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鴻門の会は、紀元前206年、楚の項羽と漢の劉邦が、秦の都咸陽郊外(現在の陝西省西安市臨潼区)で会見した故事。楚漢の攻防の端緒となった。
漢楚軍談〜秦都咸陽を先に陥落した劉邦に項羽が激怒、鴻門に訪問した劉邦を謀殺することにしたがひたすら謝罪する劉邦に躊躇し項荘が剣舞と称し斬りかかろうとして劉邦の軍師の張良に恩ある項伯が同じく舞い遮った。樊噲が主君の危機と宴席に乱入、項羽はその豪胆ぶりに感服し見逃す。
【さね爺じゃ】 わしも同席してたんじゃよ、劉邦の武将の樊噲が武装したまま宴会場に殴りこんで来たかと思ったよ、すごぃ形相だったし豪傑ぶったのが大好きな項羽が面白がって盃をとらすなどと逆に上機嫌になったりして、劉邦謀殺の策を起案した軍師の范増は、情に負けて将来の禍根を絶つ千載一遇の機会を逃した項羽に対し「こんな小僧と一緒では、謀ることなど出来ぬ!」と激怒しいずれ劉邦に滅ぼされると嘆いて項羽の元を去ってしもうたんよ。 |
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名前:さね爺じゃ / 自宅にて / 私信 / HP
2021年02月21日 (日) 17時50分
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