投稿者:なごみ
15年間共に暮らした愛犬モモのお見送りをして頂きました。 当日早い時間にも関わらず、道が分かり辛くはないか?とお電話まで頂きました。 到着するとにすでに外で待っていて下さり。そのお姿を見たときに、ここに来てよかった安心してお見送りをお任せできると思いました。
3月末の健診で肝臓の数値が少し高いので様子見ましょうとなり、しばらくして、嘔吐や食欲不振が続き再検査で「肝臓癌」と診断されました。その頃には原因不明の身体の震えも起きていました。身体へのリスクを考慮し大掛かりな検査も手術も難しいとのことで、積極的根治治療はせずできる限りの治療をしていこうとなりました。元々食の細い子でご飯は自分では食べない子でした。日に日に痩せていき1か月もしないうちに1キロ程減ってしまい黄疸も出ていました。それでも、元気な日もあり調子が悪い時は通院で点滴&注射、するとまた元気に!黄疸も少し良くなり。肝臓癌ではないのでは?こんなにはしゃいで元気!大丈夫!と勝手な思い込みをしてしまいました。 今月初旬に又少し調子が悪くなり、病院へ連れて行こうか?でも病院嫌いだし、また点滴?ストレス?可哀想、と悩んで結局連れて行かず、その日の深夜にお腹を触るとぷくぷくで、これはまずい!と焦りました。「明日朝一番に先生に診てもらおうね」そう声をかけ。「がんばって!大丈夫!また元気になるよ!」と。しばらくすると、小さな痙攣が起き始め、それでもスースーと寝息をたて、少し呼吸は早いがいつも通り寝てるの?なんて思っていました。直後一瞬目をそらした5分弱の間に心臓の鼓動は止まっていました。 どうして病院に行かなかったのか。病院で点滴ばかりしたから死期を早めたのではないのか。どうしてあの時抱きしめてあげなかったのか。どうして、どうして。あんなに頑張っていたのに私のせいで。普通ではなかったんだ、なのになぜあの子のサインに気づいてあげられなかったのか。私はなんてひどいことを。亡くなった原因も分からないまま、ずっと後悔に苛まれ辛くて悲しくて。ごめんねを何度も言いました。
最期は心を込めてお見送りをしてあげたいと、こちらをネットで調べお願いしました。 折部様、吉永様は、大変ご丁寧な対応をして下さいました。こんなにも私達家族の気持ちに寄り添った対応をされるところがあるのだと感動しました。 折部様の対応、ひとつひとつに、真心を感じることが出来ました。 お骨については、詳しく説明して下さり、なんの不安もなく拾骨することができました。話される言葉には深い温かみを感じることもできました。 ご住職様の法話をいただいた時には少し救われた気も致しました。 命は永遠ではないのだ。泣いてばかりいてはダメなんだ。ごめんねではなく、ありがとうを伝えないといけないのでは?と思うことができるようになりました。 姿がなくなってしまい、悲しみは消えません。後悔の念が完全に消えたわけでもないのですが、それでももう泣いてはいけない。私達に幸せをたくさんくれたあの子を悲しませることがないよう、少しずつでも前を向いて進んでいかなければ、と思っています。 こうやってここに書かせて頂くのも自己満足?楽になりたいだけ?とも思うのですが。 ご住職様、折部様、吉永様に心からの感謝の気持ちをお伝えしたく書かせて頂きました。 このたびは本当にありがとうございました。
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