[213] - 投稿者:尾関 利明
11月ツアー料金は正直高いと思った。しかしそれ以上の体験の通じ様々な事を考えさせてくれた。これはタダのトレッキングツアーではない!我々にとってカレン族の人達と生活を共にした実感であった。急な山の斜面での稲作も見た。村の夜は室内より月明かりの方が明るく、集落内を散歩した時、どこの家からか娘たちの歌声が聞こえてきた。何も無いけど平和で静寂な夜を演出していた。 2日目の夜、不注意で足の指を切ってしまった。すぐに彼らの1人が野草を噛みその液を傷口へ垂ら、その後、口の中に残った団子状の野草で傷口をふさいでくれた。あっという間に血は止まり、痛みも消えていた。彼は自分自身に残ったいくつかの傷跡を見せてくれて「みんなこうして治した」と笑っていた。本当は山に迷い込んだ我々がカレン族の人々に救助され、町までボディーガードしながら送ってくれているのではないだろうか?または、彼らが村の若者6人が1泊2日で峠のよろずやまで買出しに行くのに一緒について行ってるのではないだろうか?彼らは日常生活のすべてをさらけ出し、途中、口に出来るいろいろな木の実を食べさせてくれた。途中出会う牛飼いや狩人と休憩がてら酒盛りをし、獲物を狩猟もしてくれた。獲物を見せてくれる笑顔には誇りさえ感じる。「都会のように物は無くても、我々はこんなに幸せだよ」ボランティアというとすぐに「お金や物をバラマク」援助を想像してしまうが、村で大鍋を使い具沢山のグリーンカレーを村人に振舞ったり、こうして我々のツアーに帯同して面倒を見てくれる労働に対する賃金がこの料金に含まれていた事を理解した瞬間、ツアー料金がタダみたいに安く感じられた。その後チェンマイの夜までガイドしてくれたプーさんと一緒に飲みながら、ろうそくの炎といろりの灯りで巻き煙草を飲んだ村の夜を懐かしんだ。
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MAIL
2003年12月07日 (日) 21時33分 )
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[217]再会を楽しみにしています!! - 投稿者:管理人
尾関さま
書込みありがとうございます。 私がコメントをすると、素敵な投稿の雰囲気が壊れてしまいそうなので、これだけ言わせてください。
今度はソンクラーンで、盛上りましょうね!!!!待っています^^
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2003年12月22日 (月) 16時33分 )
[245]ソンクラーン行くよ! - 投稿者:尾関利明
3月20日に台北の友達の所に寄って、24日にバンコク入りです。1週間ほどイサーン見学して4月はじめから20日までチェンマイステイです。(航空券確保!)ぜひ、またよろしくおねがいします。
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2004年02月16日 (月) 10時56分 )
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