odai04
[101]jessica
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2005年12月27日 (火) 14時36分
001 のばした手の小指がふるえた 002 僕が生きていくのに、必要なもの 003 ふはいすることば 004 くさりおちる、あい 005 そんな言葉でかたづいてくれたら 006 僕を信じるのは、そんなにむつかしかったですか? 007 そんなもの、なかったことにすればいいだけ 008 あまったるいゆびさき 009 いくつかの愛のはなし 010 ぼくのビスクドール
011 かすりとめた痛み 012 それは雨のあとのこと 013 ねぇ も一度だけ 014 かのじょの泪はとまらなかった 015 あわい うすい とり留めのない 016 しんでしまいたい やさしさ 017 バースディ、アンド、贖罪 018 既存する全ての言葉が安っぽく愛を叫ぶ 019 あなたの視界は濡れていた 020 「あなたの為にした事です」
021 あまいケーキすらゆるせる 022 だけど それ以上の言葉も僕は知らない 023 忘れちゃいやよ、かわいいひと 024 なじまない膏のせわしない傷み 025 彼の黒のハンカチーフ 026 凍結する夕暮れ 027 ぼくを穿つ目 028 彼らのその後の話は誰も知らない 029 うつくしい時代(例えば彼が此処にいたじかん) 030 しんおん、ちかい、ふたり
031 ぼくがきみをあいすることはない、もう 032 わたしがみえますか 033 わずかに ゆるりと 034 ほかになにが在るの 035 きみの宿り木、ぼくは糧 036 泥に沈む爪先 037 「愛している以外にどんな理由があるんですか」 038 ゆーたなじー 039 蜜紅 040 つきはなさないで
041 愛の紙切れ 042 かみさまの賭け 043 落ちていく髪の毛の、あの日彼が口づけた部分 044 ひとつになれない人間 045 あいする気ならばやめておいて 046 これじゃあ、猫のほうが雄弁だ 047 僕も同じように、待っていればいいですか 048 長い夢だった 049 再読、滔々、薄紅 050 焦げつく血糊
051 埋もれてしまえばいいのにと、きみを受け入れながら泣いた 052 舌についた傷 053 うつくしい獣 054 「あぁ、さびしいね」 055 きづいて、きづかないで、あいして、あいとはいわないで 056 ぼくの涙をあなたは嫌うから 057 君が足を踏み外す夜 058 あなたのしめった息 059 「わらわないで」 060 きみが泣いてしまうことだけが、こわくて、こわくて
061 魔法でもかけてもらいなさい 062 水面に浮かぶ花の名 063 「だけど愛してはくれないわ」 064 知っていましたか、たゆんだ空の美しい影を 065 あいしているという言葉は、吐息のようにはきだせるものだと、僕は知った 066 でも、涙はとまりません 067 お前、いつでもそう言うじゃないか 068 それは病気です。 069 何度でも■たらいいのに 070 さよなら バスには きみしか乗らない
071 マグダラ・マリアの接吻 072 きみのさいごの落とし物 073 ようこそ。あなたと私の終わりの世界へ。 074 含羞むきみの、たゆとう頬 075 「すきですあなたがたまらなくすきです」 076 焦げつく恋情は、いつか、燃えおちるよ 077 できないなんてことは、分かってるんだほんとうに。 078 空が紫にそまるころには 079 どうせいつか凡庸な幸せになっただろうか。 080 だけどそれすらも愛おしかったんだろうと、僕は空想する。
081 神様の声だとおもうことにする 082 ヴァイオリンはあなたの鳴き声でしたか 083 ごめんねなんていわないで、あともうちょっとだけぼくを騙して 084 きっと、もうじき 085 こんなぼくを愛してくれるひともいるんだよ、君みたいに 086 いつだってぼくは別れを予感する 087 「きみ、ぼくが好きだったの?」 088 一瞬の殺意、恒常的な焦燥 089 かわいい耳の薄い皮膚 090 やさしくなくても構わない
091 言い訳さえも嘘になる 092 お姫様お手をどうぞ 093 ひどいひどい正夢 094 あなたは愛をくれました。 095 かなしいくらいにウソばっかり 096 「わすれさせてください」 097 肯定なんかしたら、殺してしまうところだった 098 あたまがいたい、あなたがきらい 099 あんたの所為で泣くのは癪に障る 100 だけども、それでも、あいなのです
101 舌にのこる鱗 (声が枯れるまで泣いた夜があるかと君が問うた、僕のことなんか知らないくせに)
いけすかない貴方への言葉 01 愚かしいにも程がある 02 つぎはぎの悪意 03 明日の天気は雨ですよ。 04 悪寒のもと 05 「それは何の真似?」 06 偽善者 07 はいってくるな 08 そんなお綺麗な手でわかるはずない 09 僕を絶望へたたきこむ声 10 仕向ける男
にくたらしい情人への言葉 01 へたくそ 02 ぼくはワレモノじゃありません。 03 いつかこっちから捨ててやる 04 利己主義な愛撫 05 悪魔とのソレに似ている 06 愛情不要 07 ツバを吐きかけるはずの唇 08 「痛くしないで」 09 やましい手 10 それでもふたりは今夜も
いじらしい情人への言葉 01 ニーチェの言葉もよく知らないのに 02 こんなものを愛とはいわない 03 みだらな濡れた手 04 いとわしくいとおしい 05 きみのまわりだけ違う星 06 薄い胸 07 「もうきみはあいしてくれないだろうから」 08 涙ですか、拭きましょうか 09 やさしいひと 10 つかんでいたうでの柔い肉
うつくしすぎる情人への言葉 01 白いシーツ、白い手首、黒い髪 02 きえてしまいそうだ 03 汚れる気はありますか 04 かなしくなるふたり 05 今日がさいごの愛の真似事 06 声をだして 07 傘をかわりにおいてきた僕 08 みつよりはミルクのはだ 09 「泪だけはかくすのですね」 10 おいくらですか
寫眞のなかの貴方への言葉 01 あなたの髪はちっとも白くならないね。 02 そうやって笑うのは、いつもぼくが笑わせたときだ 03 真空パック 04 目をつむっても、息をとめても 05 何度もポケットの中で洗ってしまった 06 「見えないけど、右顎の下にほくろがあるんだ」 07 声がききたい、ぼくを叱って 08 隠しどった寝顔と隠しもった純情 09 口づけも告白もたやすいものです。 10 半分だけやぶれている
ひねくれ者の恋の唄 01 その謎は解かないほうがいい 02 信じているという口、どうでもいいという目 03 わたしが好きなうそ 04 「たとえばね、あなたがネコになったらね」 05 あの人の髪からは、むずがゆくなる人工の花の匂いがした 06 どうやったら、あんたみたいにバカになれるかな 07 きみの、ハリガネみたいな目がそそる 08 好きですけど、それがなにか? 09 怒った顔はかわいいのに 10 いつか捨てるなら今捨てて、でもその前に殴らせろ
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