「母から子への手紙コンテスト」大賞 (5583) |
- 日時:2011年12月05日 (月) 20時12分
名前:伝統
野口英世の生誕地、福島県猪苗代町で12月4日、 「母から子への手紙コンテスト」の入賞者の表彰式があり、
東京電力福島第1原発事故に対応した東京消防庁のハイパーレスキュー隊員を 子に持つ福島市の菊池孝子さんが大賞に輝いた。
<参考Web:第10回「母から子への手紙」コンテスト> http://www.noguchihideyo.or.jp/contest.htm ・・・
「母から子への手紙コンテスト」大賞の手紙全文
お母さん、行って来るからとの一報を受けた時は真っ白になった。 あまりにも唐突で、気持ちの整理もままならぬ中、頑張ってきなさいと言うしかなかった。
本当は放射能の中への突入なんてあり得ない、やめてって叫びそうだった。 東京消防庁への道を選んだ時、反対しとけばよかったとさえ思った。 これって、お母さんのエゴなのでしょうか。
テレビにくぎ付けの一日の何と長いこと。無事であることを祈るばかり。 そう言えば謙はどら焼きが好きだった、忙しくてしっかり抱っこもしてやれなかったなど なぜか遠い昔のたわいもないことがどんどん駆け抜けていった。
「ミッション達成」のメールが届いた時は涙が出てしまった。
20ミリシーベルトの放射能を浴び、決死の覚悟で任務に挑んできた一員として、 自信にあふれたあなたの姿こそ、お母さんの誇り。お疲れさまでした。
(追伸)浴びるほど飲ませっつお、待ってろ。ってお父さん言ってた。
<感謝合掌 平成23年12月5日 頓首再拝>
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