが、その友人とは少しずつ疎遠になっていきました。ですから『いつわりの十字路』を読んだのは1968〜70年前後かな、と思います。当時は手塚治虫先生など名だたる巨匠たちが大作を次々と発表なさっていた時代で、こうした濃密な作品が生まれる時代背景があったのでしょうか。『セヴンティーン』は1966年にはまだ創刊されていなかったこと、ご教示いただきありがとうございました。
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