投稿者:大阪市内在住 内山
大阪ペットセレモニー 若狭様
先月、私の娘夫婦が愛犬の火葬でお世話になりました。 娘夫婦からその時の話を聞いて、貴社のサイトを拝見させていただき、このような掲示板があるのを見つけて書き込みをさせていただいた次第です。 小学校にほとんど通えない自閉症気味の孫娘の唯一の友達であった愛犬の死に際して、一時はどうなる事かと本当に心配しておりました。ペットの死をどう教えたらいいのか?孫娘の自閉症がますますひどくなるのではないか? 娘一家にとっては、「単なるペットの死」ではな かったわけです。私にとって「ペットの火葬」というものは全くナンセンスで、娘から最初に相談を受けた時は反対をしたものです。「とにかく出来る限りの見送りを娘と一緒にしてあげないと。。」との娘の判断は結果的には大正解でした。 孫娘の自閉症の事、愛犬との関係、火葬とは直接関係のない色々な事をいきなり相談させていただいたようですね。それらの一つ一つを丁寧に聞いていただき、火葬の際は、孫娘に直接一つ一つ丁寧に話をしていただいた。 孫娘と二人きりで色々お話もしていただいたそうですね。それから以降、驚いた事に孫娘は学校に少しずつ通い始めています。なにやら、愛犬がずっと見守ってくれている、との事で、色々な事に興味を持ちだしているようです。 大変失礼ながら、「ペットの火葬」程度の事で、このような事があるのか、というのが正直な感想です。孫娘の自閉症にはカウンセラーに相談したり、様々な本や情報を取り寄せてなお頭を痛めておりました。しかし、考えてみると「死」という人間にとって大きな事象をどう捉えるのか、近親者に際してはまさに本人の自我に直結する問題です。孫娘にとって、愛犬がまさに本人の自我の延長であり、この大きな喪失感をどう埋めるかによって、大きくプラスにもマイナスにも変わるきっかけにはなるのでしょう。 若狭さんご自身にも、娘さんがおられ、色々御苦労されたお話をお伺いさせていただいたようですね。子供は決して大人の「言葉」は聞きません。その大人の「人格」を聞きます。これが私の経験上の持論なのですが、孫娘の視線に合わせて、若狭さんの「人格」が孫娘を変えてくれたんだな、と今改めて思っております。 「ペットの火葬」はまだまだ認知されていないお仕事かと思いますが、本当にすばらしいお仕事ではないかと思います。若狭さんには、これからも長く頑張っていただければと思います。 娘から、若狭さんはすごく謙虚な方で、改めてお礼やお声掛けはしない方がいいと思う、と聞いております。しかしながら、このままではどうも私の気が済まない所がございまして、この様な掲示板に勝手に書き込みをさせていただきました。娘に叱られますので、お返事は結構です。本当にありがとうございました。
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