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[ No.263 ] 第19回日本在宅医学会大会参加報告 投稿者: 2017年06月26日 (月) 15時31分
日程:平成29年6月17日(土)、18日(日)
会場:名古屋国際会議場

*フレイル
フレイルとは、加齢とともに心身の活力(運動機能や認知機能等)が低下し、複数の慢性疾患の併存などの影響もあり、生活機能が障害され、心身の脆弱性が出現した状態のことをいう。しかし、適切な介入・支援により、再び健康な状態に戻ることが可能な可逆性が特徴である。健康な状態と日常生活でサポートが必要な介護状態の中間を意味する。
フレイルの基準:5項目中、3項目以上該当するとフレイル、2項目以内の場合にフレイルの前段階であるプレフレイルと判断する。                   
1.体重減少:意図しない年間4.5kgまたは5%以上の体重減少
2.疲れやすい:何をするのも面倒だと週に3-4日以上感じる
3.歩行速度の低下
4.握力の低下
5.身体活動量の低下

薬局においては、患者さんのフレイルの状態にいち早く気づき、適切な介入をすることによって、健康寿命の延長を目指していきたい。

*高齢者の栄養管理
高齢期においては、従来のメタボ概念のカロリー制限ではなくフレイル予防につながる食習慣や栄養管理が必要である。体力のベースはエネルギーとタンパク質であり必要以上に制限している人は注意が必要だ。卵、納豆、豆腐など良質のたんぱく質の積極的な摂取が重要である。最近、ロイシン(ツナ缶、鶏胸肉などに多く含む)が筋タンパクにいいと分かってきた。ただし、タンパク質の過剰摂取は腎機能に注意しなくてはならない。栄養指導というと、糖尿病や脂質異常症など特定の疾患に対する栄養指導に力が入りがちであるが、食事全体のバランスについても考えて指導していかなくてはならないと実感した。


*高齢者の食事量低下
薬局において食事がとれない、食事量が減ったという悩みを聞くことも多い。孤食が原因の一つである場合もある。誰かと一緒に食べる共食が大事ということが分かってきている。月の数回でも誰かと食べる機会をつくることも大事である。
また、オーラルフレイル(口腔機能低下)が原因の場合もある。高齢になると病院の受診率は上がるが、歯科の受診率は下がる。歯科への定期的な受診勧奨をするのも重要な役割であると考える。そしてそれぞれ個々の口腔機能にあった食事の形態を提案することもできる。嚥下機能が落ちた人は、誤嚥性肺炎に注意するためにとろみをつけることで誤嚥のリスクを減らすことができる。食事量がとれない人には栄養調整食品を活用することも提案ができると思う。
また、食事中の姿勢が原因であることもある。車いすの人であれば食事中は車いすから降りて、普通のイスに座ってきちんと床に足をつけて食べるたけでも変わった例があった。
また、白いお茶碗に白米という組み合わせは高齢者には見えにくい。食器の色を変えるだけでも、食欲は変わる。

*低栄養
低栄養を背景とする筋肉減弱症(サルコぺニア)が問題となっている。サルコペニアの簡易指標として「指輪っかテスト」がある。前かがみの状態で、自分の両親指と人差し指で作った輪っかをふくらはぎに当て、隙間ができる状態は注意が必要である。また、血清アルブミン値3.8g/dl以下、血中総コレステロール値150mg/dl未満なども低栄養のリスクの目安となる。
2週間の寝たきりは7年分の筋肉を失うといわれている。BMIよりも筋肉量に注目したほうがいい。体重は絶対値よりも経時的変化を見ることが重要である。

*水分量
30〜40mL/kg/日が水分量の基準である。経腸栄養剤は濃度が高くなるにしたがって水分含有量は減少する。
例えば、ラコールの水分含有量は約85%である。
1200mL投与の場合1020mLの水分量となり、40kgの患者さんの場合だと25.5mL/kg/dayとなり、不足の状態となる。

*在宅ケア業務支援システム
はるたか会あおぞら診療所でも採用している「bmicZR」という他職種連携用のツール。
LINEのような感じで細かい日々の変化を書き込める形式。電話でのやり取りはお互いの都合が合わないことが多く、メールではセキュリティの心配等があったが、それらをカバーできるシステムである。また、緊急時の対応も、bmicZRで最近の状況をみれば臨時の人でも対応しやすい。特に小児在宅ではケアマネさんがいないため、全体を把握している医療者はおらず、苦労している。このシステムの活用によって他職種で情報共有できるため、よりよい医療を提供できると思う。

(高梨 ゆりか)



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