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- ジョ〜カ〜 - 2005年07月05日 (火) 21時48分
〜〜〜 第一章 夢へ 〜〜〜
「・・野球・・か・・。」
谷川将は、教室の壁に貼ってある野球部の張り紙をみていた。
谷川「・・野球・・やりてぇなぁ・・。」
谷川は中学校のころ、野球部のエースだった。 球速は130キロ以上出ていて、将来プロは確実だとも言われていた。 が、中3の最後の大会の前日に、肘を壊してしまいエースに名は消えた・・。
あの時以来、グローブもボールも触っていない・・・。
???「お、なんだ?お前野球部に入りたいのか?」
こいつは、中学生のときまでバッテリーを組んでいた甲斐俊介って奴だ。
谷川「ふ、まさかな。もう俺の右腕は使えないんだぜ?」
甲斐「・・・じゃあ、左を使えばいいんじゃねぇの?」
谷川「・・・・え!??」
そ、その手があったか。
谷川「おい、野球部に入るにはどうしたらいい!?」
久しぶりに野球って言葉を口にしたぜ。
待たせたな、ピッチャーマウンド。 今行くぜ!!
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