[ No.210 ]
抗癌薬@薬剤師会
投稿者:
2011年11月18日 (金) 22時51分 |
|
|
|
平成23年11月16日、江戸川区薬剤師会研修会。 「院外処方せんの時代に向けての抗癌薬の取り扱いについて」という演題で、がん研有明病院薬剤部部長の濱敏弘先生のご講演を拝聴してきました。
この分野を知っておくためのキーワードのみ列記します。
@ 分子標的治療薬 低分子化合物 チロシンキナーゼ阻害剤 Rafキナーゼ阻害薬 TNF-α阻害剤 プロテアソーム阻害剤 モノクローナル抗体 マウス抗体(語尾が〜omab) キメラ抗体(語尾が〜ximab) ヒト化抗体(語尾が〜zumab) ヒト抗体(語尾が〜mumab)
A TNM分類 悪性腫瘍の病期分類である。 T(tumor):原発腫瘍の進展度 N(nodes):所属リンパ節の状態、特定の部位では遠位リンパ節 M(metastasis):遠隔転移の有無 この3つの因子に付記する数字によって、その広がりを表示するようになっている。
B パフォーマンスステータス grade performance status 0 無症状で社会活動ができ,制限をうけることなく,発病前と同等にふるまえる. 1 軽度の症状があり,肉体労働は制限を受けるが,歩行,軽労働や座業はできる,例えば軽い家事,事務など. 2 歩行や身の回りのことはできるが,時に少し介助がいることもある.軽労働はできないが,日中の50%以上は起居している. 3 身の回りにある程度のことはできるが,しばしば介助がいり,日中の50%以上は就床している. 4 身の回りのこともできず,常に介助がいり,終日就床を必要としている. |
|