[20] 白い稲妻が描いた軌跡 |
- ジョ〜カ〜 - 2005年06月24日 (金) 20時02分
※この物語はフィクションです
白球
それは投げる人それぞれのクセに微妙に反応しどんな変化をもし得る なら、あの時魅せた球は・・
〜〜〜 プロローグ 〜〜〜
外角低めの直球。そこはいい選手でない限り完全にとらえることのできない場所。 キャッチャーはそこにサインを出してきた。 俺は首を横に振らず、モーションにはいった。 9回裏2アウト2ー3グラウンド中に緊迫した空気が流れる。 そして、手首からボールが放たれた。サインどおりの場所にボールがいく。
気づいたらグラウンド中に歓声が響き渡っていた。前を見るとキャッチャーミットに白球が入っていた。
ゲームセット!!
審判の声が響く。歓声はもっと多きくなりナインがよってくる。 おれは無意識にガッツポーズをしていた。
続く
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