高木先生
全編ブラジル・ロケで作成された映画『プラスティック・シティ』を渋谷で観てきた。主演はオダギリジョーで、役どころは「中国人に育てられた日系ブラジル人」。日本語は話さないがポルトガル語と中国語を話す。
『ヤッターマン』に88.5点を付けている雑誌「ぴあ」の採点は74.8点。血と裸とオダギリジョーが好きな人はどうぞ(あ、裸はオダジョーのじゃない。念のため)。個人的には浅野忠信で観たかった気もするが。「ヒューマントラストシネマ渋谷」と「新宿バルト9」と「シネマックス千葉」で上映中。ただし、渋谷と千葉は10日まで。
パンフによるとオダジョーはロケで3ヵ月滞在したブラジルをとても気に入ったらしい。言葉だけでなく、歴史を調べ、現地人と交流し、ブラジル人の仕草を観察して身につけている。一流の役者は「演技」だけでなくよく勉強をしている。好奇心の強さと「妥協をしないこと」が成長の秘訣。オダジョーのブラジル・ブームがつづくといいが。
「オフィシャル・サイト」で、オダジョーのポルトガル語“Fo●am-se politicos ! Nos somos muito melhores sem eles.”と、“Por que todo mundo precisa de um pai ?”を聞くことができる。なかなか上手。だれがポルトガル語指導したのだろう。 http://www.plasticcity.jp/
[25] 2009年04月08日 (水) 23時59分
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