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No.31 花崗岩コアストーンの自壊破断2 投稿者:滝おやじ 投稿日:2012年10月10日 (水) 21時26分 [ 返信] |
山梨市上石森、石森山の第2弾。 画像は、山梨県山梨市の石森山の例。中型の大きさの単体のコアストーンが破断して、一方向に落下散乱しているのが、一目で分かる例。 最近岩塊の上にコンクリートの土台(それも自壊しているが)を作って、祠を載せてあります。元々は、祠のあるあたりを中心としたコアストーンがあって、それが、画面で左下がりの破断面で割れ、破断面の上の部分が、部分に割れて転落している。左端の球形岩塊は、回転して転がっていったものと思います。 破断面の右下には平行した割れ目ができていますので、破断面は元々の節理面と思います。 この事例は、破断が単純で、凄く分かりやすくて、良いなと思ったのですが、このコアストーンは、立地が山頂平坦面の平坦面上にあって大きく破断している唯一の例で、例外的な事例です。 石森山や近くの大石山の露出したコアストーンには、節理面がなく、それが破断する・破断しないの条件は、 (1)コアストーンの大きさが大きいと破断しやすく、小さいと破断しにくい。 (2)立地が平坦地であると、破断しにくく、遷急線であれば破断して、近くに散乱、斜面であれば、大部分破断して、斜面下部に移動し形をとどめない、・・・単純に傾斜が効く。と、現地で見とれます。 しかし、元々節理面があれば別ですよという例。
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