【広告】楽天市場から大感謝祭を開催中エントリーお忘れ無く

徒然日記

何か記念に書いてください!

ホームページへ戻る

名前
MAIL  
URL 
件名  
内容  
アイコン  
/アイコンURL
/
文字の色  
削除キー COOKIE


真実はときに嘘よりも残酷
[91]jessica [ Mail ] [ HOME ] 2005年04月21日 (木) 20時58分
「ジェームズ、おまえを、あい…して、いる……」

 そう、それは。
 それはどんな嘘よりも。
 嘘よりも、残酷な真実。



「うそ、でも…うれしい」

 彼は笑っていたのかもしれない。泣いていたのかもしれない。今にも、叫び出しそうな狂気を内に宿したまま、彼は。




[92]jessica [ Mail ] [ HOME ] 2005年04月21日 (木) 21時02分
「我が加護を受けし、赤土の民よ。聞け、そして知れ。我が加護がそなたを守る。呪いは終わり、暁が訪れる。暁が何たるかを知れ。そこにあるものが何たるかを見よ。それが、世界の真理である………愛しいひと、ぼくの愛した貴方、貴方に。暁を、与える時が来た」



「今更道化を演じてみても事態は悪くなるに決まっている」
[90]jessica [ Mail ] [ HOME ] 2005年03月29日 (火) 18時12分
「とにかく、今は逃げる方がいいと思いますけど」

 割ってはいるような冷静な声に言い争っていた新一と快斗は口を噤んだ。珍しく誤魔化すような物言いではなく、率直に提案してみせた帽子屋にジェームズが瞳を瞬いた。

「めっずらし」

「何がですか?」

 深い紺の瞳がまっすぐに驚嘆の光で自分を見ているヘイゼルの瞳を見た。

「そのしゃべり方だよ」

「ああ、今更道化を演じてみても事態は悪くなるに決まってるでしょう?」

 くす、と笑う帽子屋は道化であって道化でない、ということの証明だった。



まるでその手の中に世界が在るかの様に
[88]jessica [ Mail ] [ HOME ] 2005年02月20日 (日) 01時57分
 榛色の瞳が瞬いた。
 望むままに、その目が自分だけに微笑むならば。万人は総てを彼に与えるだろう。きっと総てを彼の思い通りに、好きに、させるのだろう。
 世界でいちばん、人は彼を愛し、そして憎むだろう。

「ぼくは、ずっと見ていた」

 ぽつり。ぽつりと漏れる言葉。少しだ捻った蛇口から漏れる水滴のようだ。
 もういちど、瞼の向こうにヘイゼルが隠れた。
 そのときだけ、思考が彼から解放される。捕らえて放さない瞳から、自分へと戻ってくると、愛しいと、悲しいと思う。限りなく可愛いけれど、限りなく可哀想な瞳だ。

「いつもここから、世界が滅びるさまを見ている」

 見る、とは手に入れる事、自分のものにすること。

 与えられるまでもなく、彼は総てを手にしている。総てが、元々彼のものなのだ。
 欲しいと思うまでもなく、手に入ってしまうから、彼には欲しいと思うことがない。思った事がない。

 だから、ひとは彼を欲しがる。恣にしたい。その瞳を、心も。
 その瞳の色が子供のように変わるところ、人間らしくなるところを、ひとは見たい。手に入れたい。
 だが、彼は決してそれをひとには見せなかった。
 
 そうすれば、世界がひとのものになってしまうからだ。
 彼は自分の手の中に世界が在ることを知っている。
 だから、それを見た者は、まるでその手の中に世界が在るかの様に、残虐で傲慢で、それでも、そのひとの優位は揺るがない。
 そのひとはそれを見たからだ。自分のものにした。手に入れた。だから、その時から世界はひとのものなのだ。だからそれが当然なのだ。



はしばみ!
[87]jessica [ Mail ] [ HOME ] 2005年02月20日 (日) 00時47分
■Hazel : n.> ハシバミ。ハシバミ色(薄茶色)。 adj.> ハシバミ色の。
ヘイゼルの瞳という表現を昔どっかで読んだのですが、一体どんな色なのか、と思いつつまるで分からないまま読み進めていた記憶があります^^; さて、辞書ではハシバミ色=薄茶となっているのですが、「ヘイゼルの瞳(Hazel eyes)」という表現は、瞳の色を言及しているわけではなくて、「色を変える瞳」のことのようです。ルームメイトのKellyも、Sashaの息子さんのTristanもHazel eyesなのですが、例えば青を着れば目が青くなったり、光の加減によって緑っぽい茶色になったりする瞳のことをいいます。ちなみに髪の毛の色が季節に変わってホワイトブロンドになったり、ちょっとブルネットちっくになったりするアメリカ人はかなり多いと思います。これ結構面白いと思うのですが、アメリカの人は当たり前だと思っているようです^^;



極彩色の悪夢
[86]jessica [ Mail ] [ HOME ] 2005年01月29日 (土) 14時53分
 白い肌。透き通るように、美しいと言うよりも病的なほどに。一見くせっけにみえる黒髪は、さらさらと流れる水のように風に靡く。ふわりと微笑を象っている薄い唇。両目の青は海とも空とも例えられるほど、吸い込まれるように青い。
 どこからみても、少女と見間違えるほど、愛らしい顔。
 いや、それは少女にも見えないかもしれない。人形のような冷たさをもって、彼は存在している。
 神でもなく、人でもない存在としてそこに在る。

「会いたかったんでしょ?」

 世界樹の封印に捕らわれている彼に、よく似た顔が言った。
 見慣れている、けれど時々恐いほど綺麗な、ジェームズの顔だった。その唇から紡がれる、言葉も声も、とても優しげなものなのに対して、からかうような面白がっている口調。ざわり、と何かが動いた。目の前にいる、あれは何故か、とても悪いものの感じがする。

「僕の兄さん、きみらがずっと探してた、13銀」

 違う、と言おうとした声は、喉の奥で乾ききっていて、出てこない。
 今まで13銀だよ、救世主だと信じていたのが、実は偽物だったなんて、という気持ちが作用したのもある。

「むかーしむかし、ある古ーい名門の一族に双子の男の子が生まれました〜一族の予言者は言います。『紫紺は闇を、青碧は光をもって、世界を満たす』それを聞いた一族は青い瞳を持つ兄に、紫の瞳を持つ弟を贄に与え、世界を光でもって闇へと導こうとしました。しかし、一族の思惑を知った両親は、兄を連れて地上へと逃げて行きました。でも、天上人は地上では長く生きられなかったので、両親を失ったその男の子も死ぬはずだったけど、実は二人の男の子は天上人と祖先に人の血を持つ二人のこどもだったのです。時が経ち、光の力の覚醒と共に目覚めた兄は、天上へと連れ戻され、兄の贄として生かし続けられていた弟が再会しました。遅ばせながら、儀式を行おうと一族が弟を殺そうとしていたのを見た兄は、殺される直前に弟の闇が覚醒したのを見て、恐くなって逃げ出しました。弟は絶望の中で眼を覚ましました。あたりには廃墟だけです、天上のものはすべて闇へと変えてしまっていたのです。弟はひとちでした。弟は兄を憎みました。もう二度と会う事もない、と。しかし、兄は帰ってきました。あまりにも英雄面して帰ってきたものだから、弟は兄と取って代わってやろうと兄の精神を世界樹に封印しました。まんまと入れ替わった弟は、兄として地上で過ごし、そして、兄が愛した世界を消し続け、ついにはその最愛の友にさえその爪を伸ばしました………さあ、誰から死ぬ?」

 くすり、とジェームズだったものが笑った。びくりと、身を震わせた4人はじりじりと後じさった。

「恐がらないで、逃げないでよ。きみらがだーい好きな兄さんの前で殺してあげる。その血を啜らせて、肉を食わせる。最も深い罪の意識を兄さんに背負わせてやるんだ。それは甘く苦く血の味がする果実、エバが悪魔が化けた蛇に唆されて、アダムに勧めたエデンの禁断の果実の味だよ」




トリスアギオン
[85]jessica [ Mail ] [ HOME ] 2005年01月23日 (日) 21時46分
聖なるかな、聖なるかな、聖なるかな、万軍の神なる主
Sanctus, Sanctus, Sanctus Dominus Deus Sabaoth

主の栄光は天地に満つ
Pleni sunt caeli et terra gloria tua

天のいと高きところにホザンナ
Hosanna in excelsis

誉むべきかな、主の名によりて来る者
Benedictus qui venit in nomine Domini

天のいと高きところにホザンナ
Hosanna in excelsis



背徳綺譚
[84]jessica [ Mail ] [ HOME ] 2005年01月23日 (日) 21時44分
「実はわたくし、かつてはサタナエル、そう、サタネルと呼ぶ方もいらっしゃいましたね、とにかくそう呼ばれ、織天使(セラフィム)の地位におりました。今のベリアルという名は第一次天地戦争の後に反逆が神に悟られ、名を帰られて、力天使(ヴァーチャーズ)の副官の地位まで堕とされたのです。まあ、その前から肉欲の権化というか、超淫乱の上に色魔だったりして、上級天使の方々を堕落させることに心身を捧げていたんですけどね。姫はもうアスタロテからお聞きになったと思いますが、創世神は実験がお好きだったのですよ。そこで前にも言ったとおり、天使とは生まれて来るときは男でも女でもないもので、生まれてから変化がおこるのです。その時に薬物投与されましてね、男でも女でもなくなってしまったわけです。それでも、神はわたくしをいたく気に入っていたらしいです。セラフィタさまに次ぐ成功作としてね。アレクシエルやロシエルのように容易くは使えませんが、一応古の力、時間魔法を少しだけ使えたからでしょう」



H2
[83]jessica [ Mail ] [ HOME ] 2005年01月14日 (金) 00時14分
 だって仕方ないじゃないか。俺には野球しかないんだから。


「気が付いたら、投げることしか考えてないくらいやねんな…」

 稲尾は言う。せやから、しゃーないねん、と。

「野球のことしか考えてないよな。俺だって、毎日毎日ずっと打つことしか考えてなかった」

 長島は言う。だから俺は一生野球一筋、と。

「くそ親父だけど、褒められるのが嬉しかったのが最初だったけど、途中は野球が楽しくて止められなくなった」

 久里は言う。くそったれ、俺には野球しかないんだからよ、と。



 ねえ、あおいそらにたかくたかくあがったぼーるをみるのがきらいなこなんていないんだよ。

 ねえ、すきじゃなきゃやれないでしょ。きらいならやめえばいいじゃない。でもやめられないでしょう。

 ねえ、けっきょくはこころのおくそこから野球がすきなんでしょ。


 エイチ・ツー。

 いまからでもおそくない。
 まえだけみてれば、きっとだいじょうぶだよ。


英雄vひかり
[89]jessica [ Mail ] [ HOME ] 2005年03月28日 (月) 14時48分
「ひかり!」

 恐いんだ、本当は、彼女が選ぶべきは比呂だったんじゃないかって思うと。

「比呂のこと、好きか」




 自分でも、よくわからないけど。

「大好き」

 英ちゃんに言う「好き」と比呂に言う「好き」は確かに似てるけど、ちゃんと違うってわかってるつもりだよ?

「ばーか」



titles
[82]jessica [ Mail ] [ HOME ] 2004年12月27日 (月) 14時46分
眠れる姫に愛の手を
願いを叶えるティンカーベル
欠けたガラスの靴
毒林檎と甘いくちづけ
夢の世界に落ちた少女
とろりと落ちた赤い薔薇
3人の魔女がかけた魔法
夢を見たのはどちらかしら?
愛する者と愛される者
時にはどん底
アンシャンテ(はじめまして)
泣きたくなる。でも、泣かない
冷たい別れ
安らかな眠り
立ち上がる者達に幸いあれ
星の瞬き
構築された笑顔
人知れずひっそり
しでかしてしまった事
見透かされている嘘と真実
快楽志願
人形遊戯
愛玩一夜
刻印儀式
夢幻迷路
背徳綺譚
幸福後遺症
夜の散歩は、まるで秘め事
実体験の伴わない感情はリアルではないと言われた
欠落した感情と過剰気味な理性
ささくれたった心を鎮める幾つかの方法
慣れてしまった痛み 慣れてしまわぬ光景
言ってやりたい事は山程もあったが取り敢えず言うべき事はひとつだけ
望みは叶わず、祈りは聞き届けらた験しがない
溜息の代わりに紫煙を吐き出し、最早立派な中毒になりました
覚えられる事も無く、忘れられる事も無い存在が、此処に在る
ひとは心を伝える言葉を持ち、意思で沈黙を選ぶ
過去も未来もいりません。アナタとこうしている今だけを
身の丈に合わない夢を見る事は悲劇かそれとも喜劇か
窓から見えるお月様に下唇を突き出して悪態をついた夜
眠らぬ街の住人は目を覚ましたままで夢を見る
まるでその手の中に世界が在るかの様に
行くあてのない人の行き先なんて見当もつかない
たくさんの命の中で貴方に出会えた事
愛するっていうのは、決してはかる事の出来ない人間の底力
「今までどうもスミマセン。そしてアリガトウ、サヨウナラ」
「阿呆だ。絶対阿呆だと思っていたけど、やっぱり阿呆だ」
「私の挙動不審は今にはじまった事ではないので」
「ますます好きになりそうだ」
「今更道化を演じてみても事態は悪くなるに決まっている」
「なにが冗談なものですか、私は本気ですとも」
「そうね。私の存在がか弱いなら、貴方の方は(命が)儚いって事になるわね」
「格好悪ぃ!信じらんねぇ!!有り得ねぇっ!!!」
「お前を愛している男がどんな男かよく見ていろ」
「わお。気付いたら崖っぷち」
「こんな所で外面の良さが裏目に出るとは…いや、天晴れだ」
「流石、社交辞令の鬼」
「おのれ、夢とはいえ良いトコだったのに」
「優しくしなくていいよ。ムカツクから」
「愛情の押し売りほどハタ迷惑なものはない」
「そんな事ないもーん。なんてったって僕は恋人ですよ」
「俺は言葉が足らないらしいが、お前は記憶力が欠落しているな」
「無関心でかまわない、憎まれるよりはマシ」
愛の無法地帯
貴方しか見えない
屈折した優越感
ふみつぶされた憂鬱
ツキノナイヨル
歌姫は愛の歌が嫌い
自己拘束制御
善良性存在領域
恋愛生体機能
理想的危険区域
終末観測装置
実践的慈善行為
性愛指導要領
愛情返済不能
解除不能呪術
妄想悦楽傾向
儀式の終焉
人の夢とはかくも儚い
果てまで進んで引き返せ
真理は汝の隣人
希望的観測主義
理想の退屈
女神の接吻
彼誰者時の来訪者
短距離走者の躊躇い
真珠のピアスとダイヤのアンクレット
研磨された氷と琥珀の海原
黒い羊と誓約
星影と月影
零れた言葉と落ちた涙
夢のゆくさき
憂き世の恋と云う無かれ
夕焼けの中の仔猫
虚構の空
知らない人だから
その香りが私の心を掻き乱す
犬と猫、どっちが好き?
目を瞬いたその一瞬
お姫様の起床
唇だけじゃイヤ
崩壊の合図
誰か触って
見ない見えない
他人の視線
ストンと傷害なく落ち着いた
嫌い好き大嫌い
枯れたはずの涙
赤いコート
眠る子猫
この世の終わりが来たとしても
押し殺した感情は
きっと今でもそう思う
不名誉じゃない負けもある
「なにしてんの?」
「―・・っ///」
「嘘。絶対忘れるくせに・・」
「自惚れないようにな。子猫チャン♪」
「あ、ケーキもって来たよー?」
「愛してる。・・それだけじゃダメ?」
ナイショのキス
ごちそうさま♪
後ろから抱きしめる
口付けを落とす
優しく微笑みかける
ほのかに顔を赤らめて照れ笑う
図書館でお勉強
真夜中の散歩
ひとつぶの涙
成り行きまかせ
悲しみを強さにかえて
全てが終わる日
金木犀
めぐる季節に。
八面玲瓏・・・どこから見ても美しく透き通っていること。一点の曇りもないこころ。
清風明月・・・清らかな風と明るい月。
錦上添花・・・美しいものにさらに美しいものを加えること。
アンチテーゼ・・・ある理論、主張への反対意見。
モラトリアム・・・猶予期間。
ファシスト・・・独裁者。
カタストロフィー・・・破滅的な最後。破局。
振り払われた手
もうこないで
もうすぐ汽車がくる
あの日の事を思い出す
茨の森
ここで暮らそう
このままでもいいんじゃないか?
つややかな髪
あどけない笑顔
鏡のような瞳
未発達の乳房
膝を抱えて背中合わせ
濡れた頬の冷たさ
心のあたたかさを教えてくれた人
誰かを思いやることなんて煩わしいと思ってた
忌み嫌われた俺の生きる意味
ホーリーナイト
いつか出逢う貴方の為に
もっとずっと一緒にいたかった
あるがままの真実を
光があたるその日まで
遠くから呼ぶ声がする
舞う花びらに包まれて
僕は君にそっと手をさしのべる
その想いだけ抱きしめて
あんなに一緒だったのに
決して疑うことの無かった明日への約束
紅い血で染まった汚い手
大事な人が泣かなくてすむように、強く在りたい
一瞬見えた君の背の羽
僕らが見つける光
今、この世界をともに生きよう
泣いてもいいんだよ
会って分かった本当の思い。
言えぬ思い。ずっと思っていたい。
黒幕のお出まし。最後の決着。
空から突然降ってきたもの
目の前に現れるは、自分の影。
大空の向こうに広がるもの
雲から一筋の光が
泣き方を知らない
ここは秘密の場所
後ろから近付く足音
英雄という名の枷(かせ)
最初で最後の王様
止まってしまった時計
晴れた空に永遠が見える
斯くして世界は始まった
咄嗟に掴んだ腕
友情と恋の狭間
太陽は、ぼくの瞳
何となく惹かれた
一緒に、ね
その表情(かお)が
本当に大切なものはなんですか
正義と偽善は違うものですか
嘘とやさしさは切り離せませんか
幼い夢は儚いですか
その手に勇気はありますか
恋に溺れることは醜いですか
偽らない方が苦しいのは何故ですか
泣きたいときに泣けますか
どうしてあの人だけなのですか
信じていると言えますか
愛に理由は要りますか
雪解けは 始まりの響き
やわらかなつぼみ
花弁(はなびら)は雪のように
夜明けを抱きしめて
海の匂いに飛び込んで
もぎ取られた実り
人恋しき月見酒
白く凍える銀世界
ささやかなぬくもり
聖誕祭と星の夜
あたらしい太陽
空に埋もれる
その傷跡が消えるころ
解き放たれた過去
哲学の昼下がり
会いたい午後
星影にのびた影
神さまの気まぐれ
いいから黙って
となりに在る体温
出会いは運命
月も隠れる新婚初夜は…
蜜月の罠
ありふれた欠点
信頼よりも愛がある
わがままなやさしさ
甘い言葉と冷笑と
理由はすべて、君
君の名を呼ぶ
それは息を飲むような
この瞬間を待っていた
息が、つまるほど
けれどもこれは恋
極彩色の悪夢
爛れた薔薇
ずっとボクは離れない
空かける虹を行こう
何も言わなくていいよ
カーテンだけが揺れる12時の部屋
最後の一振りを少女に
くちびるにうた
世界が表情を変えた
足りない言葉を探すのは止めて
後で答え合せしよう
プライドはおきざりで
愛という名の偶像崇拝主義
インチキ恋愛ゲーム
教室…窓側の前から5番目の席で
音楽室…夕日の当たるグランドピアノ 
保健室…深紅の血がついたベッド
理科室…真夜中の理科室 教卓の下で
図書室…棚で隠れた死角 ニーチェを読んで
職員室…絶望 悲哀 エロスの涙を思い出した
校門…校門の前 誰もいない
不幸な笑顔より幸せな笑顔の方がいい
戦争は勇気ではない 逃げだ。
それでも僕ら、一緒にあるく。
悲しいなんて言葉だけじゃ到底表せない、そういう苦しみ。
幸せになっちゃいけないなんて言う神様、何処にいる?
始まりはとても些細で、終わりはとても残酷で
罪はそれを行っている者だけでなく、見ている人にもある
雨は全てを流してはくれない
星に手が届くあの丘で
虚しくなるほど青い蒼。
昨日そばにいた大切な人が、今日、いない
<無知>とはそれだけで<罪>なのだ
月が見れなくなったあの日
この涙で行き返させることが可能だろうか
剥ぎ取られた片翼を
地球のへりで泣き叫んで
言えない、「やめて」と。
憶えていて、この悲しみを。忘れないで、この愛しさを。
涙を零した死神



titles
[81]jessica [ Mail ] [ HOME ] 2004年12月27日 (月) 14時45分



そう、僕はあなたを。
見えない足枷
愛していました。心から。
砕けた浄化-カタルシス-
「消えた」と「死んだ」の違い
握り潰した言葉
せめて、凍りついたままで居たい。
こんなの解らない。そんなの要らない。
黒く眩しい光
知らなかければよかった
消え落ちる涙の軌道
雲が流れ風が吹き、空は笑った
背伸びして笑う向日葵の向こう側、青と白だけがやけに目に沁みて
空を見上げ夢を語る君の瞳に、今僕は映っているのかな
君にもし空を翔ける翼があるなら、僕はきっと風になろう
僕達の未来はただ眩しすぎて見えなかっただけ
君の言葉はいつだって僕のこころに響くんだ
僕の心は言葉という羽根になり、歌という風にのって君に届くだろう
このきらきらした一瞬をぎゅっとガラスの壜に閉じ込めてしまえればいいのに
日々長くなる影に、夏は色褪せていく
ふいに涙ぐみそうになったのは、眩しすぎる太陽のせいにしておいて
譲れない願いと孤独な強さを抱き、彼は其処に立つ
頑張れという言葉は残酷でしかないのに
その夢の眩しさに僕はまたうな垂れた
彼はまた言うべき言葉がそこにあるかのように虚空を見つめ
それなら僕は君のぶんまで笑おうか
そう言って俯く君の横顔は少しだけ傷付いて見えた
僕は精一杯の明るさで答えたけれど、多分上手く笑えていない
だって僕はあいつにはなれない
僕は君の中にしか存在意義を見出せないから
だからもう少しこのままでいてくれないか、なんてちょっと甘いかな
彼は大切な人を失った、そして僕には失うべき人すらいなかった
気が違ってしまいそうなくらい愛せる人がいたら、いいのに
だって僕は彼のようにきれいじゃないから
僕はいつもその優しさに救われるんだ
嘘でもいいから嫌いだと言ってくれたら
君のその純粋さはいつも僕を打ちのめす
僕は君が思ってるほどきれいじゃない
君の言葉はいつも空っぽだったじゃないか
僕らは少し遠くまで来過ぎてしまったようだね
もしもあなたがいるのなら、神様お願いです、どうかこの一瞬が永遠であるようにと
切ないから好きなのか、好きだから切ないのか
幸せは倍に、悲しみは半分に
愛の唄をうたって、あたしは不器用に君の声を拾ってみせるから
嘘だって気付いてた、それでも信じたかった
その一瞬が幸せなら僕はそれでいい
こういう愛し方もあるんだってこと
あなたの絶対は当てにならないもの
一番言いたかった言葉は出てこないまま、また笑った
偽者の真実、本当の嘘
運命なんてただの言い訳にすぎないじゃないか
正義はいつだって屈折している
僕らは見たいものを見たいように見ているだけで
真実はときに嘘よりも残酷
偶然が重なるとそれはもう偶然ではなくなるってこと
人間に平等なのは生きることじゃない、死ぬことだ
何かを選ぶということは他の何かを捨てるということだろ
優しさは常に優越感の裏返しだよ
死んだ人ほどきれいなものはないね
この戦いは、間違っている
何が正義で何が悪なのかなんて、誰にもわかるはず、ないのに
英雄は孤独だ、だから強い
生きていくことの重さに耐えられなかったのかもしれない
誰だって本当は神様を望んでいる
だってこの世に生まれるか否かってことだけは、本人には選びようがないじゃないか
誰かと同じ瞬間を共有するためさ
もうちょっと頑張ってみるか、この積み重ねで毎日が過ぎてゆく
どうして生きているのか、そんなの馬鹿げてる
僕はここにいる、ただそれだけだ
俯いて背中丸めて馬鹿にしたような薄ら笑い、悪いけど俺は先に行くよ
人を愛するのに理由が必要か?
そうやっていつも逃げてばかりで、一度くらい本気を見せてみろよ
恋愛と性欲を一番最初に結びつけたやつは天才だね
何もない、ああそうさ俺にはもう何もない
蹴飛ばしてしまえ、さよならの四文字なんて
いつ壊れてしまうのかと不安の影に怯えて、お前らそれで幸せか?
ここから先は不可知領域、もう後戻りは出来ないぜ?
俺の話はこれでおしまい、よくある話さ
もう何も見たくない聞きたくない、そう言って目を閉じ耳を塞いだ
不機嫌な灰色の空は、今日は人々に何を降り注ぐのか
ラジオから聴こえるのは、無意味な言葉に飾られた虚しいニュース
開いたままの蛇口からはとりとめもなく欲望が溢れ
プラスチックの夢が散らばった部屋であたしは一人
ヘッドフォンから流れる虚構の夢をノイズが必死にかき消そうとして
窓の外、四角く切り取られた空が今日はやけに遠い
あたしたちの絆はすれ違ったまま
正しいと信じていた神には顔がなかった
あんたの勝ち、俺の負け、悔しいけどね
俺は誰も傷つけないかわりに自分も傷付きたくない、卑怯な奴さ
投げ遣りに前向き、これ、俺の信条ね
地球が回ってようと太陽が回ってようと、俺には関係ないね
いいぜ、友達になろうじゃないか
あんたと一緒なら完璧、怖いものなんてない
何って、言葉どおりの意味だけど
まぁいわゆる自己改革ってやつをね
英雄になるのに条件があるなんて、誰が言った?破られた聖書、最後の1ページには何が書いてあった?
ストレート、ど真ん中、俺は完全に振り遅れ
軽い敗北感、でも嫌じゃねーぜ?
感傷的なのは俺には似合わない、そうだろ?
関係あるんだよ、大有りだ
あんたみたいな奴に限って長生きするのよ
俺なら格好悪くてもいい、何が何でも逃げてやる
物語のヒーローってのはちょっとださいくらいが丁度良いんだ
そうすれば、もう少し自分のことを好きになれるのかしら
そうこなくっちゃ、頼りにしてるぜ
どうして?そう訊かれたらこう答えればいい、太陽が熱過ぎたんだってね
しまった、でも気付いたときにはもう遅い
そんな風に真面目な顔をしないでよ
さっきまでの余裕はどこへいったの?
まいったな、最後の最後で切り札のジョーカーを見せられたみたい
なんとなく悔しいから、今はまだ黙っておこうか
一瞬全ての音が止み、世界はあたしたち二人きり
あたしだけが知ってる、なんて、傲慢かもしれないけど
頬が少し赤かったのは、夕日のせいだけじゃない
あんたは馬鹿だ、でもあたしはもっと馬鹿だ
世界がやっと動き出した、そんな気がした
今 この瞬間が全て
オリジナルブルー
ほほえみのとなりへ・・・。
six wings
青い鳥にのせて
夢の翼を拡げて
Endless Dream
「眼鏡、ヒビ入ってますよ」
「私が天才なら苦労はしない」(天才,万能)
この旗に集え
戦場に咲く花(散る花)
風の前の塵に同じ
全てが〜になる
光が進む
月に揺られて
花誘ふあらし
春の夜の夢
愛は惜しみなく
苦悩を突き抜けて歓喜に至れ
恋の至極は、忍ぶ恋
春遠からじ
秘すれば花なり
人は心よ姿はいらぬ
人もし汝の右の頬を打たば
求めよ、さらば与えられん
もの言わぬ言葉
弱き者よ、汝の名は
じつと手を見る
蒼穹
つみびと
ぬばたまの闇
「愛してる?冗談じゃないぜ」
「いいねえ。俺、そういうの好きよ」
「うわーマジでショックなんだけど!」
「えげつない・・・」
「お前ってそういう奴だよな」
「貴様・・・名を名乗れ!」
「悔しがってる暇なんてあるの?」
「結構なご身分ですこと」
「こっちが願い下げだ」
「さあ、行こうかお姫様」
「知ってるよそんな事」
「すんなり行くと思ったか、馬鹿め!」
「切羽詰まってんなあ、オイ」
「そうそう、その意気」
「体力ないねえ」
「力ずくしかないでしょう」
「疲れてるんじゃないのか?」
「天国まで道連れだ、覚悟しろ」
「遠いところがいい。誰も知らない遠くへ」
「何たる不覚!」
「ニヤニヤすんなよ、気色悪い」
「ぬるぬるしてて気持ち悪い・・・」
「・・・眠っ」
「野を越えて山を越えて、その先には何がある」
「はっ、笑わせるな」
「一つだけ言えることがある」
「ふらふらしてるのは捕まえて欲しいからですか」
「変人って呼ばれるのが結構快感だったりして」
「ほら見ろ、言った通りじゃないか」
「ま、いっか。私には関係ないし」
「未確認飛行物体ならぬ、未確認飛行生物か!?」
「無理無理、この辺で諦めときなよ」
「目を閉じて。顔を上げて」
「もう、知らない!」
「やだね。誰が何と言おうと」
「いいよ。もう、いいから」
「雪なんて珍しくもないけど・・・」
「ええ、そうですとも。どうせ私は馬鹿ですともっ」
「よく言うじゃない、何とかとハサミは使いよう、ってね」
愛の逃避行
at the end of rainbow(遥か彼方)
いつか夢に見た景色
誰もいない夜の海を泳ぐように
翼が欲しい
take me to the moon(私を月に連れてって)
フェアリー・テール
夢か、現か
青い春は青褪めている
思い返すと結構しあわせだった
何がどうなってこうなったのか
カフェオレというかコーヒー牛乳というか
冗談は冗談らしく、笑って言ってよ
価値が無いなんて言わないで
俺のほうが絶対お前のこと好きだって
泣きたいときにはそばに
君にはかなわない
青春と青空の比例式
迷子
「くしゅん」
姫を迎えに
気づいた想い
大好きと大嫌い
パーティーの招待状
ねずみとかぼちゃと
お城で迷子
12時の鐘
ガラスのくつ
ガラスの棺
初めての海の上
声がなくても
怪しい人影
助けたのはだぁれ?
君を呼ぶ声
読書と睡眠
淡い恋の色
消しゴム貸して
唇に夢を
恋、或いは愛か。
渇いた泪を舐めよう
胸元に這う舌
気のある振りの女と嘘吐きな男
貪る愛に溢れる欲望
濡れた唇に滴る水滴は涙か雨か…
私が死んでも貴方は笑うから
戸惑いながら肌を重ねた二人
わざと首筋に残した傷痕
君との接吻其れは泡沫の夢のように思ふ
愛と鎖と欲望と…
指の隙間から零れ落ちた愛情
愛欲のキスマーク
愛玩少女と其の主人
抱き崩れた体、震えていた唇
愛と欲望のバランス
例えばこの愛のように
甘い蜜が溢れた寵愛







Number
Pass

ThinkPadを買おう!
レンタカーの回送ドライバー
【広告】楽天市場から大感謝祭を開催中エントリーお忘れ無く
無料で掲示板を作ろう   情報の外部送信について
このページを通報する 管理人へ連絡
SYSTEM BY せっかく掲示板