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 至学館の谷岡学長の怒りの記者会見なるものを見て驚いたわい。こりゃぁ田舎の地ごろ丸出しじゃ。「そもそも伊調馨さんは選手なんですか？」って、まるで至学館の栄監督の元を離れただけでもうヤクザの組を破門されたが如しなモノのいいよう。栄監督を上から目線で自分の前では借りて来たネコのように大人しくて従順なのか自分のパワハラの前ではパワハラなぞの力もない小者と言い切るところが、栄監督のジキルとハイドぶりが想像できる。確かに伊調馨が落ち目だったり、引退後に因縁つけておるというならまだしも絶頂期の現役であるのに問題児扱いな学長の傲慢ぶりに呆れる。要するに谷岡学長にすれば至学館にあらずんば女子レスリングの選手に非ずという自負心でもあるんだろう。
その学長も栄監督と伊調選手がそりが合わないのは具体的に認識把握しているようだが、それでも女子レスリング界に至学館ありきで栄監督を元を離れた伊調選手に嫌悪感を抱いている言動は鼻につく。伊調馨もよくこげな学長や監督の下で金メダルを取り、離脱後の嫌がらせにもめげずリオでも前人未踏の4連覇の金メダルは大したものである。きっと吉田沙保里がリオで銀だったのに泣きまわり神になれなかったのと違って、もし伊調馨が負けて銀であったら相手選手の健闘を称えて称賛されてただろう。もっとも漏れ伝わるところに寄れば栄監督は、「吉田の金よりも伊調が負けるところが見たい」と暴言しておったそうである。
日本女子レスリングの功績は、確かに栄監督の実績に負うところであるが、おそらく女子だからの発揮できた指導ぶりではないかと推論す。予が高校時代に全国放送で観た高校の女子バレーチームの選手が監督に叩かれて半泣きで相手チームに八つ当たりでもしてるのかと思う健闘ぶりで優勝していたが、当時でも多少は体罰がとも言われていたがスパルタ教育の成果で済んでいた。実体験では高校の男子剣道の県大会である名門校が無名の高校に準決勝でギリギリ勝ちで面越しではあったが監督が怒って選手たちを殴りまくってるのを見かけて誰かが決勝戦前にあげなことして負けるぞと言っていたが案の定、委縮したのか決勝戦はボロ負けした。男は自分を殴りつけて罵倒する者のために奮闘心が湧かないんだろう。
つまるところ、男女平等・ジェンダーフリーと言っても似て非なるもので男女はY・X染色体の遺伝子レベルからして違うところがある。おそらく伊調馨の思考は女性よりも男性よりで栄監督の「理屈じゃないんだよ」という感覚で覚える精神論な指導が意味不明で、男子レスリングの理に適った理屈な指導の方が性に合っていたんだろう。つまり右脳なコーチより、左脳なコーチを伊調が選んだわけで、それならそれで本来、新たなレベルを選んで旅立つ弟子を祝福すべきであったのが粘着質な執着ぶりが選手は恋人と称する栄監督の嫉妬心でパワハラもどきな練習妨害になり問題化したところである。栄監督の尋常でない性格が今日日の女子レスリングの隆盛を築いたと思うと複雑な気分がする。 |
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 名前:Sanemaro / 自宅にて / 私信 / HP
2018年03月17日 (土) 10時52分
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