[ No.222 ]
よこあみ小児懇話会に参加
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2012年06月12日 (火) 15時44分 |
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平成24年6月7日(木) 第6回よこあみ小児科懇話会に参加してきました。
マイコプラズマの現況について同愛記念病院宮本先生のクリニカルカンファランス。 長引く咳、マイコプラズマとクラミジア感染症と題して川崎医大小児科尾内一信教授の特別講演。
2題拝聴してきました。
今回も服薬指導業務に使えそうなポイントを列記します。まとまりがうまくできなくてすいません。
*喘息児がマイコにかかった後は3ヶ月フォローする。何もしないでいると、喘鳴などを含めた再発率が高くなる。 *上顎洞の発達していない3歳までの児には副鼻腔炎はみられない。3歳以上で後鼻漏があれば副鼻腔炎を疑いマクロライドを使ってみる。喘息発作を伴う場合にはMLを1週間使う。難治性発作時には8週間のML少量投与。 *成人で朝咳こむ人のほとんどが副鼻腔炎によるもの。 *現在、クラミジアにML耐性はみられない。 *マイコプラズマには菌の残存を考慮して抗菌薬は10日間投与。 *咳喘息にはβ2刺激剤が有効。 *アトピー咳嗽にはH1ブロッカーが有効。 *クラミジア抗体の存在がリモデリングを早めている(!?)。
まだまだたくさんポイントはあったのですが・・・・・メモしきれませんでした。 感染症はそののちも様々な後遺症(?)のようなものを体の中に残すんだなあというのが感想です。 “風邪は万病の素”とはよくいったものです。 |
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