投稿者:鎌田
19年暮らした愛猫のクーが去年の春頃に「甲状腺」と診断されて以来、薬を与えながらも何とか頑張ってくれました。 でも年末から水しか飲まなくなり日に日に瘦せていくのを見るのが辛い日が10日ほど続き・・・ それでもクーは私たち家族に「私はまだまだ元気だよ・・」といわんばかりに、玄関前の通路を何度も何度も歩いてみせるのです。 その姿の健気さがよけいに胸に詰まる思いで新年を迎えました。 元日にはそれまでにない歩行を10回くらい続けてびっくりさせました。ところが翌日の2日には一歩も歩けなくなり・・・そして3日の早朝に息をひきとりました。
水しか飲まなくなっていつ何があってもおかしくなかったのだと思うと「ギリギリまで病院に連れて行ってあげればよかったのかなぁ・・・」と後悔の念がわいてきて仕方がありませんでした。 「もっと楽に死なせることができたのではなかったのかなぁ・・」と胸がしめつけられてご飯も喉を通りませんでした・・・。
一日はクーと一緒に過ごし、後悔と悲しみに打ちひしがれておりました。 泣いてばかりはいられない。クーを弔ってあげなければ・・と、ネットでこちらの泰聖寺さんを知り「引き取り」を申込みました。 玄関先で別れるのが忍びないので、主人と車で出向きこちらのお別れ室を案内されてゆっくり最後の時間をクーと過ごせました。
びっくりしたのは、人のお弔い同様のとても丁寧な説明と対応で迎えて下さった事です。
21日の合同埋葬にも参加させてもらいました。そして 読経の後のご住職様の法話をいただいた私は、そこで初めて後悔と悲しみの胸の内に光が差したようで、少し気持ちが楽になるのを覚えました。 こちらの泰聖寺さんを選ばさせて貰って良かったです。
おそらく私たち夫婦もいつか一心寺さんに逝くと思います。愛猫の終の棲家に選んだ場所がこんな近くだったことに驚いています。 これもクーが招いてくれたのかなぁ・・と感謝しています。「クーちゃん、今までありがとう!生まれ変わってもまた私たちの所に来てね(*^_^*)」 姉妹猫はまだ元気でいるので、クーの分まで大事にして いこうと思います。
遅くなりましたが・・・ スタッフの皆様、ご住職様本当に心温まる対応をしていただきありがとうございました。心から御礼申し上げますます。
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