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いつも掲示板への書き込み、ありがとうございます。 つい、掲示板の下の方に目をやらずにいて、書き込みをしていただいたのを見落としてしまいました。申し訳ありません。
ジェネリックについては、本当にまだまだ考えて使用しなければならないことがいっぱいあるかと思います。
「後発品への変更可」という処方せんを受け付け、その旨を患者さんに伝え、その選択を患者さんにゆだねるとはいえ、投薬した薬の効果についての責任は多かれ少なかれ薬剤師にも関わってくると考えています。 薬価、効果を考慮して、安心して使用できるジェネリックを提供できる薬局、薬剤師になりたいと考えます。
そのためにはmatuさんの病院で行っている先発との比較は、臨床試験を行っていないジェネリックを安心して提供する上で必要だと思います。 しかし、既存のジェネリックについては、これから臨床試験が行われるはずもなく、現時点で投薬されているジェネリックについては、実際に使用されている患者さんの使用感や検査値の変化等をフォローしていくなど、大事な仕事が薬剤師にはあると言うことも同感ですね。
「このジェネリックは効かなかったなあ。」ということが公表できる制度はありませんので、そういった情報の整理が必要になってくるとは思います。 やはり、厚労省や薬剤師会が旗を振らなければならないことと思いますが、振りにくい旗ですので、実際に服薬状況を入手できる薬剤師の経験の積み重ねが、ジェネリックを育てていくのだと思いますし、この点ができなければ薬剤師としての存在価値は”ゼロ”と言っても過言ではないのでしょうか?(ちょっと言いすぎかな?)
こんなこと書いてしまっていいのかどうかわかりませんが、近くの医療機関の先生は、本年4月より、先発品処方をして、後発品への許可をし、患者さんに選択する方法で処方せんを発行していますが、当薬局での7月の時点でどのくらいの薬剤費が削減されたか試算してみました。 ナント、薬価ベースで、一ヶ月約50万円程削減されていました。 1件の医療機関で月に50万円はすごいことだと思います。 保険事情を考えての今回の後発への取り組みです。 よ〜く考えないといけないと思います。 |