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ヒア アフター(来世・あの世) (7227)
日時:2012年03月02日 (金) 06時59分
名前:伝統

映画『ヒア アフター』 
http://www.youtube.com/watch?v=Sf9gRokFIRM

「ヒア アフター」で彼(クリント・イーストウッド)は、
与えられた生を全うすることの尊さを描き、
新たな感覚で“生きること”を問うているようです。

生まれて生きて死ぬ。
人生はかくも簡単なようで、難しい。

その難しさをいやというほど知っている御年81歳のイーストウッドが、
真正面から向き合った生と死。
強く温かい想いが心を打つ スピリチュアル・ヒューマン・ドラマ。

死後の世界をテーマに、それぞれのかたちで死と向き合った三者の人生が
運命にいざなわれるがごとく絡み合っていくさまを感動的に綴る。

パリのジャーナリスト、マリーは、恋人と東南アジアでのバカンスを楽しんでいた。
だがそのさなか、津波に襲われ、九死に一生を得る。
それ以来、死の淵を彷徨っていた時に見た不思議な光景(ビジョン)が忘れられないマリーは、
そのビジョンが何たるかを追究しようと独自に調査を始めるのだった。

サンフランシスコ、かつて霊能者として活躍したジョージ。
今では自らその能力と距離を置き、工場で働いていた。
しかし、好意を寄せていた女性との間に図らずも霊能力が介在してしまい、2人は離ればなれに。

ロンドンに暮らす双子の少年ジェイソンとマーカス。
ある日、突然の交通事故で兄ジェイソンがこの世を去ってしまう。
もう一度兄と話したいと願うマーカスは霊能者を訪ね歩き、
やがてジョージの古いウェブサイトに行き着く。


そんな中、それぞれの事情でロンドンにやって来るジョージとマリー。
こうして、3人の人生は引き寄せ合うように交錯していくこととなり、
生きる喜びを見出して行く。


東日本大震災の1ヶ月前に公開されておりましたが、
今、DVDで観ても、考えさせられるシネマです。


・・・・・・

さて、
東日本大震災から、あと10日ほどで、まる1年になります。

このスレッドでは、東日本大震災において、あの世へ旅立たれた魂との対話を通して
「ヒア アフター(来世)」と「今世」とのつながりを明らかにしたものでは
おそらく一番新しいと思われる書物から、その内容を紹介して参ります。

なお、すでにこの書へ目を通した方もおられると思いますが、
紹介が完了するまでは、コメントを控えていただければ幸いです。

個人的には、この書は繰返し読むことで、学びが多いと感じております。
(「ヒア アフター」という映画と紹介する書物に関連はございません)

            <感謝合掌 平成24年3月2日 頓首再拝>

大震災後の魂の行方〜被災した魂たちとの会話 (7263)
日時:2012年03月03日 (土) 04時31分
名前:伝統

生きがいの創造W 〜 私たちは、どこへむかうべきか?
<飯田史彦(著)、PHP研究所(刊)>


大震災後の魂の行方〜被災した魂たちとの会話 (抜粋版)

登場する主な人物・魂

(1)S:著者
(2)W:主婦(不成仏霊化寸前の魂)
(3)M:男性(すでに成仏した魂)
(4)光:光の指導霊



(1)東日本大震災での津波により落命したが昇天できない魂

W「時おり通りかかる人に話しかけるんですが、みんな私を無視して、行ってしまうんです・・」
S「どうなさいましたか?」

W「探しているんです・・・」
S「探している?・・・どなたを?」

W[主人と、子供たちを・・・」
S「はぐれてしまったんですか?」

W[はい・・・」
S[一緒にいたんですか?」

W[いいえ、私は用事があって、外出していて・・・」
S「外出? どこから?」

W「ここです。うちです・・・自宅です」
S[なるほど・・・」

W「うちに戻ってきたら、みんな、いなくなってて・・・」
S「ご主人も、お子さんたちも? 」

W「はい」
S「ここは、あなたのお宅なんですね? 」

W「はい」
S「ここに、あなたのお宅が建っていたんですね? 」

W「え? 」
S「この場所に、あなたのお宅が建っていて、ご主人とお子様たちが、
  あなたの帰りをお待ちだったんですね? 」

W「いえ・・・今も建っていますけど・・・」
S[今も建っているんですか? 」

W[はい、こうして・・・」
S[ご住所は、どこですか? 」

W「住所? 」
S「この場所の・・・あなたのお宅の住所です」

W「うちは、△△市△△町△△の△△番ですが・・・」
S[それが、この場所なんですね? 」




W「・・・知らない・・・」
S「そうですよね・・・その現実を拒否なさっているからこそ、こうして、お宅が建っていた
  場所に、今もずっと留まっていらっしゃるのですから・・・」



W「はい! 」
S「それじゃ、意識をご主人とお子様に向けて、
  今どこにいらっしゃるか、探してみてください」


W「いました!・・・小学校に! 」
S「小学校? 」

W「体育館です! 」
S「やっぱりね」

W「たくさんの人がいて・・・どうしたんだろう? 」
S「ご主人はどこに? 」

W「座っています・・・次女を抱えて・・・彼は腰が悪いから、平らなところに座ってる
  のが辛そう・・・端っこに移って、壁にもたれればいいのに・・・」
S「お子様は、女の子お二人なんですね・・・長女さんは? 」

W「長女は・・・トイレの列に並んでいます! 」
S「良かった!・・・みんな元気なんですね? 」

W「はい・・・不安そうな顔だけど、元気にしています」
S「それは良かった! 」

W「でも、なんで小学校に・・・」
S「ご存じありませんか? 」


W「・・・わからない・・・知らない・・・」
S「知らないふりを、なさってるんですね・・・それじゃ、逢いに行ってみましょうか」


W「・・・」
S「それじゃ、行ってみましょうか・・・車なんかなくても、
  今すぐに、体育館まで飛んで行けますからね」

W「飛んで? 」
S「ええ。実は先ほど、もうとっくに、あなたの意識は、
  体育館にいるご家族と、つながったんですよ」

W「 ? 」
S「だから、もうあなたは、今、体育館にいるのと同じなんです」

      <感謝合掌 平成24年3月29日 編集済み 頓首再拝>

生き延びたご主人とのコンタクトを試みるが・・・ (7264)
日時:2012年03月03日 (土) 04時33分
名前:伝統

(2)生き延びたご主人とのコンタクトを試みるが・・・

W「 ? 」
S「さあ、意識をご主人に向けて・・・」

W「あ、主人が? 」
S「・・・」

W「主人が目の前に! 」
S「いいですよ、それじゃね、ご主人にさわってください」


W「・・・・・」
S「それじゃ、作戦を変えて、ご主人に向かって、何か話しかけてみてください」


W「私よ、逢いに来たのよ・・・私は無事よ、ケンさん! 」
S「・・・・・」

W「おかしいの・・・」
S「・・・・・」

W「主人が・・・気づいてくれない・・・」
S「・・・それじゃ、ご主人の肩を、揺すぶってあげてください」

W「肩を・・・しっかり主人の肩をつかんでいるんだけど・・・」
S「それで? 」

W「確かに肩をつかんでいるんだけど・・・揺さぶれない・・・」
S「思い切り揺さぶっても? 」

W「はい・・・どうして? ほんとに変・・・」
S「ご主人は、あなたを見てくれていますか? 」

W「いえ・・・私が目の前にいて、こんなふうにしてるのに、気づいてくれない・・・」
S「視線が合わないんですね? 」

      <感謝合掌 平成24年3月29日 編集済み 頓首再拝>

次女(乳児)の反応〜トランスパーソナルなコミュニケーション (7265)
日時:2012年03月03日 (土) 04時34分
名前:伝統

(3)生き延びた次女(乳児)の反応〜トランスパーソナルなコミュニケーション

W「はい・・・あっ! 」
S「どうしましたか? 」

W「ミカが!・・・主人が抱いているミカが、私を見てくれた! 」
S「ああ、次女さんですね・・・おいくつですか? 」

W「1歳と*か月なんです」
S「なるほど、その年齢のお子さんは、まだ、スピリチュアルな能力をハッキリと
  顕在化できますから、あなたの存在に気づいたんですよ」

W「不思議そうに、ジロジロと私を見てる! 」
S「それじゃ、ちょっと位置を・・・あなたの意識が存在する場所を、移動してみてください」

W「はい・・・」
S「それでも、ミカちゃんは視線をずらして、あなたを見ていますか? 」

W「はい! 」
S「間違いない! ミカちゃんは、あなたの・・・お母さんの存在を、スピリチュアルな能力で
  感じ取っているんですよ。あなたは、まだ、こちらの世界に留まっているので、物理的な
  位置属性を、完全に失っていないんです。本来、それは望ましいことではないんですけどね」

W「位置属性? 」
S「難しい概念を使って、ごめんなさい・・・それじゃ、ミカちゃんに、話しかけてみて
  ください。ミカちゃんは、あなたのことを、きちんと認識していますから」

W「ミカ・・・」
S「どうですか? 」

W「目を大きく開いた! 」
S「その調子で続けて! 」



W「ミカ、お母さんよ! 」
S「・・・どう? 」

W「じ〜っと、こちらを見てるけど、何も言わない・・・」
S「それは、コミュニケーションの取り方がまずいんですよ。あなたには、もう物質的な
  ノドは無いんですから、音波としての声で話しかけようとするんじゃなくて、
  あなたの気持を、かたまりのようにして、ミカちゃんの全身に向けてぶつけるんです」

W「気持をぶつける? 」
S「ええ。言葉で伝えようとするんじゃなくて、あなたが伝えたいことを、気持の
  かたまりにして、ぶつけるんです」


W「いえ・・・ミカの口は動いていないのに、気持が伝わってくる! 」
S「そう、それでいいんですよ! それが、スピリチュアルな能力を使った、
  トランスパーソナルなコミュニケーションの方法なんです」


W「はい・・・ミカに話しかけてみます! 」
S「色んなこと・・・この数日間に起きたことを、ミカちゃんに、尋ねてみてください」


W「不思議です・・・口なんか使ってないし、たったの一瞬なのに、
  ものすごくたくさんの話ができる・・・」
S「いいですね、その調子ですよ! 」


W「私って・・・」
S「・・・」

W「死んじゃったですか? 」
S「・・・はい」

W「私って、死んじゃってますよね? 」
S「はい」

      <感謝合掌 平成24年3月29日 編集済み 頓首再拝>

死んでも生きているって? (7266)
日時:2012年03月03日 (土) 04時35分
名前:伝統

(4)死んでも生きているって?

W「・・・でも私、死んだのに、なんで生きてるんですか? 」
S「う〜ん、そのご質問には、2つの観点からお返事しなければいけませんね・・・
  ます事実として、あなたは肉体から離れているのですが、それでも、あなたという意識は
  存在している・・・つまり、あなたの肉体と脳は機能を失ったけれども、あなたの意識、
  つまり、俗にいう魂は、こうして存在して、思考しているというわけです。
  その意味で、人は、死んでも生きているんですよ」

W「死んでも生きている? 」
S「ええ、肉体は死んでも、意識は生き続けるんです・・・いわゆる魂としてね」

W「それじゃ、今の私は、もう死んで、魂になっちゃってるんですね? 」
S「う〜ん、その点が難しいんですよ・・・実は、あなたは、まだ、きちんと死に切って
  いらっしゃらないんです。それが、2番目の観点から見たお答えです」

W「え〜っ、どういうこと? 」
S「あなたは、まだ、死に切っていないんですよ」

W「死に切っていない? 」
S「死に切っていないというのは、すでに肉体から離れたあなたが、
  まだ、行くべきところに、きちんと行っていない、ということなんです」

W「行くべきところ? 」
S「ええ、俗に言う、あの世とか、天国とか、極楽浄土とか呼ばれる、まぶしい光の世界の
  ことです。本来ならば、あなたはもう、その光の世界に移動していなければならないんですよ」

W「光の世界に? 」
S「ええ、光の世界に」

W「・・・でも、行けない・・・」
S「・・・・・」

W「・・・まだ、私には行けません・・・」
S「どうして? 」

      <感謝合掌 平成24年3月29日 編集済み 頓首再拝>

家族への執着 (7267)
日時:2012年03月03日 (土) 04時36分
名前:伝統

(5)家族への執着

W「この子たちや、主人と一緒にいたい・・・」
S「・・・・・」

W「だから、まだ死ねない・・・」
S「・・・・・」

W「まだ、死に切ってしまうわけには、いかないんです・・・」
S「ミカちゃんが、『お母さん、死なないで』と、引き止めるから? 」

W「・・・いえ・・・そういえば、ミカは、私を引き止めるようなことは、何も言いません
  ・・・不思議・・・」
S「不思議なんですか? 」

W「ええ・・・この数日間に起きたことを、教えてくれただけで、
  私のことは何も言わないんです」
S「ミカちゃんは、何が起きたと? 」

W「私が用事で出かけたあと、主人・・・お父さん、お姉ちゃんと3人で家にいたら、
  急に地面が揺れて、まわりが騒がしくなって、お父さんが自分たちを連れて、家を出て
  歩いて、ここに連れてきたと・・・今日は長女が熱を出したので小学校を休んで、
  主人も休みを取って一緒にいてくれたんです」
S「なるほど、津波警報が出たので、高台の小学校に、ご主人たち3人が避難したわけですね」

W「はい、そのようです・・・そして3人で、お母さん・・・私のことを心配しながら
  待っていたと・・・」
S「それで・・・ようやく、あなたが現れてくれて、ミカちゃんは、喜んでくれていますか? 」

W「はい・・・喜んでくれてはいますが・・・」
S「 ? 」

W「・・・意外に、冷静なんです・・・」
S「冷静? 」

      <感謝合掌 平成24年3月29日 編集済み 頓首再拝>

次女(乳児)のスピリチュアルとしての存在 (7290)
日時:2012年03月04日 (日) 06時30分
名前:伝統

(6)次女(乳児)のスピリチュアルとしての存在

W「はい・・・いつものミカだったら、私を見つけて、飛びついてきてくれるのに・・・」
S「そうですよね、今は、お母さんを待ちわびていたわけですから、『お母さ〜ん! 』って
  大きな声を上げながら、なおさら飛びついて喜ぶはずですよね」

W「はい・・・それなのに、私を見て、微笑みながら、心で話しかけてくるだけで、
  飛びついて来たりしないんです」
S「どうしてでしょうか? 」


W「・・・微笑んでいるだけで、こっちに来ません・・・どうして? 」
S「それはね、ミカちゃんは、あなたがもう肉体を持っていないことを、
  目で見て知っているからですよ」

W「でも、私はミカと話をしてるのに・・・」
S「ミカちゃんくらいの年齢のお子さんは、まだスピリチュアルな能力を駆使できるので、
  あなたと直接話ができるんです。しかし、同時に、自分が口を使った物理的な
  コミュニケーションをしているわけではないこともわかっていて、いま話をしているのが、
  肉体的な体を持たないお母さんだということも、知っているんですよ。
  だから、飛びついて来たりはしないんです」

W「それじゃ、もう私は、この子を抱きしめることは、できなんですか? 」
S「残念ながら、あなたはもう物質としての肉体は持っていないので、
  物理的に抱きしめ合うことはできません・・・」


W「・・・」
S「でも、それよりも、もっと素晴らしいことが、今のあなたには可能なんですよ・・・
  つまり、肉体を持っていないからこそ、これからのあなたは、ミカちゃんがどこにいても、
  いつでもミカちゃんの心とつながって、ずっと一緒にいることができるんです」

W「・・・いつでも・・・一緒に? 」
S「ええ。いつまでも、いつでも一緒に・・・」

W「・・・・・」
S「だから、あなたは、肉体を失うことを、そんなに悲しまなくてもいいですよ・・・
  あなたは、肉体を失うことと引き換えに、愛する人々と、いつでもつながっていられる
  能力を手に入れるんです。そして、その能力を使えば、愛する人々をさまざまな方法で
  守っていくことができるという、素晴らしい使命を果たすことが可能になるんですよ」

W「それは、私が死んでしまうからこそ、できるようになるんですね? 」
S「そう、その通りです・・・そのことを、ミカちゃんに、聞いてみてください」

W「そのこと? 」
S「ええ、あなたが、これからも、目に見えない体で、
  ずっとミカちゃんを守っていってほしいかどうかを」

W「はい・・・ミカ・・・ミカ・・・」
S「ミカちゃんは、どうなさっていますか? 」

W「私の方を見ながら、にっこりしてくれてる・・・」
S「続けて・・・」

W「ミカ・・・お母さんが、もう死んでしまったことを、知ってるのね? 」
S「・・・」

W「・・・あっ、ミカはもう、そのことを知っているそうです・・・でも、
  『お母さんはこれからもずっと一緒にいてくれることも知ってるから、大丈夫』と
  ・・・ミカが、こんな大人びたことを話せるなんて、びっくり・・・」
S「それは、ミカちゃんが、肉体的な『脳』で話してるんじゃなくて、ミカちゃんの正体
  であり本質である、『魂』の水準で答えてくれているからなんですよ」



W「だから、見かけは小さな子どもなのに、大人みたいにしっかりしてるんですね」
S「ええ、だからそうやって、ミカちゃんの魂に対して、まるで何でも安心して話し合える
  大人同士のような感じで、話しかけてあげてください」


W「・・・ミカは、ちゃんとわかってるから、大丈夫よ、って・・・」
S「さすがはミカちゃん、ほんとに、いい子だ! 」

W「・・・だから、なんにも心配しないでね、って・・・お父さんのことは、
  お姉ちゃんと一緒に頑張って守っていくから、安心していてね、って・・・」
S「ミカちゃんって、頼れるお嬢さんですね」


W「この子は手のかかる子で、いつも困らされてるのに・・・
  ほんとは、こんなにしっかりした魂なんですね」
S「今生(こんじょう)での肉体的な年齢や成熟度は、
  その人の正体である魂の水準とは別ものですからね・・・」

W「ほんとに、そうなんですね・・・」
S「それじゃ、ミカちゃんの魂とのお話を、続けてください」

      <感謝合掌 平成24年3月29日 編集済み 頓首再拝>

被災時の前後の状況〜魂の肉体からの脱出 (7291)
日時:2012年03月04日 (日) 06時31分
名前:伝統

(7)被災時の前後の状況〜魂の肉体からの脱出

W「お母さんね、もっともっとみんなと一緒に生きていたかったの・・・なのに、
  自転車でちょっとご用事があって出かけたら、急に海が空から襲いかかって来て・・・
  気づいたら、泥の中にいて・・・」
S「・・・・・」

W「・・・でも、泥に埋もれてる自分を、上の方から見下ろしていて・・・」
S「・・・・・  」

W「・・・まわりには、おんなじように、たくさんの人たちが、お空に浮かんでいたわ・・・
  魚屋のおじさんもいたし、花屋のお姉さんも・・・」
S「何人ぐらい、いましたか? 」

W「そんなの・・・数え切れません・・・何百か、何千か、もしかすると、
  何万だったかもしれません・・・」
S「それらの方々と、何か、会話はしましたか? 」

W「いえ・・・みんな、自分のことで精一杯で、
  現実を受け入れるのに時間がかかってるかんじでした・・・」
S「その時には、まだ、時間の感覚が、はっきり残っていたんですね? 」



W「そうです、体を持って生きてる時と、同じような感覚でした・・・
  でも、なぜだか、私からは離れてるんです・・・」
S「体に戻ろうとしましたか? 」

W「戻ろうとしている人もいましたが・・・私は、もう自分の体が泥の中に埋まって
  しまったのを見届けたので、体に戻っても無駄だとわかりました・・・」
S「体に戻れた人もいましたか? 」

W「自分の体が地表に出ていて、息ができる場所にある人は、戻ろうとしみて・・・
  中には、戻ることができて、息を吹き返した人もいたように思います・・・でも、
  私には無理でした・・・地中の瓦礫の間に空間があって、ちょっとだけ息はできそうに
  思いましたが、泥の圧力で苦しくて、自分には生きるのは無理だと、わかってしまったん
  です・・・」
S「それから、何が起きましたか? 」

      <感謝合掌 平成24年3月29日 編集済み 頓首再拝>

霊界からのお迎え (7292)
日時:2012年03月04日 (日) 06時33分
名前:伝統

(8)霊界からのお迎え

W「・・・・・」
S「思い出せませんか? 」

W「・・・思い出したくないというか・・・」
S「まわりに浮かんでいた無数の人々は、どうなっていきましたか? 」

W「まわりの人たちは・・・」
S「・・・・・」

W「・・・あ、上の方からまぶしい光たちがやってきて、上に上がってくるように、
  導いていました・・・」
S「上? ・・・あなたには、その時にはまだ、上下左右の空間感覚が、残っていたんですね? 」

W「はい、体を持っていた時と同じような感じでした・・・今もまだ、
  上下左右の感覚があるんですが、これは何か問題なんですか? 」
S「問題といえば、大問題なんですが・・・つまり、あなたは今もまだ、死に切っていないと
  いうこと・・・この物質世界の感覚を保ち続けているということなんですが・・・
  とにかく、あなたのまわりの無数の人々は、どなっていきましたか? 」


W「たくさんの光たちに導かれて、その光たちと一緒に、どんどん上に上がっていきました
  ・・・あ、そうおえば、上と言っても、上下左右とかの方角という意味じゃなくて、
  う〜ん・・・」
S「うまく表現できませんか? 」

W「そうですね、どんどんまぶしい所に近づいていく感じというか、
  天国に近づいていく感じというか・・・」
S「なるほど、光のみなもと、『光源に近づいていく』、という感じのことを、
  『上に昇って行く』と表現しているんですね」

W「はい、そういう感じです」
S「まわりの人々は、ご遺体・・・肉体から離れて、まぶしい光たちに導かれながら、
  天国のような光源に向かって行ったんですね? 」

W「はい」
S「その光たちというのは、いったい、何者なんでしょう? 」

W「色々な存在がいたと思います・・・その人に先立って他界していた、縁のある方々がお迎えに
  来てくださったり・・・今生では出遭わなかったけど、以前の人生で縁の深かった方々が
  おいでくださったり・・・そんな人間的な縁とは別に、光の世界でご縁の深い方々が姿を
  現してくださったりと・・・」
S「とにかく、それぞれの人々にとって、何らかの形でご縁の深い存在たちが、お出迎え
  くださったわけですね? 」

W「はい」
S「お出迎えくださる光は、一人に対して一つですか・・・それとも、複数の光たちが、
  一人の人を迎えることもあるのですか? 」

W「人それぞれでした・・・でも、出迎える光の数には、意味はないようでした」
S「出迎えてくれる光の数が多いほど、立派な人だとか、より救われるとか、
  そんな意味は無いんですね? 」

W「はい、そんな意味はありません・・・色んな事情で、お迎えの光の数は異なりますが、
  そこに深い意味は無いように思います」
S「光がまったく出迎えてくれない人も、いましたか? 」

W「いえ、そんな人はいません・・・誰もが、まぶしい光に出迎えてもらえます」
S「つまり、大地震や津波などで亡くなった方々の全員が、光たちに出迎えてもらえて、
  無事に、光の世界に・・・天国に戻っていかれたわけですね? 」

      <感謝合掌 平成24年3月29日 編集済み 頓首再拝>

お迎えを拒絶し、地上に魂のまま戻ってしまった (7293)
日時:2012年03月04日 (日) 06時34分
名前:伝統

(9)お迎えを拒絶し、地上に魂のまま戻ってしまった

W「はい・・・せっかく、私に縁のある光が出迎えてくれたのに・・・」
S「・・・・・」

W「・・・私が、拒否してしまったんです」
S「そんことを、認めてくださって、どうもありがとう」

W「なんで、ありがとうなんて言うんですか? 」
S「ただ純粋に、嬉しかったからですよ」



W「でも私は、光の御導きを無視して・・・光の方向に向かうのを拒絶して、
  この地上に戻ってきてしまったんですよ」
S「そんなあなたの気持ちが、私にはよくわかりますからね・・・
  あなたのような御方は、ほかにもいたでしょう? 」

W「はい・・・いました」
S「どのくらいいましたか? ・・・とはいっても、よくわからないでしょうが」

W「そうですね・・・自分の身の回りしかわからないので・・・」
S「感覚として、ものすごくたくさんでしたか?・・・それとも、ごくわずかでしたか? 」

W「全体の中で見ると、ごくわずかという感じでした・・・でも、何千、何万という数の人々が、
  魂となって浮かんでいましたから、それなりの数が・・・」
S「全体の中で見るとあずかであっても、全体の総数が大きいので、
  わずかとはいえ何百、何千になると? 」

W「いえ、何千ということはありませんし、何百と言えるかどうかも・・・」
S「少なくとも、何十くらいはいたという、そんな感じなんですね? 」

W「はい・・・でも、ほとんどの人たちは、出迎えた光たちに導かれていきました」
S「しつこいほど確認しますが、光が出迎えてくれないで困っている人は、いませんでしたか? 」

W「いませんでした」
S「そう確信できるのですね? 」

W「はい、できます」
S「ということは、大震災で肉体的な命を失った方々の誰もが、
  それぞれにご縁のある光に、出迎えてもらえたわけですね」



W「はい、その通りです」
S「あなた自身も出迎えてもらえたということですが・・・いったい、
  どのようなご縁の光が、あなたのもとに現れたのですか? 」

W「それが・・・ご縁の深い御方だとはわかったのですが、とにかく私は混乱していて・・・
  その光の御導きを拒絶してしまったのですから・・・」
S「その光の正体については、よくわからなかったと? 」

W「わからなかったというよりも、わかろうとしなかったというか・・・」
S「知るのが怖かったのですか? 」

W「いえ、光に対しては、怖さは全く感じませんでしたし、
  むしろ私のことを、深く愛してくださっていることが伝わってきました」
S「それなのに、あなたは拒絶したのですね? 」

W「はい・・・」
S「どうしてですか? 」

W「まだ、あちらにいきたくなかった・・・あの子たちや主人と、
  まだまだ一緒に生きていきたかったから・・・」
S「それで、あなたはどうしましたか? 光たちに向かって、自分の意志を伝えましたか? 」

W「いえ、光たちと目を合わさないように・・・というか、もう目は持っていないので、
  光たちと交信しないようにしながら、心を閉じて地上に戻り、自宅に向かいました」
S「光たちと交信しないようにする、なんてことが、出来るんですか? 」

W「それが・・・できちゃったんです・・・」
S「そですよね・・・信じ難いことですが、実際に、
  あなたはこうして、こちらに留まっているのですからね」

      <感謝合掌 平成24年3月29日 編集済み 頓首再拝>

地上に戻ることができたのは、 (7294)
日時:2012年03月04日 (日) 06時35分
名前:伝統


(10)地上に戻ることができたのは、

W「私が、無理やりに戻って来ちゃったから・・・」
S「きっと、いくつかの条件が、そろってしまったのでしょうね・・・たとえば、あなたの
  肉体の脳がまだ完全に脳死を迎えていなかったので、脳意識がわずかに残っており、
  光たちとのスムーズなコミュニケーションの妨げになっていたとか・・・あるいは、
  あなたをこの世に引き止めるような、誰かの強力な思念のエネルギーが存在したとか・・・」


W「あっ、そう言えば・・・」
S「何か思い出しましたか? 」

W「主人が・・・主人の強い気持が伝わって来て、私を引き止めたんです! 」
S「なるほど・・・どんな気持でしたか? 」

W「絶対に死ぬんじゃないぞ! 絶対に生きていてくれ! って・・・」
S「なるほどね・・・避難先の体育館で、お嬢さんを抱きかかえながら、ご主人は、
  あなたの生存を、全身全霊で強力に願っていたのですね」

W「はい、だから私は、どうしても、あのまま死んでしまうわけには、いかなかったんです! 」
S「そうですよね・・・ご主人があなたを想う愛情の強さと、あなたがご主人を想う愛情の
  強さが絡み合って、あなたをこの世に引き止めたというわけですね・・・」

W「でも、そうやって強く求め合った人々は、私と主人に限らず、たくさんいたと思います
  ・・・私たちが特別というわけじゃなくて・・・」
S「そうですよね・・・ですから、たとえば、あなたが完全な脳死を迎えておらず、
  『死にたくない』という脳意識が残っていて、あなたの魂が光たちとのコミュニケーション
  を、ある程度阻害していたのかもしれませんね」

W「・・・ということは、私がこの世に残っているのは、異常なことなんですね? 」
S「異常と表現するのが適切かどうかは別にして、少なくとも、特別なことではありますね
  ・・・通常は、みなさんが光たちの出迎えを素直に応じて、向かうべき光の方向へと
  進みますからね」

W「・・・・・」
S「あなたを出迎えてくださった光は、いま、どうなさっているか、わかりますか? 」


(地上に留まることを主張する魂<主婦>)

W「どうして? ・・・ずっとこのまま、娘たちや主人と一緒にいては、いけないんですか? 」
S「いけないというか・・・あなたが本当にご家族を愛しているならば、きちんと、
  光の世界に戻らなくてはならないんですよ」

W「どうして?・・・ずっとここにいたら、どうなっちゃうんですか? 」
S「ずっと、この物質世界にいるということは、光の世界のエネルギーを補充できなくなって
  しまうということなので、光としてのあなたの魂の波調が、どんどん低下してしまうと
  いうことです」

W「どんどん低下していくと、どうなってしまうんですか? 」
S「・・・それは、お教えしない方が望ましいことですし、あなたがきちんと光の世界に
  戻れば、すべてを知ることができます」

W「そうやって、どんどん波調が低下してしまった魂というのは、たくさんいるんですか? 」
S「いえ・・・」

W「少しだけでも、いるんですね? 」
S「・・・それは、どの程度まで波調が低下してしまったかによりますので、
  いるとも、いないとも言えませんな・・・」

W「真っ黒になるほど波調が低下して、もう光とは呼べなくなってしまったような存在も、
  いるんですか? 」
S「そんなことは、あなたにとっては、どうでもいいことです・・・そんなことに興味を
  持つということは、あなたが、その種のことに引き寄せられかけていることを示す兆候
  かもしれませんので、決して望ましいことではありません。
  そのような興味は捨てて、ご自分のことだけをお考えになってください」



W「・・・でも、私がこの世にいたいのは、主人やこの子と一緒にいたいだけなので、永遠に
  ここにいるわけじゃないんです・・・主人と一緒に娘たちを育て上げ、いずれ主人が
  この世を去る時には、私も一緒に光の世界に戻ります・・・それまでの間、この世でいう
  何十年かの間にすぎないんですから、許してくれませんか? 」
S「いけません・・・人にはだれでも、死んで光の姿に戻る時というものがあるのです。・・・
  その時を逃がしてしまうと、この世で生きる人々の人生に余計な影響を与えてしまったり、
  いざ自分が光の姿に戻ろうとした時に、光としての波調が低下していて、余計なトラブル
  の原因になるのです」

W「この世で生きる人々の人生に、余計な影響を与えてしまうのですか? 」
S「ええ、あなたの存在が、ご主人やお嬢様たちの人生に、余計な影響を与えてしまう
  危険性が高いんです」

W「どうして? 」
S「きちんと光の姿に戻らないままのあなたは、人間や人生や宇宙に仕組みを思い出さない
  ままで・・・つまり、狭くて浅い知識や思考のままで・・・わかりやすく言えば、
  人間的な感情を強く残したままで、ご家族の脳に働きかけながら存在してしまいます。
  その結果、ご主人やお嬢様たちは、あなたの激しい感情、特に悲しみやイライラ感と
  いった、日常生活の上でのマイナス要因となる感情を強く受け取って影響を受けてしまい、
  うつ的な症状や、精神不安定がもたらす諸症状を発症する恐れがあるのです」

W「つまり、私の存在が、かえって家族たちを苦しめてしまうんですね? 」
S「ええ、今あなたが発していらっしゃるように、あなたの激しい悲しみの感情が、
  ご家族にとって、あなたを亡くした悲しみを乗り越えて未来を向くための、障害に
  なってしまう恐れが大きいのです」

W「・・・たったの何十年か、この世に留まるだけでも、いけないんですか? 」
S「いけません」

W「それじゃ、十数年の間だけでも・・・娘たちが18になって独り立ちするまで・・・」
S「いけませんね」

W「それじゃ、下の子が小学校に上がるまで、あと数年だけでも・・・」
S「そうはいかないんですよ・・・その数年が経ったら、今度はまた、
  あと数年か十数年かを、この世ですごしたくなってしまうことでしょう」



W「絶対に、約束します・・・約束は守りますから・・・」
S「申し訳ありませんが、私はあなたの約束を、そのまま受け入れるわけにはいきません」

W「どうして? 」
S「申し上げづらいことですが・・・あなたが本当に約束を守ってくださる御方ならば、
  今頃は、光たちの導きに素直に従って、無事に光の姿に戻っているはずですよ」

W「・・・・・」
S「やむを得ず、このような表現をすることをお赦しいただきたいのですが、あなたは今も、
  光たちからのコミュニケーションを拒絶して、無理やりに。この世に留まって
  いらっしゃるんです・・・そんな御方の約束を、そのまま受け入れるわけにはいかない
  ということを、おわかりいただけますね? 」

W「・・・私は、そんなにひどい人間なんですか? 」
S「いえ、あなたはもう、正直に申し上げて、いわゆる『人間』ではありません・・・すでに、
  人間としての肉体は、失っていますからね」

W「それじゃ私は、いった何なんですか? 」
S「そう、おっしゃる通りなんですよ・・・あなたは、人間でもなく、本来の光の姿でもなく、
  どちらでもない中途半端な状態で、いわば人間の感情を持った魂として、不自然なままで
  存在してしまっているんです・・・あなたが本来あるべき姿は、人間の感情から離れて、
  より大きくて深い思考のできる、光の姿なんですよ」

W「・・・・・」
S「このまま、中途半端で不自然な姿のままで、ご家族のそばをウロウロしながら、ご自分の
  悲しみや嘆きやイライラをご主人やお嬢様たちにぶつけてっしまっては、決してご家族の
  ためにはなりません・・・そうではなく、まずはきちんと光の姿に戻ってから、光の存在
  だからこそ駆使できる素晴らしい能力を用いて、ご家族を愛情で満たしてあげてください」

W「・・・その方が、娘たちや主人のためになると? 」
S「その通りです・・・本当にご家族を守ってあげたいなら、中途半端な今の状態を脱して、
  光の姿に戻り、あなたの愛情を正しい方法で届けてあげてください」

      <感謝合掌 平成24年3月29日 編集済み 頓首再拝>

スピリチュアルな存在としての次女(乳児)の意思 (7314)
日時:2012年03月05日 (月) 04時59分
名前:伝統

(11)スピリチュアルな存在としての次女(乳児)の意思

W「・・・・・」
S「それじゃ、お嬢さん・・・あなたとコミュニケーションができる、ミカちゃんに、
  尋ねてみてください・・・お母さんに、どうしてほしいのかを」

W「あの子に、そんな大事なことが、わかるんですか? 」
S「ええ、わかりますよ。ミカちゃんは、体、つまり脳はまだ今生で生まれて数年しか
  経っていなくても、魂の水準は、子供ではありませんからね」


W「はい・・・ミカ、お母さんはね、このままずっと、ミカと一緒にいたいの・・・
  ミカも、お母さんと一緒にいたいでしょ? 」
S「・・・どう言っていますか? 」

W「一緒にいたい、って・・・私と一緒にいたい、って、言ってくれてます! 」
S「それはもちろん、一緒にいたいでしょう・・・でも、このまま、
  この世で一緒に暮らしていきたいかと、尋ねてみてください」

W「・・・ええっ? 」
S「・・・どうしましたか? 」

W「この世で一緒にいるわけにはいかないんだよ、って・・・」
S「ミカちゃんが、そう言ってるんですね? 」

W「お母さんには、ちゃんと、あっちに戻って、まぶしい光になってほしい、って」
S「今のお母さんは、光じゃないの? と、尋ねてみてください」

W「・・・光だけど、どんよりとした光で、まぶしくないよ、って言っています
  ・・・このままじゃ、どんどん暗くなってしまうよ、って・・・」
S「あなたは、どうお返事をしてあげますか? 」

W「・・・・・」
S「それじゃミカちゃんに、お父さんはどう思うか、尋ねてみてください」

W「ミカ・・・ミカはそう言うけど、お父さんは、きっと、お母さんに、このままずっと、
  こちらの世界で一緒にしてほしい、って言うと思うよ・・・ミカは、お父さんの
  気持ちを、どう思う? 」
S「ミカちゃんは? 」

W「・・・え〜っ?! 」
S「何て言ってますか? 」

W「お父さんも、お母さんが光の世界に戻ってくれる方が喜ぶんだよ、って」
S「どうして? と、ミカちゃんに尋ねて」

W「それが正しい方法だから、って・・・」
S「正しい方法? 」

W「はい・・・確かに『それが正しい方法だから』って、言ってるんです」
S「それじゃ、このままこの世に居続けることは、間違ったことなの? と、
  念を押してみてください」

W「はい、間違ったことなんだよ、って言ってます」
S「どうして間違ってるの? と、尋ねてみてください」


W「・・・人は、死んで体から離れたら、この世からあの世へ・・・つまり、まぶしい光の世界
  に行って、自分もまぶしい光になるのが、正しい方法だから、と・・・
  そうしなくちゃいけないことになってるんだよ、って・・・」
S「・・・・・」

W「・・・『そうするのが正しいということになってるから』というのが理由であって、
  ほかに理由なんかないんだそうです・・・」
S「なるほど・・・それが、宇宙の決まりごとだからですね・・・そこに、我々が理解すべき
  理由など必要ないのか、あるいは、我々には理解できないほど深遠な理由があるのか・・・」

W「その理由は、私がきちんと光の世界に戻れば、すべて知ることができるんだそうです・・・
  人間には理解できないし、きちんと死に切っていない私のような存在にもわからないけれど、
  きちんと死んで光の世界に戻れば、誰もが知ることができるんだそうです・・・」
S「そうですか、きちんと死んで、光の姿になれば、宇宙の決まりごとやその理由を、
  すべて知ることができるんですね」

W「神や仏じゃありませんから、本当の意味での『すべて』を知ることができるかどうかは
  わかりませんが、少なくとも、大切なことは一通り知ることができるんじゃないでしょうか」
S「さあ、それで、あなたはどうしますか? 」

W「・・・・・ 」
S「ミカちゃんが希望するように・・・そして、ご主人もきっと希望するように、きちんと
  この世を去って、光の世界に向かう決心ができましたか?」


W「・・・そうですね・・・」
S「光の世界に、戻っていただけますね? 」

W「・・・そうすれば、みんなを守れるんですよね? 」
S「そう、その通りです・・・光としての能力を駆使しながら、正しい方法で、
  みなさんを、きちんと守ってあげられますよ」

W「それじゃ、ひとつだけ、お願いをしてもいいですか? 」
S「何でしょう? 」

W「主人と娘に、伝えてほしいことがあるんです・・・」
S「どんなことを? 」

W「私がずっと、みんなを守ってるということ・・・そして、私はきちんと光になったから、
  安心してほしい、ということを・・・」
S「わかりました」

      <感謝合掌 平成24年3月29日 編集済み 頓首再拝>

父親の魂のお迎え (7315)
日時:2012年03月05日 (月) 05時00分
名前:伝統

(12)父親の魂のお迎え

W「・・・そういえば、不思議なことに、私は、あなたのことを何も知らないのに、こうして
  信用して、お話をしてしまいました・・・あなたは、いったい何者なんですか?・・・
  どうして、ここに来て、私を助けようとなさるんですか? 」
S「私は、今生では飯田史彦という名前で生きている、人間のひとりにすぎませんよ・・・
  ただし、かつて私が『生きがいの創造U』という本で告白したような、不思議な経緯を経て、
  こうして使命を果たしているのです・・・ここに来たのも、光たちに頼まれて来たに
  すぎませんしね・・・」

W「私を、助けに来てくださったんですね? 」
S「・・・かっこ良く言えば、そうなりますが・・・私から見れば、特別なことはありませんし、
  あなた以外にも、これから多くの存在たちを、助けて回らなければなりません」

W「こんな私でも、あなたのお手伝いができることはありませんか? 」
S「お手伝いですか? ・・・その前に、まずは、きちんと光の世界に戻ってください」

W「はい、わかりました・・・ちゃんと光に戻りますから、その後で、
  あなたのお手伝いができませんか? 」
S「光に戻った後は、私の手伝いなんかしていないで、ご主人やお嬢さんたちを、しっかりと
  守ってあげてくださいね・・・
  あなたのお母さんも、あの世から、大切にしてあげてください」

W「母も? 」
S「あなたのお父さんは、すでに先立っていらっしゃるので、あとはお母さんに孝行して
  あげてください、という意味ですよ」

W「父が亡くなっていることを、なんでご存知なんですか? 」
S「だって、あなたを助け出してほしいと、
  あなたのお父様から、ご依頼をいただきましたからね」



W「えっ、父から?! 」
S「ええ、あなたが肉体の死を迎えられた時に、あなたを迎えにおいでくださったのは・・・」

W「父だったんですか?! 」
S「お気づきになりましたか?・・・せっかく、先立っていたお父様が迎えに
  おいでくださったのに、あなたはコミュニケーションを遮断して、この世に留まって
  しまったんですよ」

W「だから、困り果てた父に頼まれて、私を助けに来てくださったんですね・・・」
S「ええ。その通りです」

W「私、父とは、父が死ぬまで、ずっと仲が悪かったんです・・・父が死ぬ前の数年間は、
  特に関係が悪くて、何年間も口をきいていなくて・・・父が死んだ時も、父の顔なんか
  見たくなくて、病院に行かなかったんです・・・父のお葬式でさえも、すっぽかして、
  行かなかったんです・・・お墓参りなんかも、したことがなかったし・・・だから、
  まさか、父が迎えに来てくれたなんて・・・」
S「思いもしませんでしたか? 」

W「はい・・・」
S「でも、確かに、私に依頼をくださったのは、あなたのお父様の魂ですよ」

W「なんで・・・あんなにひどい娘だったのに・・・私のことを、恨んでいないのでしょうか? 」
S「ええ、まったく」

W「何で、恨まないんでしょうか? ・・・こんなひどい娘なのに・・・」
S「それはね、きちんと死に切って、光の姿に戻った方々は、怒りや恨みといったマイナスの
  感情を完全に失って、愛そのものになるからなんですよ」

W「愛そのもの? 」
S「ええ、あなたも、本来は、愛そのものなんです・・・だから、あなたも本当は、
  お父様を、心から愛せるはずなんですよ」


W「あの父が・・・大嫌いだった、あの父が、
  こんな私でも許して、迎えに来てくれたなんて・・・」
S「そう、お父さんが、今では愛そのものの姿に戻って、あなたに、生前のことを
  詫びたがっていらっしゃるんですよ」

W「いえ、そんなこと・・・父が私に詫びることなんて、何にもありません!
  ・・・悪いのは、私の方だったんです・・・いつも、父に反発ばかりして・・・」
S「それじゃ、今こそ、お父様とお話したいと思いませんか? 」

W「思います! ・・・父は、どこにいるんですか? 」
S「あなたが交信を遮断しているだけであって、今この瞬間にも、あなたと一緒にいて
  くださっていますよ・・・お父様に、呼びかけてあげてください」

W「・・・お父さん・・・」
S「・・・・・」

W「・・・あっ、お父さんだ! 」
S「ほら、すぐそこに、一緒にいてくださったでしょ? 」

W「お父さん、ずっとそこにいてくれたの? 」
S「お父様は、何とおっしゃっていますか? 」

W「ずっと一緒にいたのに、お前が逃げ出しちゃったから、
  Sさんにお願いするしかなくなったって」
S「ははは! 」

W「お父さん、ごめんなさい・・・」
S「・・・・・」(微笑)

W「私、ずっと悪い子だったし、死んだ後さえも、こんなに悪い子で・・・」
S「お父様は、許してくださってるでしょ? 」



W「はい、私のすべてを、温かく包み込んでくれる感じです
  ・・・ああ、なんて、いい気持・・・」
S「それじゃ、お父さんと一緒に、光の世界へ、戻ってくださいね! 」

W「はい・・・」
S「・・・・・」

      <感謝合掌 平成24年3月29日 編集済み 頓首再拝>

先立った息子の魂との再会 (7316)
日時:2012年03月05日 (月) 05時01分
名前:伝統

(13)先立った息子の魂との再会

W「・・・あっ! 」
S「どうしましたか? 」

W「父と一緒に、光の世界に戻ろうとしたんですけど、そしたら・・・え〜っ! 」
S「大丈夫? 」

W「はい・・・あまりにも、びっくりしたので・・・」
S「お父様と一緒に、誰かいたんですね? ・・・
  お父様と一緒に、あなたを迎えに来てくださっていた御方が・・・」

W「はい、息子です・・・私が昨年末、3番目に産んだ子で、
  生後すぐに亡くなっちゃった、あの息子です! 」
S「それは良かった! ・・・赤ちゃんだった息子さんの魂がね・・・」

W「あまりにも悲しくて、ずっと忘れようとして、思い出さないようにしてきたけど、
  ほんとは一日も忘れたことがなかった・・・」
S「息子さんの魂は、お元気ですか? 」

W「はい、ピカピカに輝いて・・・なんだか、大人みたいにしっかりしてる感じです」
S「死んだ時には赤ちゃんでも、その正体は、立派な魂ですからね
  ・・・息子さんは、何とおっしゃっていますか? 」

W「お母さん、あななに早く死んじゃって、ごめんね、って
  ・・・お母さんは、自分のせいじゃないかと自分を責めてたけど、
  僕の体はあれだけの寿命だったんだから、ぜんぜん気にしないでね、って・・・」
S「生後すぐに死んでしまう人生を、計画することもあるんですね? 」


W「はい、あるんだそうです」
S「そんな短い人生に、どのような意味や価値があるんでしょうか? 」

W「その人によって異なるけど、きちんと意味や価値があって、短い人生を計画するんだ
  そうです・・・それに、自分の寿命をあげることで、他の誰かを助けることさえも・・・」
S「ええっ、寿命をあげる? ・・・そんなことが、できるんですか? 」

W「はい、できるんだそうです・・・自分が短い人生で終ることによって、
  両親や兄弟姉妹の命を救ってあげることが・・・」
S「しかし、そんなことをしたら、相手の寿命を変えてしまうことになって、
  相手の人生計画を混乱させるだけじゃないですか」

W「いえ、相手の寿命を必要以上に延ばすんじゃありません・・・この物質世界で生きていると、
  もともと決まっていた寿命よりも早くに、体が機能を失ってしまうような緊急事態が生じる
  ことがあるので、ほかの誰かが寿命をあげることで、奇跡的に救うことができるんだと
  ・・・息子は、そう教えてくれています」
S「息子さんは、誰の命を救ったんでしょうか? 」

W「主人・・・主人だそうです! 」
S「息子さんが早くに亡くなったことで、ご主人の命を助けたんですか? 」

W「はい、このままだと、数年後に主人が予定外の難病に冒されて、体の寿命が予定外に早く
  終わってしまうことがわかったから、その後に生まれてきた息子が、自分の寿命をあげる
  ことで、主人を救ったんだそうです」
S「そんなことが、あり得るんですね・・・どうして、息子さんは、
  自分の命をあげてまで、ご主人を救ったのでしょうか? 」

W「それは、私がこの災害で亡くなる運命だったから、主人までが数年後に亡くなってしまうと、
  息子の姉たち・・・私から見た娘たちが二人きりになって、生きていくのが大変になる
  ところだったからだそうです」
S「う〜ん、それは息子さんは、素晴らしい人助けをしたものですね! 」

W「はい、この震災で亡くなるという私の運命は変えられないけど、主人の場合は、予定よりも
  早くに亡くなってしまう恐れが大きかったので、寿命をあげることが可能だったそうです」
S「そんな立派な息子さんと、素敵なお父様の魂に迎えられて、
  あなたは本当に、幸せ者ですね」

W「はい、その通りです・・・私はこの父と息子を、誇りに思います! 」
S「それは良かった! ・・・めでたし、めでたし、ですね」



W「はい! 」
S「それじゃ、そろそろ、光の世界へお戻りになりますか? 」

W「はい・・・」
S「・・・・・」

      <感謝合掌 平成24年3月29日 編集済み 頓首再拝>

もうすぐ1年 (7401)
日時:2012年03月08日 (木) 05時05分
名前:伝統

”不成仏霊化寸前の魂(主婦)との対話”については、ここでほぼ完了しております。

そこで、次回からは”既にあの世へ移行<成仏>した魂(男性)との対話”へと移っていく予定に
しておりますが、今回はその前に、別の特殊な能力を有している人による情報を紹介しておきます。

辛辣な内容ではありますが、今の日本の世相を見ると、個人的には頷ける部分があります。
(信じる信じないは自己責任でお願いします)


・・・・・・・メルマガ「☆☆☆通信(2012年03月06日)」より

◆もうすぐ1年

3.11 もうあれから1年が過ぎようとしてるんですね。
長かった1年。
早かった1年。

人によって違うと思います。
まだ終わってない。
だけど始まってる。

止まってても、しょうがないから人は動き出すんです。

まだ止まってる人。
止まってたらそのままだょ。
止まったままの人生になっちゃうよ。

辛くても。
苦しくても。
死にたいと思っても。
人は、生きて前に進んで行かないとならない。

大勢の亡くなった方々。
ご冥福をだなんて言いませんよ。
だって多くの人達(魂・霊)がこの世に居る状態で成仏していないのです。

ある意味、2次災害と言ってもいいんじゃないか・・・
居残ってる霊達が生きてる人を頼って憑いてしまうんだもの。

震災で家族や大切な人を亡くされた方には
酷い事言うなって怒られそうたけど私の視点から言わせてもらいます。

見えない、感じない、聞こえない、わからない人達が多いんだから。
亡くなった家族の状態も知りえる訳がないのは当然で
だから、亡くなった遺族が関係ない他人にまで 迷惑をかけてる事なんて思いもよらないだろうね。

特にこう云う死に方をした人達には
絶対成仏して欲しいと思ってるから、絶対成仏してると思い込んでると思います。

それどころじゃない。
生き残った自分達が生きるので精一杯で
亡くなった家族の事まで心配する余裕もない人達も多いでしょうね。

それはそれで、わかるんですよ。
でも、目を向けて欲しいです。
他人が金銭まで負担して成仏させてる事実があるんです。
それは私から見て二次災害と言えるんです。

遺族のみなさんも、目を向けてほしいです。
自分の家族の事は自分でなんとかして欲しいです。

考えたく無いとか自分の都合の良いようにしか考えないとかじゃなくて

実際どうなんだろう?   と考えてみて下さい。

            <感謝合掌 平成24年3月8日 頓首再拝>

昇天していた魂からの依頼 (7421)
日時:2012年03月09日 (金) 04時55分
名前:伝統

(14)昇天していた魂からの依頼

W「・・・あっ! 」
S「・・・また、何か? 」

W「ええ〜っ、そんな・・・」
S「あなたが光の世界に戻る決心をしたことで、あなたの波調が高まってきたので、
  色んな能力が開花してきたり、さまざまな存在とコミュニケーションができるように
  なってきたんですね・・・今度は、どなたが現れましたか? 」

W「高校の時の、私の先生・・・不良生徒だった私を、我慢強く立ち直らせてくれた、
  ニゴリカワ先生が・・・」
S「今回の震災で? 」

W「はい、大津波にのまれて・・・」
S「その先生は、きちんと光の姿になられていますね? 」

W「はい」
S「あなたに、話しかけてくれているんですね? 」

W「はい・・・でも、私だけでなく、Sさんにもお話があるそうです」
S「私にですか?! 」

W「はい・・・Sさんと、つなげてほしいと・・・」
S「わかりました、それでは、その先生の魂の波調を、私に教えてください。そうすれば、
  まるでラジオの周波数を合わせるように、私が先生の波調に合わせますから」



W「でも、ニゴリカワ先生の魂の波調を、どうやって、Sさんに教えればいいですか? 」
S「あなたと、その先生は、もう、つながっていますよね? 」

W「はい」
S「その先生の個性は、魂の波調として現れるんです・・・波調は単なる数字ではなく、
  宇宙に蓄積されている、時間も空間も越えた多様な情報の組み合わせであり、
  無限大の種類がありますから、宇宙の中で、その先生の魂に該当する波調は、
  ただひとつだけなんですよ」

W「ますます、わからなくなってきました・・・」
S「それじゃ、余計なご説明はやめることにして・・・とにかく、その先生をイメージして、
  私のビジョンとつなげてみてください」

W「それなら、できそうです・・・」
S「・・・・・」

W「・・・・・」
S「・・・あ、こんにちは! 」

W「つながりましたか? 」
S「ええ、つながりました、どうもありがとう」

W「あ〜良かった! 」
S「それじゃ、私と先生とで、直接にコミュニケーションしてますね」

W「はい」
S「あなたが、彼女の言うニゴリカワ先生ですか? 」

M「はい、私は、ニゴリカワ**という名前の男性として、暮らしていました」
S「私に、どのような御用ですか? 」

M「お察しの通りです」
S「・・・ご家族に、伝言があるのですね? 」

M「はい」
S「あなたの居場所について! 」

M「はい」
S「あなたの現在の居場所ですか? それとも、あなたのご遺体の居場所ですか? 」

M「両方です」
S「ご遺体の場所も、お教えして良いのですね? 」

M「はい・・・家族は、いま、****の***の避難所におります」
S「お教えすることが、必ずしも望ましい結果を生むとは限りませんが、よろしいですか? 」

M「はい、大丈夫です」
S「わかりました。あなたのご遺体は、今どこにありますか? 」

M「海の中です」
S「ご遺体の引き上げを、お望みですか? 」

M「いえ、引き上げることはできない、深くて遠い場所にあります」
S「そこまで流されたのですね? 」

M「はい」
S「だいたい、どのあたりですか? 」

M「**半島の沖、**の方向に**キロあたりです」
S「漂っていますか? 留まっていますか? 」

M「漂っていましたが、今は留まっています」
S「お一人ですか? 」

M「いえ、ともに流されてきた、多くの仲間たちと一緒です」
S「だから、寂しい場所ではないので安心するようにと、
  ご家族にお伝えしてよろしいですね? 」

M「はい、ぜひ」
S「ご家族はきっと、あなたのご遺体が、一人ぽっちで寂しい場所にいるのではないかと、
  ふびんに思っていらっしゃるでしょうからね」



M「はい、そうなんです」
S「わかりました・・・それで、あなたのご遺体ではなく、
  あなた自身は、今どちらですか? 」

M「ニゴリカワ**としての人生を終えて、もちらに戻ってきました・・・というか、
  本当は、ずっとこちらにいたのですが」
S「ずっとそちらにいた? ・・・あなた自身というか、あなたの正体は、ずっとそちらの
  光の世界にいながら、こちらの物質世界で生きるニゴリカワ**という名前の肉体の
  脳とつながりながら、その人物の人生を体験していたというわけですね? 」

M「はい」
S「だから本当は、『来た』とか『還った』という表現も、正しくないというわけですね? 」

M「はい、私自身は、ずっとこちらの世界にいたことを、死んで肉体を離れてから思い出し
  ました・・・本当は『離れる』のではなく、『脳とのつながりを終える』ということなの
  ですが」
S「なるほど、もともと、あの世とこの世を行ったり来たりするわけではなく、あなたの正体は
  そちらの世界にいるままで、こちらの物質世界に存在する一つの肉体を選んで、その脳と
  つながり、その肉体を操作しながら、人間として生きる人生を経験する・・・そのことを、
  『生きる』と表現するのですね? 」

M「その通りです、物質世界で生きているうちは、
  そんなこと、まったく想像していませんでしたが・・・」
S「でも、死後にも自分の意識が存在し続けるということは、信じていたのですか? 」

M「いえ、信じていませんでした・・・というか、そんな考えはバカにしていましたから、
  ふだん考えることもありませんでした」
S「それでは、死んだら驚いたと? 」

M「はい、ビックリしましたね」
S「肉体的な意味で死んだあと、あなたはどうなりましたか? 」

M「気がつくと、体の上に浮いていました・・・」
S「死の瞬間は、苦痛でしたか? 」

M「いえ、それが、なぜか、苦痛ではありませんでした」
S「あなたは波にのまれて、肺に水が入り、呼吸ができなくなったはじなのですが、なぜ、苦痛
  を感じなかったのでしょう?・・・この世の常識だと、猛烈な激痛に苦しむのでは
  ないかと、思われますが・・・」

M「それがですね・・・呼吸が困難になり、死を覚悟した瞬間・・・つまり、肺に水が
  入ってくる前に、あらゆる肉体的苦痛から解放されたのです」
S「それは、たとえば、脳が死を察知して、全身の神経から伝わってくる情報を、
  すべて遮断したのでしょうか? 」

M「いえ、神経からは、生体反応として苦痛の情報が伝わってくるのですが、それらの情報
  すべてに関して、完全に無視することに決めたからだと思います」
S「なるほど・・・もはや、それらの苦痛情報は、脳にとって、何の価値もないと・・・いや、
  むしろ、安らかな死を迎えるための邪魔にしかならないと、脳が判断したのですね? 」

M「そうです、その通りです」
S「あなたに生じた、そのような現象は、誰にでも生じるものなのでしょうか? 」

M「はい、誰にでも生じるはずです」
S「・・・ということは、人は誰でも、死の間際には・・・少なくとも、死を覚悟した時
  からは、苦痛から解放されるということですね? 」

M「はい、ですから人はみな、死を受け入れた瞬間から、安らかになれるのです」
S「・・・ということは、このたびの震災で先立たれた方々も、
  みな最期は安らかな死であったと? 」



M「その通りです」
S「つまり、ご遺体がどのような状態であっても、その御方は、安らかな死をお迎えになったと
  ・・・そのように解釈して、間違いないのですね? 」

M「はい、その通りです」
S「言い換えれば、たとえご遺体がどれほどの損傷を受けていても、激しい苦痛の中で
  もだえ死んだ御方は、誰もいないと・・・皆様が、安らかにお亡くなりになったと、
  そういうことですね? 」

M「はい、間違いありません」
S「それは朗報です・・・私は、うれしくてたまりません! 」

M「どうぞ、ご安心ください」
S「それから、あなたはどうなりましたか? 」

M「自分の体の上空に浮かんでいて・・・」
S「そこで疑問があるのですが・・・あなたは肉体から離れて、人間的な・・・この三次元の
  物質世界の感覚から解放されたにもかかわらず、上下左右といった物理的な感覚を、
  お持ちだったのですか? 」

M「はい、まだ私は体から離れたばかりで、物質世界の感覚を完全に失ったわけではなかった
  ので、上下左右の感覚が、イメージとして残っていました」
S「実際に、ご遺体の上方に浮かんでいたわけではないけれども、あなたの感覚として、
  上方にいるようなイメージをお持ちになった、というわけですか? 」

M「はい・・・でも、物質世界の表現で言えば、上方と呼んでかまいません」
S「それでは、どなたかがお亡くなりになった時に、人間がご遺体の上方に向かって
  ご挨拶するのは、間違いではないのですね? 」

M「間違いではありません。我々の正体、つまり、人間の言う『魂』は物質ではありません
  ので、遺体の上方に物質として浮かんでいるわけではありませんが、そのようなにイメージ
  しながら遺体の上方を向いて話しかけるのは、物質世界で生きる人間にとって、ごく自然で
  適切な行為だと言えるでしょう・・・もちろん、ご遺体に向けて話しかけても、きちんと
  伝わりますので、方向にこだわる必要はありませんが・・・」
S「それから、あなたはどうなりましたか?」


M「先立っていた祖父母など、縁の深い方々が迎えに来てくれて、懐かしい想い出話に花が
  咲きました。もう逢えないと思っていたので、本当に嬉しかったです・・・お互いに、
  傷つけ合ったことを詫びたり、思い残していたことを話し合ったり・・・」
S「あれ?・・・いま終えてきたばかりの、ご自分の人生を思い出して、反省なさったりは
  しませんでしたか? 」

M「もちろん、人生の回顧も行ないましたが、先立っていた方々との交流と、どちらが先と
  いうわけではなく、すべてのことを同時に行なったという感じでした・・・なにしろ、
  体から離れると、時間の感覚が薄くなってくるので、何が先で何が後かというのは、
  どうでも良くなってしまうんです」
S「なるほど」

M「ですから、色んなことが同時に起こって・・・その中で、終えてきた人生で自分が
  犯してきた罪を確認し、反省し、傷つけてしまった人々に対して、深くお詫びしました」
S「あなたの謝罪の気持ちは、先方に伝わりましたか? 」

M「その人の魂に届けました」
S「つまり、その人が脳意識の水準でははっきり自覚しているわけではないけれど、
  魂の水準では、許してくださったと? 」

M「はい・・・理解と許しが、伝わってきました」
S「それは良かったですね」

M「それどころか、先方の魂からも、謝罪の意が伝わってきたので、驚きました」
S「なるほど、本当は、どこにも悪人はいないのだということ・・・お互いに、
  ある人間関係の問題状況における俳優を演じ合って、その葛藤を通じて学び合っている、
  ということにすぎないのですね」

M「はい、その通りです」
S「どんな嫌な相手・・・宿敵のような相手でもあっても! 」



M「はい、光の世界に戻ってしまうと、もはや敵など存在しません。
  誰もが、ひたすら謙虚に反省し、謝罪し合い、許し合います」
S「終えたばかりのあなたの人生は、どのくらいの長さでしたか? 」

M「55年余りでした」
S「幸せでしたか? 」

M「はい、生きている時には気づきませんでしたが、本当に幸せでした」
S「死後に、大いに反省することが多かったにも関わらず? 」

M「はい、反省すべき体験が多かったということは、学ぶべき点が多かったということであり、
  大いに生長した人生だったという意味でもあるからです」
S「人生とは、学びの場なのですね? 」

M「はい・・・でも、学びの材料には、苦しい体験だけでなく、楽しい体験も含まれています」
S「楽しい体験? 」

M「大いに遊んだり、気持ちの良いことをしたり・・・肉体を持って物質世界に生まれて
  来なければ味わえないような、さまざまな体験を通じて、人間は視野を広げたり、
  思索を深めたりしながら、成長するのです」
S「いかなる体験も、成長の材料なのだということですね?」

M「いえ、その表現は、適切ではありません・・・正しくは、いかなる体験であっても、
  学びの材料にして成長することが、人間として生まれた者の使命であるということです」
S「使命? ・・・学んで成長することが、我々の使命なんですか? 」

M「はい」
S「人間は、しばしば、自分の使命はなんだろうか、と考えてしまうのですが・・・
  使命というのは特殊なものではなく、日常の生活を通じて、きちんと体験し、学び、
  成長することこそが、使命なのだというわけですね」


M「はい」
S「つまり、逆に言えば、人間として生まれてきて、最もいけないのは、何もせず、
  何も思考しないことなんですね? 」

M「一時的な特殊な条件下で、わざと何もせず、何も思考しないようにして、かえって行動や
  思考の大切さを学ぶことはかまいませんが、その状態を長く続けるべきではありません」
S「しかし・・・この物質世界で、体験を通じて学び、成長するのが人間の使命だとすれば、
  このたびの大震災で、多くの幼い命、若い命が光の世界に戻って行ったのは、
  なぜでしょうか? 」

M「・・・・・」
S「もちろん、私自身は、どのような死にも、深い意味があると信じています。しかし、
  多くの遺族の方々の悲しみを満身に受ける中で・・・特に、子どもたちを失った親御さん
  たちの問いかけにお答えしようとする時、自分の回答能力の限界を感じてしまうんです」

M「・・・そうですね、それについては、私がお返事をするには、
  あまりにも重すぎる問題ですので・・・」
S「どなたか、お答えいただける存在が、いらっしゃいませんか? 」

      <感謝合掌 平成24年3月29日 編集済み 頓首再拝>

光の指導霊との対話 (7422)
日時:2012年03月09日 (金) 04時56分
名前:伝統

(15)光の指導霊との対話

光「いつも、見守っていましたよ」
S「充分な働きができず、申し訳ございません・・・」

光「あなたは、我々の要望通りに、『光の学校』を創り、多くの同志たちの援助を得ながら、
  立派に活動してきたではありませんか」
S「すべて、ご覧になっていたのですね? 」

光「あなたとは、いつも、つながっていますから」
S「でも、私が辛い時に質問を差し上げても、お返事はくださいませんでした・・・」

光「あなたは、ご自分の学びの人生を生きているのですから、あなたの人生についての問題は、
  あなた自身が自分で考えるべきなのです」
S「そうですね、おっしゃる通りです・・・そんことは、私も承知しております・・・」

光「大丈夫ですよ、もっと、ご自分に自信を持ちなさい」
S「はい、ありがとうございます」

光「いったい、何をお望みですか? 」
S「この機会に、ぜひとも、おうかがいしたいことがあるのです」

      <感謝合掌 平成24年3月29日 編集済み 頓首再拝>

大震災はなぜ起ったのか (7423)
日時:2012年03月09日 (金) 04時57分
名前:伝統

(16)大震災はなぜ起ったのか


光「地球に起きた物理現象としての大震災と大津波は、起きるべくして起きたことであり、
  運命というよりも、必然的な自然現象でした」
S「・・・ということは、べつに、何らかの大いなる意志が働いて、
  超自然的に引き起こされたわけではなく、純粋に地球の物理現象だと・・・」

光「大地震と大津波の発生そのものについては、純粋な自然現象にすぎません。
  ただし、その一方で、大地震と大津波がもたらした、さまざまな被害の種類と深刻さ
  については、あなたたち人類が、長年にわたる選択と行為の結果として受け取った
  ものです」
S「・・・それは、きちんと被害を予想しなかったことや、予想していても対策を実行し
  なかったことによる、因果関係の結果だということですね? 」


(政治に無関心なことについて)

光「あなたの行為は、闇の方向を示してしまうものなのです。
  闇の方向ではなく、光の方向へと進みなさい」
S「・・・その、闇と光の違いとは、何なのでしょうか? 」

光「その違いに気づくことこそが、あなたたちが人間として、
  物質世界に生まれていく課題であり、人生を生きる理由ではありませんか」
S「それがわからないので、こうして私自身も、苦しんでいるのです・・・
  どうか、教えてください」

光「それをお教えすることは、人間たちがみな解いている、人生という名の問題集の最終回答
  を、あなたに示してしまうことになります。そのようなことをしてしまうと、あなたの
  学びにならず、あなた自身が、今生を終えた時に悔やむことになりますよ」
S「・・・・・」

      <感謝合掌 平成24年3月29日 編集済み 頓首再拝>

この世に生まれてくる目的とは? (7424)
日時:2012年03月09日 (金) 04時59分
名前:伝統

(17)この世に生まれてくる目的とは?


光「お教えしましょう」
S「人間が、この物質世界に生まれてくる、その目的とは・・・」

光「信じることに挑戦するためです」
S「信じることに、挑戦する・・・」

光「この物質世界に生まれてくると、脳意識を中心とした、言葉による意思疎通が、主な
  交信手段となります。さからこそ、自由自在に非言語のコミュニケーションができる
  光の世界には存在しない、ある重要な感情を体験することが可能になるのです」
S「・・・それは、自分の意志や価値観を相手にうまく伝えられないという、
  もどかしい感情のことですか? 」

光「このもどかしい感情が高まると、そのような感情に変化しますか? 」
S「・・・相手の言葉が理解できなかったり、信用できなかったり・・・あっ! 」

光「そうです、そのようにして生まれる不信感、つまり、自分以外の存在を信じることが
  できないという、辛く悲しい感情を体験し、乗り越えていくことこそが、人間として
  生まれていく、主な目的なのです。そして、その体験を通じて不信感を克服し、自分以外
  のあらゆる存在を信じることに挑戦しながら、魂は自らを成長させ、ますますまぶしく
  輝けるようになるのです」
S「これまでの私は、人生の目的は、愛することだと思っていました・・・」


光「もちろん、愛することは、何よりも大切なことです。
  この宇宙で最も大切なこと、それは、愛することです」
S「かつて、私が死にかけた時にも、
  あなたは、同じようなことを、教えてくださったはずです」

光「誇り高く生きること、つまり、『自分は、愛そのものなのだ』という自信を、
  決して失わないようにと助言しましたよ」
S「なるほど・・・自分は『愛』そのものなので、『愛すること』は、人生の目的としては
  当然すぎるのですね? ・・・でも、その当然のことを、なかなか実践できないからこそ、
  生きることは難しいのですが・・・」

      <感謝合掌 平成24年3月29日 編集済み 頓首再拝>

大震災を受けて、日本の果たすべき役目 (7456)
日時:2012年03月10日 (土) 06時59分
名前:伝統

(18)大震災を受けて、日本の果たすべき役目

光「その意味では、日本が果たすべき、はるかに大切な使命があることに、お気づきですか? 」
S「日本が、世界に対して果たすべき、それほど大切な使命があるのですか?
  ・・・それは、日本が直面した、このたびの大震災と、関係があるんでしょうか? 」

光「その通りです」
S「う〜ん・・・それほど大きな問題になると、私には思いつきませんが・・・」

光「あなたなら、おわかりになるはずですよ」
S「私になら? 」

光「あなたが住んでいる場所と、あなたが就いていた職業とを、兼ね合わせてみてください」
S「・・・私の自宅があるのは、東北地方の福島で・・・私は現在はカウンセラーと経営コン
  サルタントをっしており、2年前までは、○○大学などで経営学の教授を・・・私自身も
  被災したものの、幸運なことに、命も家も失っていませんし・・・」

光「今は、何にお困りですか? 」
S「福島に住んでいて、何が困るかと言えば、放射能問題です・・・家族も友人たちも、外出
  するのも怖いと・・・実際に、多くの人たちが、福島から転居を考えています・・・」

光「そのような状況に直面しながら、あなたは、世の中に対して、どのようなメッセージを
  発したいですか? 」
S「・・・私はこれまで、政治的なことには興味がなく、著書の中でも、余計な敵を作って
  しまうような政治的な発言は、極力控えてきました」

光「もちろん、あなたが思想的・政治的な中立を守ることで、多くの人々が、あなたを信用
  してくれたことは、よく存じています。しかし、あなたは今でも経営学会に身を置き、
  いくつもの経営コンサルタントを行なっている。経営学者ではありませんか」
S「はい、それはそうですが・・・」


光「したがって。思想的・政治的な中立を捨てるのではなく、あくまでも経営学者として、
  世の中に意見をすれば良いのです。それも、実際に、福島で被災した経営学者として」
S「私に、どのような発言を求めるのですか? 」

光「あなたは、原子力問題を、どのように分析していますか? 」
S「賛成派と反対派に分かれており、賛成派の意見は、他の代替エネルギーに比べて効率的
  であることを主張し、反対派の意見は、もしも事故が起きたならば命に関わる危険性を
  主張しています。その他にも多種多様な論点がありますが、大きなものは、これらに
  集約されますね」

光「そして、あなたの意見は? 」
S「どちらの主張も、それぞれの立場から見れば、それなりの説得力があるので、自分の
  立場を決めかねているというのが現実ですね・・・もちろん、放射能の危険がある
  原子力発電所は、建てない方が望ましいことはわかっていますし、いずれは太陽発電
  などの代替エネルギーに代わるでしょうが、それまでの数十年間を、どのように乗り切る
  べきか・・・事故さえ起きなければ、原子力発電の効率性には一定の説得力があった
  のですが、このような事故が起きてしまうと・・・」

光「あなたのご意見には、効率性と言う言葉が、何度も出てきますね」
S「ええ、私は経営学者なので、どうしても、費用対効果という効率性、つまり、
  コスト・パフォーマンスを重視してしまうのです」

光「なぜ、それほどに、効率性が重要なのですか? 」
S「経営というのは、一定の利益を上げて、組織を維持することが大前提だからです・・・
  ぼろ儲けはいけませんが、世の中に貢献して、適正な利益を上げることは、経営の基本
  ですからね・・・このような基本原則は、経営学入門の授業の第1回目で話すような、
  初歩的なことですが・・・」

光「しかし、あなたはご自分の授業で、もっと深い議論を語っていませんでしたか? 」
S「ええ、私の授業の中では、経営とは、あらゆる経営資源、つまり人・物・資金・知識・
  情報・技術・経験などの価値を最大限に発揮させながら、あらゆる存在、つまり人間・
  生物・植物・地球・宇宙などの幸福を追求することである、と教えてきました・・・」

光「そうでしょう? あなたの授業で、あなた自身が、効率性よりも、
  幸福を優先していたではありませんか」
S「効率性よりも、幸福が優先・・・」

光「効率的な生活と、安らかな命のある健康な生活と、どちらが大切ですか? 」
S「それは、もちろん、命の方が・・・生きて入られてこそ、生活ができるわけですからね」

光「それならば、もうおわかりのはず」
S「・・・・・」

光「命に関わるものの経営においては、効率性は捨てるのです」
S「命に関わるものの経営においては、効率性は捨てる・・・つまり、もしも事故が起きたら
  多大な生命的・自然的被害が起きる原子力発電よりも、たとえ効率性が悪くとも、他の
  代替エネルギーに切り替えるべきだ、というわけですね」

光「・・・・・」
S「しかし・・・いずれは、『その昔、原子力なんていう発電方法があったんだって』と
  懐かしがられる時代が来るでしょうが、それまでの何十年間は・・・」

光「わかりやすいことですよ。命に関わるものの経営においては、効率性は捨てるのです」
S「つまり、代替エネルギーの開発のために、各国が協力し、惜しみなく資金と人材を投入
  して、開発期間をどんどん短縮しなさい、とおっしゃるわけですね・・・」

光「・・・・・」
S「しかし、現在、原子力関係の産業で生活なさっている、大変な数の方々の生活を、
  何らかに方法で保障しなければなりませんし・・・原子力業界の方々も、決して悪人と
  いうわけではなく、文明社会への電力の供給のために、懸命に頑張って来られた恩人
  なのですが・・・」

光「たとえどんなに難しくても、命に関わるものの経営においては、効率性を捨てるのです」
S「つまり、原子力業界の方々を、代替エネルギーや他の業界で上手に吸収して、みんなが
  生活できるように工夫すればよい、ということですね・・・いやぁ、それは大変だ・・・
  何十年もかかりそうですね・・・」

光「どれほどお金がかかっても、命に関わるものの経営においては、効率性は捨てるのです」
S「しかし、それほど効率性を無視する経営というのは、電力会社には無理ですから、
  これこそ国有化同然にして、電気料金や税金を大幅に値上げしなければ・・・それは
  それで、各界から異論反論が噴出すること間違いなしですね」



光「議論する必要もなく、命に関わるものの経営においては、効率性は捨てるのです。
  そのことを、世界に訴えていきなさい。
  それが、この大震災を通じて、日本という国に与えられた使命のひとつなのです」
S「しかし、そんなことを推進しようとすると、産業界から大きな妨害が入ったり、組織票
  が激減したりする恐れがあるので、挑戦する政治家が、どれほど存在するか・・・」

光「すべては、選挙民が決めることです。これまで、政治家を信用しないで投票に行かな
  かった、あなたのような有権者が数多く動けば、投票率が劇的に上がって、世の中は
  簡単に変わるでことでしょう。人間は、批判されるよりも、信用されることによって、
  自分を変えていくのです。政治家を信じ、経営者を信じ、社員を信じ、国民を信じ、
  世界の人々を信じるのです。信じられている人は、信じている人間に値する行動を
  行なおうとするものです」
S「信じても、本当に、大丈夫なのでしょうか? ・・・私自身、これまでも何度も、
  信じた人から裏切られて、『もう誰も信じるものか! 』と嘆き悲しんだ経験が
  ありますので・・・」

光「それでも、信じることに挑戦するのが、生きる目的であり、物質世界に生まれていく
  意味なのです」
S「そうですね・・・私自身も、これまでに人の信用を裏切ってしまったことが何度もありまし
  たし、私の知らないうちに、ほかにも多くの信用を裏切ってきたことでしょう・・・」

光「そのようにして、お互いに悪役を演じ合い、裏切ったり裏切られたりしながら、
  人は学び合い、成長させ合うのです」
S「お互いと言えば、たとえば、国家と国家も、しばしば対立したり、時には血を流しながら
  戦ったりしてますが・・・それもまた、学びの材料だということで、
  許されるのでしょうか? 」

光「対立を通じて学ぶことも、大きな学びのひとつです。
  しかし、人の命を奪ってまで戦ってはなりません」
S「それだは、国と国が戦争することは、いけないことなのですね? 」

光「人間は、いつの時代でも、血を流してまで戦わないことに挑戦しているのです」
S「ということは、国と国が、決して血を流さずに、たとえばジャンケンで戦ったり、
  オセロゲームで戦ったりするのであれば、問題ないのですね? ・・・首相どうじが、
  あるいは閣僚が揃って、国の威信をかけたジャンケン大会を、国連の会議場で行なう
  のであれば・・・」

光「それならば問題ありませんが、ジャンケン大会程度では、学ぶことも少ないでしょう。
  実際に殺し合ってはなりませんが、殺し合いたくなるほどの対立の中で、殺し合いを
  避けて信じ合うことに、大きな価値があるのです」
S「なるほど、試練や逆境というのは、大きければ大きいほど、
  それを乗り越えた時の学びの価値も、大きくなるというわけですね・・・」

光「その通りです。だからこそ、魂たちの学びの場である物質世界では、多種多様な試練の
  数々が、個人にも、家族にも組織にも、そして国家にも、次々に現れるように用意して
  あるのです」
S「それでは、私の住む、この日本という国は、これから、どうすれば良いのでしょうか? 」

光「日本は素晴らしい国であり、日本人はもっと自信を持ち、誇り高く生きれば良いのです。
  もちろん、世界のどの国も素晴らしい価値を持っていますが、その中でも、特に日本は、
  『さまざまな価値のバランスをとること』の重要性を発信することによって、
  世界を望ましい未来へと導く使命を担っています」
S「そのバランスというのが、精神性と科学性の融合であるとか、命を守るためには
  効率性を捨てるといった、難しい課題に挑戦することなのですね? 」

光「その通りです」
S「もしかすると、だからこそ、この日本の、原子力発電所が並ぶ地域で、
  大震災や大津波が起きたのでしょうか? 」

光「大震災の発生そのものは、地球の物理現象にすぎません。しかし、その大震災や大津波の
  発生する時期と発生場所に合わせるようにして、いくつもの原子力発電所を建設すること
  で、人類の歴史に残る過酷なな試練を体験できるようにしておいたのは、あなたがた
  日本人です」
S「・・・・・」

光「その日本という国だからこそ、今回の試練から大いに学び、その学びを世界に向けて発信
  し、地球で生きる人間にとって、本当に大切な価値観や思考方法が何であるのかを、
  問いかけることができるでしょう」
S「しかし、残念ながら、世界の中で、日本はそれほどの影響力は持っていません・・・」

光「どうして、自らの才能を、それほど疑うのですか? もっと、日本という国を信じ、
  日本国民の持つ力を信じ、世界の国々や人々を信じるのです」
S「国を信じるというのは、具体的に、どうすれば良いのでしょうか? ・・・」

光「先ほども言いましたが、国に参加することです」
S「国に参加する? ・・・」

光「ここは自分の国であるという自覚を持ち、自分の国を愛し、その愛する国家の経営に、
  きちんと国民が愛情を持って参加するのです。そのためには、まず、投票によって国を
  動かそうとする自分の力を信じて、自分の投票によって政治家が動いてくれることを
  信じなければなりません。日本人の多くは、自分個人の幸せの追求に走って、
  組織や国家の幸せを真剣に考えることを、やめてしまっているのです・・・」
S「・・・だから、政治に参加し、選挙にも参加して投票し、自分の国の未来を真剣に
  考えることが、大切だというわけですね」

光「国に対する愛情は、行き先を間違えると戦争になってしまいますが、たとえ国家間の
  対立が生じても、お互いに命は奪わないで済むような仕組みを構築することに、
  挑戦すれば良いのです」
S「う〜ん・・・やはり、国家間で対立が生じたら、政府首脳ジャンケン大会で決着する
  しかなさそうですね・・・」(笑)

光「そのようにして、いかなるテーマでもかまいませんから、国民が、きちんと国政に
  参加することです。時間をかけて、国の経営に参加する国民を育てていくのです。
  国際的な視野と、さまざまな価値観のバランス感覚を磨きながら、きちんと社会に
  参加する若者たちを、育てていくのです。このたびの大震災は、日本国民は、自分と、
  自分の生活と、地域社会と、国家との関係を再構築するための、最適な機会になった
  ことでしょう」
S「そうであれば、素晴らしいのですが・・・」

光「大切なのは、常に未来なのです。過去と現在から学び、未来へと活かしていけば良い
  だけのことです。さまざまな価値のバランスを取りながら、命のために効率性を捨て、
  戦いで命を奪い合うことのない世界を創造することに、挑戦するのです」
S「そのようなことが、本当にできるのでしょうか? ・・・」

光「あなたたち人間の力を、信じるのです」
S「・・・・・」

光「たとえ挫折したように感じても、何度失敗したように見えても、自分の力を信じて、
  あきらめずに努力し、勇気を出して挑戦するのです」
S「・・・・・」

光「暗闇に灯りを探し、倒れても起き上がって、何度でも挑戦するのです」
S「・・・・・」

光「人間であることに誇りに思い、日本人であることを誇りに思い、地球人であることを
  誇りに思い、この宇宙に存在していることを誇りに思って、努力し、挑戦するのです」
S「・・・・・」

光「試練に感謝し、逆境を喜び、自分を信じて、あらゆることから学びながら、
  大いに挑戦するのです」
S「・・・つまり、人生は、思い通りにならないからこそ、価値があるというわけですね? 」

光「その通りです」
S「しかし・・・いくら、思い通りにならないからこそ価値があるといっても、今回の大震災で、
  愛する人を失って悲しみ沈む方々を目の当りにすると、私はいったい、どのような言葉を
  かけて差し上げれば良いのか、途方に暮れてしまうことがあるのです・・・たとえ、愛する
  人がまぶしい光になっていること、そして、また必ず逢えることをお伝えしても、いま現実
  に、目の前に体を持って存在しなくなったことは、変えようのない現実なのですから・・・」


光「簡単なことです・・・ただ、ともに泣き、ともに悲しんで差し上げるのです。
  それほど深い悲しみに沈む方々には、残念ながら、あなたの論理的な説明や人生論など、
  何の効果もありません。そのような方々を救う方法は、ただひとつ・・・ともに泣き、
  ともに悲しむことにより、その御方の、『心の同伴者』になって差し上げることしかない
  のです」
S「心の同伴者? 」

光「説明しようとするのではなく、共有しなさい・・・導こうとするのではなく、寄り添い
  なさい・・・ただ、その御方とともに泣き、ともに悲しんで、心の同伴者であろうと
  するしかないのです」
S「その私に、見ず知らずの方々の心の同伴者になれるほどの力が、あるでしょうか? 」


光「挑戦しなさい。自分の力を信じて、相手の心を信じて、深く傷ついた方々の、
  真の心の同伴者になれるよう、努力し、挑戦するのです」
S「・・・・・」

光「挑戦しなければ、道は開けません。たとえ100回うまくいかなくとも、次の101回目
  には、うまくいくかもしれないのです。あきらめないで、挑戦しなさい」
S「・・・ありがとうございます・・・」

光「そのことを、世の人々に伝えなさい」
S「はい・・・」

光「世の中から『そんなことは無理だ』と笑われても、『きっとできる』と
  言い続ける役割を、あなたが担いなさい」
S「はい、わかりました・・・」

光「あなたを信じます」
S「私も、あなたを信じます」

光「いつも、あなたたちの学びを見守り、あなたたちの同伴者でいますよ」
S「・・・・・」(涙)

      <感謝合掌 平成24年3月29日 編集済み 頓首再拝>

体外離脱 〜 ヘレン・ケラーの場合 (7859)
日時:2012年03月30日 (金) 06時42分
名前:伝統


ヘレン・ケラーは12歳の時、自分の魂がアテネに飛んで行ってそこの景色を見た時に、
魂は時と場所に制約されないことを悟ったと言う。

ヘレン・ケラー 体外離脱体験報告の部分
http://www.youtube.com/watch?v=1lnXFlA_oWU&feature=relmfu


<参考スレッド”「奇跡の人」ヘレンケラー (2955)>
 → http://bbs2.sekkaku.net/bbs/?id=sengen&mode=res&log=582

      <感謝合掌 平成24年3月30日 頓首再拝>

臨死体験〜木内鶴彦さんの場合 (8525)
日時:2012年04月21日 (土) 04時51分
名前:伝統

木内鶴彦さんは、世界的に有名な彗星探索家ですが、過去に2度の臨死体験をしております。

(1)1回目の臨死体験

   22 歳の時(1976年)、上腸間膜動脈性十二指腸閉塞(俗称:ポックリ病)と
   いう珍しい病気にかかり、世界で例のない30 分もの呼吸・脳波・心臓停止の死亡状態
   から奇跡的に生還。、

(2)2回目の臨死体験

   2009年7月、皆既日食観測のため訪れた中国・杭州近くにて、
   胃からの大量出血による吐血と下血のために倒れた。
   その後、中国政府の援助もあり、約1カ月の入院ののち、日本への帰還を可能にした。
   その間、再びの臨死体験をした。

(3)36年ほども前の「臨死体験」の時は、この地球が生態系のバランスを取り戻し、
   再生地球として人々が幸せに暮しているビジョンは、たった0.001%。

   それが、2009年の中国での2度目の臨死体験で見てきたのは、
   その確率が、30%に上がっていた、と。
   
(4)動画:臨死体験報告  木内鶴彦さんの場合
   http://www.youtube.com/watch?v=e-gUqbnVrM4&feature=related

      <感謝合掌 平成24年4月21日 頓首再拝>

鮮明に覚えているあの世の風景 (9236)
日時:2012年05月17日 (木) 04時33分
名前:伝統

  *美鈴・著「あの世のひみつ」(P10〜P13)より

私には、胎内記憶と、母のお腹に宿る前の記憶があるのです。
あの世にいた鮮明な記憶があるのです。

私は、とてもあたたかい、優しい場所にいました。
景色は、あるようでない世界です。
というのも、自分の気持ちの状態で見える景色が変わるのです。

(中略)

物資などいっさいない、自分の思念が形を作り出す世界でした。

自分の姿さえ、心のあり方次第でいかようにも見えるのです。
思いの波長(想念)が、低いときは、老けて見えたり、
逆に、波長が高いときは、若々しく輝いて見えます。

この世(現世)でも、そういうことはありますが、あの世では、はっきり違いが表われるのです。
あるときは老婆、そして、あるときは十代というように同一人物とは思えないほどの
変身を遂げるのです。

といっても、いつも人間の姿でいるわけではありません。
普通の姿は、光です。
まわりにいた人たちも、みんな光でした。

イメージとしては、手のひらサイズの水晶が、発光している感じです。
人それぞれ、輝きも大きさも違いますが、金色の光の存在でした。

普通のあの世の色は、ピンクとオレンジに金を混ぜて水でぼかしたような色。
ふわふわとした、とても、気持ちのよい感覚に包まれている感じでした。

心は常に、愛に満ちあふれていて、その愛を、吐き出さなければどうにかなってしまいそうで、
あふれる感情に、苦しいと思うときさえありました。

その感情は、現世で私たちが人の優しさに触れて感動し、
涙があふれてくる瞬間にとても似ています。

愛に触れた感情のまま、その人へ「ありがとう」と言えず、涙も流せず、
こみ上げてくる感情をそのまま心に押し込めるような状態。
苦しいほどの感動を常に抱えた状態で、あの世では存在していました。

愛の感情の大きさで、まわりの人たちの光の輝き具合が変わっていたのかもしれません。
空を見上げれば、一面に金色の空が広がっていました。
とてもきれいで、少しの曇りもない、とても美しい金の光です。

なぜかみんな、その金色の空にあこがれ、そこに行きたいと願っていました。
私も「あの金色の光に溶け込んで、空と一体になれたら、この上ない幸せなのに」
と考えていました。

      <感謝合掌 平成24年5月17日 頓首再拝>

あの世の家族であるグループソウル (9312)
日時:2012年05月20日 (日) 04時21分
名前:伝統


  *美鈴・著「あの世のひみつ」(P13〜P16)より

まわりを見渡せば、大きい光と、小さい光があることに気が付きました。

大きい光は、ずっと遠くまで、ほぼ等間隔に浮かんでいます。
輝き方も大きさもそれぞれ違っていて、金色の空の輝きに近い輝き方をしている光ほど、
上のほうに浮いていて、輝きにくすみが混じった光は、低いところに浮いていました。

その大きい光に、私たちと同じサイズの光(小さい光)が出たり入ったりしています。
よく観察していると、くすんだ光が大きい光に入ると、大きい光もくすんで、下がります。
とても輝いた光が入ると、大きい光全体が輝きを増し、上がります。

「なぜだろう?」と、必死に考えた記憶があります。

すると、私も一つの大きな光の中にいたことを思い出しました。
そこで、謎は解けました。

私のいた大きい光の中の人たちが、何やらみんなで集まって、一人の人を囲んで悲しい念を
出しながら、泣いているのです。私も、何だか悲しさと不安感が押し寄せてきて、
その輪の中に混じって泣いていました。

泣きながら、なぜ泣いているのか考えました(この世で考えれば、順番が逆なのですが)、
泣いている原因は、大きな光の中の一人が、きびしい修行に出発するところだから。
この光の中にいるすべての人のために、きびしいつらい修行を自らに課したのです。

そして、その修行をまっとうしなければ、私たち全員がその責任を負わなければならないのです。

「なぜ、そんなきびしい修行にいかなければならないのか? 」
「自分の光は、空の色に比べると、くすんでるし、人それぞれ輝きが違うのはなぜだろう?」
「大きい光に、くすんだ光が入れば、大きい光全体が、くすみ、下がるのはなぜだろう?」
「とめどなくあふれてくる苦しいほどの愛、楽にするにはどうすればよいのか?」

次々に沸き起こってくる疑問の答えを得るために、あの世で必死に考えました。

霊的なことを発信している立場にある私は、あやしい存在だと思われがちですが、
実は、カチンカチンの現実主義人間です。実際に見たこと、聞いたこと、経験したこと
以外のことは、なかなか信用できない性質なのです。

それに人をだます嘘をつくことが、どういう結果を生むのかを、いやというほど見てきました。
自分がついた嘘のために、涙を流す人生を送ることになり、藁にもすがる思いで相談に
いらっしゃるひとたちにより、嘘のこわさを熟知しています。

ですから、この本に書くことはすべて、私がこの目で見て、実際に経験した結果、
わかったことだけです。

(以下略)

      <感謝合掌 平成24年5月20日 頓首再拝>

神界に少しでも近づこうとする光の家族 (9428)
日時:2012年05月24日 (木) 04時47分
名前:伝統

  *美鈴・著「あの世のひみつ」(P16〜P20)より

これから書くことは、実際に私が見て、聞いて、感じて、経験してきた、あの世のしくみです。

あの世では、すべての人がスーパーコンピュータ。
一瞬のうちにたくさんのことを学び、考えるのです。
私もそうやって、一つひとつ答えを導きました。

まず、私のいた世界は、一つの大きな光の中の上の部分。
そこを、みんなは「霊界」と呼んでいました。

現世でも、あの世の霊魂とコンタクトをとって質問すると、
「実際には名のない場所だが、霊魂のみの界すなわち『霊界』と呼ぶ」と、
教えてくれました。

そして、霊界のみんながあこがれる金色の空は、神界、神様の階層です。
神様とは、光の存在で、もともと私たち(小さな光)も、神の一部だったのです。

私たちはみんな、くすんだ光の存在で、完全に空(神界)と同じ輝きではありません。
なので、光をおぎなうための修行をして、少しでも神に近い輝きを得ようと努力するのです。

そして、神界に少しでも近づき、そのまま、空(神界)の光と一体となろう、
つまり、元いたところに帰ろうと願っているのです。
しかし、神界へは一人では変えることはできません。

みんなで行くのです。
みんなとは、大きな光の中の人々・・・これが、あの世の家族なのです。
グループソウルとも呼ばれています。

たくさんの無数に浮かんでいる、この大きな光こそ、あの世の家族。
そこから、出たり入ったりしている小さな光は、家族の一員です。

出て行く光は、修行(この世)へと旅立つ家族、
入ってくる光は、修行を終えて、故郷(あの世)へと帰ってきた家族だったのです。

きびしい修行を終えて帰ってくる光が、輝いていると、私たち家族がいる故郷(大きな光)は、
輝きが一つになって、上にフワーッと上がるのです。
そして、帰ってきた光は、みんなにほめられ、祝福を受け歓迎されます。

お土産話を聞かせるように、自らが修行で得た、かけがえのないものを、
故郷の家族に分け与えるのです。

一方、きびしい修行の途中で、すべてを投げ出して、
リタイヤして故郷に帰ってくる光もあります。
その光のほとんどは、暗く鈍い光を放っています。

そうした光が帰ってくると、あの世の家族はみんな、嘆き悲しみ、
「だから、いったこっちゃない・・・」と、落胆するのです。

そして、光が所属する故郷(大きい光)の、光がにごり、、
空(神界)から離れるように下がるのです。

そうしたプロセスを見て、気がついたのは、私たちはみんな、
光(魂)の存在であるということ。

あの世の家族みんなで、神界に帰ることを目的に、必死に力を合わせて努力しているということ。
そして、その家族一人、二人と、代表を選出して修行へと送り出し、あたたかく見守り、
陰ながら常に応援しているということ。

そして、修行の目的は、澄んだ光、神界に近づくための輝き、
すなわち、かけがえのない経験と感動を得ること。

見方によっては、小さな光の故郷の大きな光は、神界の輝きに比べると、少々の差はあるものの、
切れかけの電球とまっさらな電球のごとく違いがあるように見えます。

神界のように、何一つ曇りのない金色の輝きを得るために、
くすみを取り除こうとしているようです。

      <感謝合掌 平成24年5月24日 頓首再拝>



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