[ No.194 ]
骨粗鬆症の病態と治療@薬剤師会
投稿者:
2011年02月24日 (木) 11時18分 |
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2月23日(水)、江戸川病院人工関節センターの泉田良一先生のご講演を拝聴してきました。2年前にも先生のお話を伺いましたが、ユニークなお話も交え、また、興味深いお話も多く、今回のご講演もたいへんおもしろかったです。 骨粗鬆症についてはこれまでもいろいろな場面で勉強してきましたし、GLも整備されていると思いますので、私なりの発見や新たなポイントをメモしておこうと思います。 @ 病気は次のように分類される。(以前にも聴いたのかな?) 腫瘍、炎症、循環障害、奇形、外傷、変性 変性は老化によるもので避けられない・・・残念。 A 骨粗鬆症の診断は難しい?検査によって値(?)にバラツキがみられる。 レントゲン、DXA法、MD法、超音波(踵)、血液・尿検査(骨代謝マーカー) 最も信頼度が高いのはDXA法。 B 重症な患者さんにはテリパラチド注で治療?でも高い!!8万円?リリー社、(調べてみよう。) C やっぱりボノテオは効きそう?データ的には。でもやっぱりWeeklyが欲しいところ。 D BP製剤では長期に使用して不思議な?訳の解んない?骨折は起きている? E 鰻(エルシトニン)も、鮭(サーモトニン)も海から川を遡る魚。 Caの調節ができるところに着目した研究者はすごい。 F エディロールは近日発売。0.75㎍の軟カプセル製剤が標準で1日1回。 G D3製剤を飲んでいると転倒のリスクも減る?データがあるみたい。ほんとかなあ?不思議。 |
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[ No.195 ]
投稿者: 薬学部5年生実習生
2011年02月24日 (木) 15時07分 |
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先日薬剤師会の勉強会に初めて参加させていただきました。薬剤師の先生かたは仕事が終わってからの遅い時間から大勢のかたが勉強会に参加されていたので、驚きました。やはり薬剤師は働き出してからも日々勉強なのだなと肌で感じました。 江戸川病院の先生に骨粗鬆症のお話を聞かせていただきましたが、大学の授業ではきけなかったような最新の情報や薬の開発のエピソードなどが聞けてとてもおもしろかったです。 ・ビスホスホネート製剤は昔下水道にこびりついたカルシウムを溶かすために使われていた ・ビスホスホネートは蓄積性があり、1回飲むと体内から排出させにくい ・人の全身の骨は5、6年たつと入れ替わる ・骨粗鬆症はやせている人が多い など・・・ また、勉強会の最後には薬剤師会が応援する候補の政治家のかたがきてお話をしてくれました。今まで薬剤師はあまり政治には関係ない職業かと思っていましたが、薬剤師が国会にいないと薬剤師としてやりたいことが反映されにくくなることもあるそうなので、これからは少し興味をもってみていきたいです。
薬学部が6年制になって初めての学生です。 森下先生のところで調剤薬局のおもしろさややりがいなども教えていただきながら、薬局実習をさせていただいています。2ヶ月半は長い期間ですが、先生のもとでしっかり勉強させていただいて、セイワ薬局の薬剤師の先生かたのような立派な薬剤師になれたらと思います。 |
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[ No.197 ]
投稿者: 薬学部5年生実習生その2
2011年02月24日 (木) 15時16分 |
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昨日、泉田先生の骨粗鬆症の病態と治療についてご講演を聴かせていただきました。講演の始めから終わりまで、スライドやお話の内容がとてもユニークで、楽しいお話をたくさん聴くことができました。内容として、骨粗鬆症の検査で信頼度が高い装置でも誤差が2%程度あること、鮭とウナギから医薬品が創られた経緯、骨粗鬆症の予防について特に印象に残りました。また、V.D3製剤の服用で転倒防止のリスクが減ることに関しては私も不思議に思い、詳しい内容も特に話していなかったのでとても気になりました。 骨粗鬆症は多くの女性がなりやすいいため、若いうちから最大骨量を上げることが大切とされているので、この講演を機に骨粗鬆症だけに限らず、様々な疾患の予防にも関与する運動や食事の管理を見直していかなければいけないなと思いました。講演では、大学では学ぶことができない内容をたくさん勉強することができたので、参加することが出来てとても良い経験になりました。 |
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