地形(主に、滝・巨石・山地地形)の掲示板
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No.341 2018年新年おめでとうございます 投稿者:滝おやじ 投稿日:2018年01月04日 (木) 13時30分 [ 返信] |
本年もよろしくお願い致します。 管理人 滝おやじ
画像は、小櫃川水系の黒滝 <諸元> 千葉県君津市折木沢所在 東大演習林内 小櫃川水系猪ノ川 硬岩の滝 比高11m 滝面の地層は上総層群黒滝層。岩質は礫岩層 順層。 滝面の形は面滝 帯瀑 張出型複合副滝 直下型。 滝壷(全面滝壺のようだが埋没) 黒滝不整合の模式地として、近年は山ヒルの宝庫として有名です。 なお、画像の水量は、大雨の後の状態。普段はこんなに無い。 <滝の成因と形成> 千葉県の滝では珍しい硬岩の滝で、上総層群黒滝礫岩層が、その上位層の黄和田層泥岩層に対して硬岩層として機能して滝が形成されています。 瀑布帯の形は、概念図に示すような形で、画像に示す現在の滝面は、図の左端の部分にあたり、滝の変遷ステージとしては2⇒4にかけて形成された部分です。滝の形成初期には図の1の所にナメ滝として始まった。 下図のように、1,別の場所に黒滝層の滝が形成、 ⇒2,黒滝層の上面の黄和田層泥岩を侵食して、滝と河道が水平移動し、現在の滝壺の位置に至る。 ⇒3,ナメ滝を形成したあと、その滝面下部を垂直に掘り込み壁状の滝を形成 ⇒4、さらに2つに分かれて掘り込み、現在に至る。といった滝の地形変化を生じています。
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