「これまでこらえていたが、心がほぐれました」 (2299) |
- 日時:2011年06月01日 (水) 12時29分
名前:歴史
2.「これまでこらえていたが、心がほぐれました」
(1)被災者へのお見舞いは、皇太子ご夫妻、秋篠宮ご夫妻と、皇室をあげてなされている。 皇太子殿下・妃殿下も4月6日、福島県などからの被災者約130人が生活する 東京都調布市の味の素スタジアムをご訪問された。
病気御療養中の雅子妃殿下が公的な活動で皇居外に出られるのは、約半年ぶり。 約1時間の予定を45分ほどもオーバーして、被災者の声に耳を傾けられた。
両殿下は子供たちにも「外で遊ぶことはありますか?」などと声をかけられ、 「友達と連絡が取れない」という子の話を聴かれた雅子様は「離ればなれなんですね、、、」 と心配そうに話された。
(2)皇太子様とともに、ひざを床につけて会話される雅子様に、 被災者が逆に御体調を気遣う場面もあった。
涙を流しながら両殿下と話をした福島県富岡町の小林順子さん(39)は 「話を聞いていただいてうれしかった。これまでこらえていたが、心がほぐれました。 私たちの目線に立って話を聞いてくれる方でした」と語った。
家族4人で両殿下を迎えた同県浪江町の高松せい子さん(60)は 「体調がすぐれないのに、雅子さまに来ていただいた。すごく嬉しかった。 だから私も『頑張ります』と言いました」
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