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No.197 巨石観察ノート2014年版16 石がよく見えるようになりました。その12。 投稿者:滝おやじ 投稿日:2014年05月26日 (月) 22時35分 [ 返信] |
画像は、甲石岩塊群を西側から見た画像。以前は草に覆われて、全貌がよくつかめませんでした。 影向石と同時に割れた、原甲石の1/6にあたる岩塊群の移動を示した画像です。 画面左に影向石、その奥に甲石が見えます。 影向石の右側にかってあった原甲石部分(赤い点線部)が赤線のように移動しています。 赤点線部分の分離した岩塊は、道の右側に4つ、足下に3つの計7つ見つかります。 産屋石・浮舟石・影向石などは、原岩からの移動距離が短く、自重でコアストーンの一部が割れて転落あるいは開口したと考えて、いかにもな移動位置にあります。 しかし、影向石と同時に割れたと思われる7つのうち、4つの岩塊は、大きく離れており、単に割れて転落したとは考えにくい移動状態を呈しています。飛び散ったという言葉がぴったりです。 各地の巨石の破断を復元しますと、破断岩片が破断の際に大きく移動している事例がしばしば見られ、自重による破断だけでなく、他の外力が加わっていると考えられます。 明瞭な例としては、岩手県一関市大東町大東の続石の破断例が挙げられます。 外力として一番あり得る形は、地震振動による爆砕という現象で、直下型の地震動による、岩塊の飛び上がりと落下の際に割れて、破片が飛び散る現象があげられます。 阪神・淡路大震災の時に、六甲山の花崗岩岩塊の破断・転落事例で見られています。
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No.198 4つの内最大の岩塊 投稿者:滝おやじ 投稿日:2014年05月26日 (月) 22時41分 |
道の右側まで移動した4つの内、最大の岩塊。 幅4.6m×奥行4,5m×厚2.0mの大きな板状の岩塊で、元の場所から最短で約5m移動し、緩斜面の表面に乗っている。 側面が、原甲石のコアストーン表面の球状面。上面は破断面。下面は?。
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